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2018年12月27日(木) 15:00

フットボールスタジアム整備を推進するためのスタジアム基準の改定について 発言録

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フットボールスタジアム整備を推進するためのスタジアム基準の改定について 発言録
フットボールスタジアム整備を推進するためのスタジアム基準の改定についての発言録です

フットボールスタジアム整備を推進するためのスタジアム基準の改定について 発言録

2018年12月12日(水)

〔青影クラブ経営戦略本部長のコメント〕
来年度から適用を開始するクラブライセンス制度の中で、スタジアムに関する基準について改定がありますのでご説明させていただきます。
本日の理事会を持ってクラブライセンス関連の規程とJリーグの規約に関連する条項すべてが決議されました。

関連資料は以下となります。
https://www.jleague.jp/release/wp-content/uploads/2018/12/e90345e8b56dd747a418e5731a86d404.pdf

※資料P2
今回、よりよい施設整備の促進のために、以下の新たな基準を設けることになりました。
1. スタジアム整備において、条件を満たした場合の猶予期間を設置
【例外規定1】着工しており3年以内に完成可能であれば、上位ライセンス取得可能
【例外規定2】Jリーグが掲げる理想的なスタジアムを整備いただけるのであれば、5年の猶予を認め(例外1との併用も可能)、上位ライセンス取得可能

例外規定1について
J1などの上位ライセンスを取得するための期間について猶予することになります。
例えば6月末にクラブライセンスを申請し、そのときにはJ3基準だったとします。これまでは、翌年の開幕までにスタジアムを整備できなければ、J3のライセンスのままでしたが、今後は、着工しており3年以内に完成可能であれば上位のライセンスが取得可能となります。これまでより大幅に期間を短縮してライセンスの取得が可能となります。

例外規定2について
さらに5年の猶予を設定しています。ただし、条件が付加されます。
Jリーグが掲げる理想的なスタジアムの整備を促進していただけるのであれば、5年の猶予を認めて上位ライセンスの取得が可能とさせていただきます。今現在J1、J2のスタジアムを保有していなくても、5年以内の完成を目指して、理想的なスタジアムを整備すると宣言していただければ、その間上位のライセンスを取得できるというものです。
5年の猶予を認めるとともに、さらに例外1との併用も可能です。

2. 理想的なスタジアム
ここで示す理想的なスタジアムの理想とは、①アクセス②屋根③ビジネスラウンジ・スカイボックス・大容量高速通信設備、④フットボールスタジアムであること、この4つの要件を満たしたうえで、そのスタジアムを整備していただければ5年の猶予を認めるという例外規定となります。

3.上記改定に基づきトレーニング施設整備に関しても3年の猶予期間を設置
上記の改定はスタジアム整備に関するものですが、J1、J2のグレードはトレーニング施設にもございます。
これまで、スタジアムやトレーニング施設の整備において、現状で基準を充足していないクラブについては、シーズン開始までに施設を準備できなければ上位のライセンス取得が不可となっていましたが、来年以降はスタジアムないしトレーニング施設の猶予期間を設けることによって、先に上位のライセンスを取得することができます。つきましてはライセンスによって昇格できないことが、可能性としてこれまでよりは少なくなると思います。ただし、条件がある猶予期間ですので、すべてのクラブに等しく猶予が適用されるわけではありません。
クラブごとに新たな基準についてしっかりご検討いただいて、上位のライセンスが取得できるか、来年以降判断されることになります。

4. 上記理想的なスタジアム推進のための補助金制度(1クラブあたり最大1,000万円)を設置
更に、Jリーグとしても、理想的なスタジアムを推進していきたいと考えておりますので、新たな補助金制度を設けることにしました。
1クラブあたり最大1,000万円、年間合計5,000万円までJリーグとして予算設定したうえで、少しでも理想的なスタジアム推進に貢献できればと考えています。

また、補足になりますが、※1 クラブライセンス制度にかかわる1~3については、2019年申請(2020年ライセンス)から適用となる。4についても2019年から運用開始、来年の申請から適用となります。実際これを加味して新たなライセンスを取得できるのは、2020年のライセンスとなります。

※2 上記いずれの例外規定であっても、猶予期間を設定できない照明・諸室等については、従前どおりシーズン開幕までに整備する必要がある(猶予が可能な項目は、「入場可能数」および「大型映像装置」のみ)
例えば、J3のスタジアムの中には、夜間照明が整備されていない、諸室等でのJ1、J2に掲げるグレードから劣る場合などございます。さすがに、競技運営面や、スタジアムにお客様が多くご来場することを考慮した場合等、安全性、ホスピタリティの面から猶予できない項目もいくつかございますので、猶予期間を適用されるものは、入場可能数及び大型映像装置のみとなります。

