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【J1:第23節 新潟 vs 磐田】プレビュー:ホーム3連勝中の新潟は、スーパーサブ・FW岡本英也が『勝利打点』を稼ぐ。磐田は相性抜群の新潟戦で浮上のきっかけを。(13.08.27)

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新潟は現在ホームで3連勝中。8月最後のホームゲームの今節も白星で飾り、さらに勢いを付けたい。そのホーム戦に滅法強いのがFW岡本英也だ。ここまで後半途中からの出場が中心で、今季の4得点全て途中出場で挙げたもの。そのうち3点が決勝点だ。ここ一番で勝負強さ発揮する「仕事人」が、磐田戦でも勝負に直結するゴールを狙う。

磐田はここ7試合勝ち星に恵まれていない。順位も17位と、降格圏内でもがく状況が続く。ただ、前回の勝利は第15節の新潟戦だった。この一戦を、息を吹き返すきっかけにしたい。

好調ぶりは実感している。「守備でも動けていますし、攻撃も動き直しが増えている」。岡本は自分のプレーの長所を客観的に把握し、磐田戦に臨む。

前回の対戦時はスタメンで、無得点のまま後半14分に交代した。ホーム戦の今節、新潟のゴールゲットのパターンになりつつある、スタメンの田中達也に代わっての後半途中出場の可能性が高い。「もちろん、スタメンは狙っている。でも、途中出場でも自分のプレーをする自信はある」。

ここまでリーグ戦4得点は全てホーム戦の途中出場で決めたもの。そのうちの3得点、第7節横浜FM戦、第14節柏戦、そして前節川崎F戦が決勝点だ。残る1点、第19節清水戦も終了間際のダメ押しで、3-1と突き放したもの。名実ともにチームを勝利に導くゴールばかりを奪ってきた。

「要因は試合の入りがスンナリできている」から。意識しているのは、ピッチに入って最初のプレーでシュートを狙うこと。いい形でシュートを打てれば、たとえ外れたとしてもチームに勢いを与えられる。そして自分の役割を忘れない。1歩引いてボールを受け、そこからボールを出し、動き出す。これを繰り返す。フレッシュな分、ほかのチームメートが動きやすい流れを作ることを重視。ツートップの相方、川又堅碁との連係で決勝点を奪った川崎F戦後、柳下正明監督からも「この動きを続けるように」とアドバイスされた。
もっとも、「僕が得点できるのは、チームメートが動き直しをしやすいタイミングを作ってくれるから」と言う。途中からピッチに入ると、周囲の選手が消耗しているために孤立する場面が多くなってもおかしくない。「でも、うちはそういうことはない。みんな試合開始時と同じように走っている。だから僕も周囲のペースを気にせずに走れる」と言う。
何より大きいのは田中達の仕事ぶり。試合開始から全力で走り、前線の起点になる。その後、ツートップの一角を岡本に譲る。「達也さんが相手を疲れさせてくれるので、僕は得点しやすい状況でプレーできるんです」。チームメートへの感謝は、そのままモチベーションの高さになる。

スーパーサブの立場に、もちろん満足はしていない。「役割を果たすことで、勝利に貢献できればそれがアピールになる」。今は求められていることをやり切るだけ。事実、柳下監督も「長い時間、使ってみたい」と実力を認めている。「決勝点を挙げて、サポーターと喜び合う回数を多くしたい」。仕事人の存在感は試合ごとに大きくなっている。

残留争いに身を置く磐田だが、新潟戦は相性がいい。2009年の第31節を最後に今季の第15節まで負けなし。新潟のホームで最後に負けたのは2008年の第12節までさかのぼる。今季の前回対戦も、先制を許しながら、金園英学、山崎亮平の途中出場組のゴールで逆転勝ちした。

前節のF東京戦はスコアレスドロー、前々節の湘南戦は1-1。第18節浦和戦から3連敗した時は2失点以上喫していたが、ここに来て守備は安定してきた。攻撃は、無得点だった前節も、駒野友一のサイド攻撃、新戦力のボランチ・カルリーニョスを起点したプレーから度々チャンスを作った。形は出来ている。先制点を奪えば、粘り切る守備力もある。

新潟にとっても先制点は重要だ。主導権を握ることで、相手の焦りを誘う展開に持ち込める。何よりホームで先制することは、サポーターを含めて勝点3への最高のムード作りになる。

勢いを本物の力に変えられるか、巻き返しの狼煙を上げられるか。ここでの勝点3がもたらす影響は、どちらにとっても大きい。

以上

2013.08.27 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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