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[ ゆく年くる年:今年の漢字 大宮 ]
今季の開幕を、大宮サポーターはかつてない期待感を持って迎えた。新潟を4年間率いてJ1の中位に進出させた実績十分の指揮官・鈴木淳監督が続投し、キャンプからしっかりチーム作りをする。U−22日本代表の中心選手である東慶悟、韓国U−22と韓国代表にも名を連ねる金英權、さらには上田康太や渡邉大剛ら質の高い選手も補強した。掲げた「勝点50、1桁順位」という目標は十分以上に現実味があったし、評論家からはダークホースと推す声も多かった。しかしなかなか勝点を伸ばせず、秋になると恒例の残留争いを演じ、勝点42の13位とおよそ定位置に収まった。
期待が大きかった分、期待外れ感もまた大きい。何よりサポーターを失望させたのは、ホームでわずか2勝しかできなかった(8分7敗)ことだが、一方で外では強かった。8勝4分5敗のアウェイでの勝率は、名古屋、柏に次ぐ3位タイ。J1が18クラブになって以降、ホームで2勝しかできずに残留した、初めての例になった。
期待とか、予想とか、過去の例とか、いろいろなものを外し続けた今季。その終わりには、J1昇格以来7年間大宮を支え続けてきた藤本主税が、契約満了でクラブを去った。来季こそ、主税が言い続けてきた「上の順位でハラハラドキドキさせる」という、良い意味での想定外を期待したい。
Text by 芥川 和久2011年12月31日(土)













