●曹貴裁監督(湘南):
「遠く長崎の地にたくさんのサポーターに来て頂き、去年はアウェイで全然勝てなかったですけど、こうやって勝利できて彼らサポーターに勝点3を本当の意味でプレゼントできました。彼らは真の意味でベルマーレのサポーターです。TVの前で応援してくださった方も含めて感謝します。
個人的に長崎の地に降り立ったのは初めてで、空港から下りたとき海が近くて山があって現役の時に神戸にいたんですけど、似てるなあと感じましたね。いい雰囲気の中でやらせてもらって、スタジアムの雰囲気も良くて、ここで去年J2に長崎旋風が巻き起こったと考えると僕たちのほうがチャレンジャーとして頑張ろうと選手に声をかけて送り出しました。
前半はある程度思い通りに戦えましたが、後半は相手の勢いに押し込まれて何度かセットプレーで危ないところがありましたが、全員でそこを凌いで、交代選手の3人が頑張って流れを変えて、そこで2点をとって3−0で終えられたというのは選手の頑張りを讃えたいと思います。
話はそれますが、ヨーロッパリーグのザルツブルク対アヤックスの試合を2試合とも見て、本当にその試合に強烈な感動を覚えました。ザルツブルクの選手を是非一度皆さん見てほしいんですけど、90分走り通します。アヤックスを3−0、3−1の6−1で完膚なきまでに叩き潰したんですね。アヤックスが何もできない180分でした。それを湘南に置き換えたところ、技術も戦術ももしかしたら経験も足りないかも知れませんが、そういう走るエネルギーも負けてるなと思っています。前節山形との試合に勝ちましたが、後半少し守りに入ってしまうところもあったし、そういう所(ザルツブルク)に追いつくために練習したし、ただ勝つだけではなく全員にエネルギーを届けられるようにそんな試合をしなければならない。1−0で絶対下がるなという話をしていた。そのことがちょっとは選手にも入ったのかなと。ああいう試合が世界でも行われていることにいち指導者として本当にサッカーとは素晴らしいなと思いました。こういう仕事に携わらせて頂いていることに感謝して今日はベンチに座りました。そういう気持ちでリスタートできました。高木さんにも監督の先輩としていろいろと教えてもらうことばかりで、ヨーロッパでもお話させて頂くこともありました。
今日は勝ててほっとしました。また次、頑張ろうと思いました。次は湘南のホームでまたいい試合ができればと思います。長崎さんはサッカーの本質を抑えて走ること、球際、セカンドボールなんかをしっかりと基本的なことをやるチームで、今日対戦してもその印象は変わりませんでした」
Q:後半、相手の勢いに押し込まれたとは?
「長崎さんが前に佐藤洸一選手を入れてこられて、ターゲットになって、そこのスペースランニングに合わせた時間を持たれたので、我々の攻撃のパワーが少し奪われました。長崎さんは後半、割り切ってシンプルにやってきました。それでもウチはボールを前の3人が収めて、シュートまで持ち込む展開までもっていきたかったんですけど、ボールロストする場面が多く、2列目の守備が間に合わない場面がありましたね。そこは長崎さんのエネルギーに負けました」
以上
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