※資料P3
これまでの整備状況
ポイントだけご説明します。
なぜこの改定をするのかについてですが、これまでJリーグの開幕以降スタジアム環境は飛躍的に向上してきました。
過去Jリーグ開幕前は、
冬には茶色の芝生 夜間照明設備の不足 試合運用諸室の不足
屋根のない観戦スタンド ホスピタリティの低い観戦環境 で運営してきましたが、
Jリーグ開幕以降、ワールドカップの開催、スタジアム検査要の整備、2012年のクラブライセンス制度導入といった環境の中で、スタジアムを所有する方々のご理解・ご協力もあって、
常緑を維持する天然芝 夜間でも試合可能な照明 専門性の高い諸室の充実
屋根カバー率の向上 洋式トイレ数の増加
等あらゆる面で環境は向上してきました。

※資料P4
現行基準の課題
そのような中、現行の基準では、いくつかの課題が浮き彫りになってきました。
一つ目は、競技の公平性(インテグリティ上の潜在的脅威)です。今現在何かしらの問題を抱えているわけではないですが、順位要件を満たしても昇格できないという世界観が、潜在的脅威につながる可能性がありますので、そういった状況を生まない制度設計が可能か検討しました。従前、J1・J2スタジアムの要件を整備する際にも当然このような事態が想定されていましたが、これまで以上に公平性を重視することが可能な案がないかを検討しました。
二つ目は、基準充足に重きを置いた施設整備と書かせていただきましたが、これまで、競技面と観戦環境、安全性、ホスピタリティを重視し、より良いJリーグを運営するためにスタジアム環境向上を推進してきましたが、スタジアム基準によって、J1、J2への昇格の足切りをすることを考えて基準化したのではありません。
しかしながら、逆に基準を満たしたい方々からすると、基準充足に向けた投資が検討されるケースがあり、我々が重視している、観戦環境や収益性の向上が置き去りになって検討されるケースが見受けられるようになりました。
例えば具体的には、入場可能数がJ1:15,000人、J2:10,000人、J3:5,000人をクリアできさえすれば、ホームタウンのどこにスタジアムを置いてもよいという考えにならないように、新たな基準をしっかり整備しなおして内外にお伝えする必要があると考えています。

※資料P5
理想的なスタジアム整備の推進
冒頭お伝えした通り、猶予期間設定や理想のスタジアムの明記等によって、課題の解決と、理想のスタジアムの推進を目指すことを記しています。

〔質疑応答〕
Q:
①後ろ向きな質問かもしれません、約束を守れなかった場合の説明がありましたが、例えば、上位リーグに上がってきて、1年で降格してしまうことも十分にありえると思います。2回目は申請できないということですが、他には何もないのでしょうか。「スタジアムを5年後に作りますよ」と言っていて1年で落ちてしまった場合、「次は申請できない」という解釈でいいのでしょうか?
②例外規定2には、「想定していない事象が発生した場合、理事会で確認する」ことが記載されているが、例外規定1には、その文言がない理由は?そういう考えがないのでしょうか?

A:青影
①再度ご説明させていただきますと、5年の猶予期間が発生するのは昇格するタイミングになります。これまでですとスタジアムができていないと昇格できませんでしたが、今回の例外規定2の5年の猶予で昇格した場合、その後クラブが1年でJ1から降格したとします。しかしそれ以降も猶予期間は続いています。2~3年目をJ2で戦い、4年目にJ1に再度昇格はできます。4年目、5年目にJ1、さらに6年目もJ1で戦える残留を勝ち取ったにもかかわらず、スタジアムができない場合は、状況にもよりますが、猶予期間内にスタジアムを用意できなかったので、そのクラブは強制的に降格させられる可能性があります。着工していれば、例外規定1に当てはまり更なる期限の伸長もできますが、いずれにせよ、おしりがある話なので、期限内に準備できなければ、そのタイミングで本来の基準では在籍できなかったリーグにいる所属している場合は、翌年、強制的に降格させられることになります。
②想定していないことですので、その都度、理事会で議論することもありうると思っていますが、例外規定2に、あえてこの文言を入れさせていただいたのは、例外規定1よりも期間が長いので、あらかじめこの基準を利用して昇格を検討される際には、明示的にしておいたほうが、より前向きにご検討いただけるのではないかという主旨です。例外規定1でも同様に検討する場面はありうると考えます。

