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【J2:第31節 神戸 vs 福岡】プレビュー:今季初のユニバー開催は“奇策”攻略がカギ?ホーム連勝で神戸が首位追撃の狼煙を挙げる!?(13.08.25)

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真夏の3連戦の最後を今季初のユニバーで迎える2位の神戸。ハーフタイムに1000発の花火が用意された舞台で2連勝し、3位以下の突き放しを目指す。一方の10位・福岡は前節のアウェイ水戸戦で貴重な勝点1を積上げ、プレイオフ圏内進出を視野に入れた状態。第12節(5月)のファーストレグでは、神戸18本、福岡15本(計33)のシュートが生まれる好ゲームだったものの、スコアレスドローに終わった両者。昇格レースを考えると、今度こそ白黒はっきりさせたいところだろう。

そんな一戦のポイントの一つになりそうなのが、福岡の知将マリヤン・プシュニク監督の奇策。水戸戦では相手のフォーメーション(3-5-2)に合わせるミラーゲームを仕掛け、狙い通り勝点1を拾っている。また、次々とカードを切る攻撃的な采配で水戸をかく乱させてもいる。早い時間帯で3枚のカードを使い切ることに対しては賛否両論あるだろうが、前々節の長崎戦で勝点3を手にしている。坂田大輔、城後寿、金久保順ら個性の違うアタッカー陣を擁す福岡の采配には、神戸も警戒が必要になるだろう。

神戸の安達亮監督は福岡のマリヤン・プシュニク監督について「個人的には好きです。あれぐらいパワーがないとチームも大きく変わらないと思いますし。ただ、(対戦に関しては)今季も何試合か相手に合わせた試合をしているので…」と話す。蓋を開けてみないと何とも言えないが、“奇策”への心の準備は出来ているようだ。

もう一つ、今節のポイントを挙げるとすれば“CKバトル”だろう。7月のG大阪戦以降、神戸はCKからの失点が3つ。今季初の2連敗を喫したアウェイの岐阜と山形戦でもやられている。逆に福岡も失点こそ無かったものの、前節の水戸戦では相手CKへの対応がうまくいっていたとは言いがたい。神戸は前日練習でCKの守備を確認。膠着状態が続く展開なら、CKの攻防が明暗を左右する可能性もある。

いずれにしても、前節の東京V戦では「やっと本来の森岡になってくれた」(安達監督の試合後会見)という好材料もあった神戸。首位追撃の狼煙を上げる意味でも、この一戦は落とせない。

以上

2013.08.24 Reported by 白井邦彦
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