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【J2:第41節 水戸 vs 京都】プレビュー:「勝たないといけない理由」を背負う両チームが「未来」を賭けて激突する!(13.11.17)

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水戸はリーグ戦残り2試合の時点で14位。「6位以内」を目標として戦ってきただけに、結果を見る限り、納得いくシーズンでなかったと言える。しかし、JFL時代を含めて15年間水戸でプレーし続ける本間幸司は今季の戦いに「確かな変化」を感じているという。
「今シーズン、クラブはJ1ライセンスを取得できなかったけど、それでもチームもクラブも強い気持ちを持って取り組めたと思う。どのゲームでも『やりきる』『走りきる』という最低限の戦うベースを出せるようになった。それは強いチームは簡単なことかもしれないけど、僕たちにとっては簡単なことではない。どういう状況でも出せるようになったことは大きな進歩だと思う。うれしく思っている」

おそらくサポーターも「変化」に気付いていることだろう。現在13勝13分14敗という結果だが、「大崩れしたのは第33節G大阪戦ぐらい。それ以外は互角か互角以上の戦いができた」と本間が振り返るように、年間通してベースが崩れることはなかった。それこそ、「このチームとしての大きな成長」だと本間は力を込めて口にした。
だからこそ、「成長」を結果で証明しないといけない。まずは09年以来の勝ち越しである。残り2試合連勝すれば達成できるだけに、「何としても成し遂げたい」と本間は強い意気込みを見せる。そして、強豪から勝利することである。そういう意味で今節3位の京都は「相手に不足なし」(本間)であり、培ってきた力を示すために格好の相手と言えるだろう。2つの結果を出し、昨年から成長したことを示すことが今の水戸に課された使命なのである。

京都も今節に対するモチベーションは高いはずだ。すでにJ1昇格プレーオフ出場を決めているが、今節勝ってプレーオフ初戦の「引き分けでも勝利」というアドバンテージを得られるホーム開催権を得られる4位以内を確定させたい思いが強いことだろう。
そして、いい流れでプレーオフに挑むことも重要となる。昨年は最終節で引き分けたことで自動昇格を逃したショックを引きずってしまい、プレーオフ初戦で敗れてしまった。同じ過ちを繰り返さないためにも、残り2試合勝って、いい流れを作りたいことだろう。前節G大阪に敗れているだけに、絶対に連敗は避けなくてはならず、悪い流れを断ち切らないといけない。また、過去3年で1勝4敗と相性の悪い水戸に勝つことで、チームは勢いづくことができるはず。そういう意味で今節水戸戦は京都にとって非常に大きな意味を持つゲームとなる。

お互いの「未来」を賭けた一戦。熱いゲームになることは間違いない。その中で水戸は勝たなくてはいけない理由がある。それは「J1ライセンスを取得できず、J1に昇格できないことを分かっていながらも応援してくれるサポーターに恩返ししなければならない」(本間)からだ。本間は言う。
「本当にサポーターには感謝しています。苦しい時、特にJ1ライセンスを取得できないと分かった後でも一生懸命声援を送って僕たちの背中を押してくれた。サポーターだけでなく、スポンサーの方やこれまで力を貸してくれた人に恩返しをするためにも絶対に勝たないといけない。いい内容で、いい結果を残したい。この試合は自分たちのためだけでなく、支えてくれた人たちのために戦う」。

誰かのために戦う人は強い。今節の水戸はまさにそれである。そして、本間はこう続けた。「試合を見た方に『未来』を感じてもらえるようなゲームをしたい」。今シーズンのホーム最終戦であるが、水戸ホーリーホックの戦いはこれからも続く。今節は水戸にとって新たなスタートでもあるのだ。夢見る場所に向けてのファイティングポーズを崩さずに戦い抜き、未来に向けての希望を示したい。それこそ、今節の戦う意義である。

以上

2013.11.16 Reported by 佐藤拓也
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