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【J1:第23節 F東京 vs 鳥栖】プレビュー:東京のスポーツを盛り上げる一日。F東京スタイル×鳥栖スタイル。勝るのはどっち!?(13.08.27)

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J1リーグ8位のF東京は、ホーム国立競技場で同14位の鳥栖と対戦する。この試合は、毎年恒例となっているF東京とプロ野球・東京ヤクルトスワローズとのタイアップ試合となる。同日、神宮球場でも東京ヤクルトスワローズと中日ドラゴンズ戦が行われ、周辺一体に野球ファンと、サッカーのサポーターが集まることになる。さらに、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会および、東京商工会議所の協力によって開催都市決定の9月7日に向けた様々な招致イベントも予定されている。明日は、「東京のスポーツを盛り上げよう」を声高に叫ぶ一日になるはずだ。

その一戦で対戦する鳥栖は今夏、J1ワーストの失点数を記録している守備のてこ入れに着手した。ニルソンに続き、新潟からDF菊地直哉、清水のGK林彰洋の補強に成功してセンターラインをより強固にした。それが実り、今季初の連勝を飾るとともに初の完封勝利を手にしている。

F東京は米本拓司が累積警告で出場停止のほか、前節磐田戦でチャン・ヒョンスが内転筋を痛めて負傷退場している。チャンは試合翌日から別メニュー調整をしていたが、前日練習でチームの全体練習に合流してフルメニューを消化してポポヴィッチ監督を安心させた。また、連戦を考慮してメンバーの入れ替えもありそうだ。

ポポヴィッチ監督は「鳥栖は、この移籍期間でセンターラインを補強した。クオリティをより出せる補強をしたと思うが、相手のことばかり考えてもいけない。まずは自分たちの良さを出すことが大切」と語った。

両者は、対照的なスタイルを標榜している。鳥栖は中盤を省略してゴールへ直結したダイレクトプレーをチームの形にしている。一方のF東京は最終ラインから丁寧にパスをつないでゴール前へとボールを運んでいく。ただし、鳥栖はゴール前でのアイディアが乏しいチームなどではない。より早くゴールへとボールを近づけ、セカンドボールを拾い、複数人が絡んで攻撃を仕掛けてくる。それに必要な運動量も豊富だ。権田修一は「長いボールを出されても、しっかりとしたポジションを取ることができれば対応はできる。相手は90分間走ってくるし、決してあきらめない。ハードワークで負けたら難しくなる。ただ、そこで負けなければ、セカンドは拾うことができる」と言う。

ただし、ここ2戦は対戦相手の前線からのプレスに苦戦し、本来のパスワークが出せていない。原因はサポートする選手の距離にあった。2列目の両サイドがサイドに張りすぎる傾向にあった。そのため、相手最終ラインと中盤の間でボールを受けて前を向く選手が少なかった。たてパスが最前線の渡邉千真に通ってもサポートに入る選手の距離も遠く、そこを狙われてボールロストする場面が多かった。F東京らしいサッカーを見せられるかどうかは、それをどこまで修正できたかによるだろう。

ポポヴィッチ監督が懸念するのは、相手に引きずられて自分たちのサッカーを見失うことだ。「鳥栖は規律があってハードワークできる。すばらしい選手もいるが、彼らがやっかいなのはチームとして力を発揮できるところだ。鳥栖のスタイルに巻き込まれると厳しい試合になる」。相手を自分たちの土俵に乗せたチームがおそらく勝者となるだろう。それがこの試合一番の見所となる。

1964年東京五輪のメイン会場となった国立競技場の聖火台も点灯する。F東京がオリンピック東京招致に一役買えるかは、明日の盛り上がり次第だ。

以上

2013.08.27 Reported by 馬場康平
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