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[ [ 2005 ゆく年くる年:徳島ヴォルティス ] 大晦日の鳴門総合運動公園陸上競技場 ] | J's GOAL | フォトニュース

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[ 2005 ゆく年くる年:徳島ヴォルティス ] 大晦日の鳴門総合運動公園陸上競技場
『徳島ヴォルティス元年』。チームが掲げた今シーズンのスローガンである。そこには、初めて挑むJの舞台への強いチャレンジ精神と、四国で初めて誕生したJリーグクラブという揺るぎない誇りが込められていた。
そして、その言葉を胸に、チームは長く厳しいシーズンを乗り切り、徳島ヴォルティスの歴史に残るJリーグ1年目を戦い終えた。
改めて今シーズンを振り返ると、1年目であることを考えれば健闘したシーズンであったと言えるだろう。ただ、その道のりは言うまでもなく険しいものであった。出足こそ好調で開幕戦(vs仙台)、3節(vs水戸)とアウェイ連勝を飾るも、その後は15節(vs横浜FC)まで勝利に見放される。さらにその間の戦いでは7試合もを引き分け、チームは勝ち切れない歯がゆさを募らせる時期を過ごした。もちろんJリーグレベルでそう簡単に勝利を得られるわけはないのだが…。結果的に、その「勝ち切れない」という状態はシーズン最後まで引きずることとなってしまった。リーグで最も多い(山形と最多タイ)16という引き分け数を記録したことが、その苦悩を如実に物語っていると言えよう。
とは言え、来季へつながる光も見えた。第3クールでは、それまで引き分けを重ねる要因であった決定力に改善の兆しが表れ始める。その成果は直ちに戦績にも反映され、このクールでは5勝(シーズン12勝のうち)を挙げている。初めて経験する長丁場の連戦で選手たちのコンディションが崩れ、それを終盤まで維持できなかったことは残念だったが、「Jリーグに慣れさえすれば、結果を出せるのでは」という希望をチームは十分に抱かせてくれた。
シーズン中には熱い戦いが繰り広げられたホームスタジアム鳴門総合運動公園陸上競技場も、今は静かに新しい年が来るのを待っている。同時に、チームも間もなくJリーグ2年目を迎える。
挑戦し続けた1年目の経験を糧に、徳島ヴォルティスがさらなる飛躍を遂げてくれることを、多くのサポーターと共に期待して新たなシーズンの到来を待ちたい。(text by 松下英樹)

2005年12月31日(土)

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