Q:アクセスの概ね20分は徒歩でしょうか?現状では徒歩20分で着く競技場は、そんなにないと思います。どのような議論があったのか教えてください。

A:青影
概ね20分に関してですが、かなり議論しました。今回、「概ね」とお伝えしたのは、20分という細かい定義にしてしまうと、電車の便によって各駅停車で20分以上かかってしまうなど、その時々の状況で変わる可能性があります。そのため、あえてファジーにさせていただいており、ケースごとで判断させていただきたいと思っています。20分というのは、観戦するお客様にとって快適に、スタジアムまで到着していただける時間の目安になるのかと考えております。今後の運用によって、アクセスについては、細かくなったり変更になることも十分考慮した上で、一旦この内容で進めさせていただきたいと思います。徒歩に限らず、公共交通機関を利用してということです。20分で行ける停留所などがスタジアムから徒歩圏内ということです。

Q: 例外規定を設けることで、実際に手を挙げるクラブがあるのでしょうか?

A:青影
これまでクラブも交えて議論をさせていただきました。その中で、クラブ側として、この規定を運用する場合手を挙げるかというのは意識しながら、我々も議論をさせていただいたと認識しております。今の感触は、全クラブではなくとも利用いただけるクラブはいくつもあると思っています。ただ、これから、来年6月の申請に向けて、何度もクラブとの話し合いも必要だと思っていますので、クラブだけじゃなく、地元の主要ステークホルダーの皆さまとも協議をさせていただきながら、実際に6月末に、何クラブ出るかというところかと思います。できるだけ、そうしたクラブの力添えができるように寄り添って、対応していきたいと考えます。

Q:
①今年のレギュレーションで考えたときに、6月末時点で申請をしていないJ2のクラブがあり、そのクラブが勝ち上がってプレーオフに進出した場合、プレーオフには出場できるのでしょうか?
②これまでも長く議論をされてきたと思いますが、例外規定を導入するのは、今回の町田が大きな要因(きっかけ)でしょうか?

A:青影
①今回の例外規定を申請していなければ、出られません。申請をしていただいたら、9月にFIBがクラブライセンス判定を行います。その判定が大前提となりますので、申請がない=例外規定を用いらないということなので、これまでどおりの運用で基準を充足していればプレーオフに出られますし、充足していなければ出られません。
②正確にお答えすると、町田だけではありません。これまでに秋田や北九州もライセンスを充足できず、昇格できなかったケースがあります。すべてのケースを見ながら、一つの大きな課題だと認識して進めてきました。もう一つの大きな課題である基準充足に向けた投資。このまま行きますと、我々が意図しない方向性に巨額の資金を投下して、スタジアム整備をする可能性がございましたので、できるだけ早く方向性を修正したいという思いがあります。

Q:
①例外規定1の、着工していればということですが、着工の理想はシーズンとかぶらないことだと思います。例えば、改修がシーズン終了近くで始め、開幕までには間に合いますというケースは認められないということでしょうか。
②補助金ですが、理想のスタジアムの4要項を満たすのは難しいのではないでしょうか?整備をするのに1,000万円でいいのか、金額感などに関してどのような議論だったのでしょうか。

A:青影
①9月の判定のときには着工していないということでしょうか。
(質問者:申請の時点で着工していない可能性がある場合です)
制度を検討する議論の中では、細かいところまで話せていませんが、当然起こりうる話として、準備しておかないといけません。これまで、スタジアム基準の中では、開幕までに、しっかりとできていればOKですということがありました。9月の判定時点ではスタジアムが完成していなくても、レールに乗ってスタジアム整備が進み、翌年の開幕までにスタジアムができ上がっていることという運用をさせていただきました。また、今年の水戸のライセンスに関しましては、一旦J1ライセンスを付与いたしました。ただし解除条件付きということで、ライセンスを付与し、順位条件を満たさなかったので、今回解除条件が発動してJ2ライセンスに変わっています。水戸は整備が実際に行われていませんが、行うことを前提にライセンスを付与させていただきましたので、過去の事例に習って考えると、判定時点で着工していなくても、そのシーズン中に年度が切り替わるタイミングまでに、着工できることが、合理的に見積もることができれば、OKになる可能性は十分にあります。ただし、そこは口約束などではダメだということです。
②相当な資金が必要な中で、1,000万の補助金は、微々たるものになる可能性は十分にあります。補助金制度②「理想のスタジアム」整備に要する工事費または調査費と書いており、工事費は、おっしゃるとおり大きな資金の中の1,000万となり、割合が低く見えますが、例えば工事が進んで、最後にスタジアムの「ここを少し手直ししたい」、「よりよいスタジアムにするためにこうしたい」という時に、スタジアム建設の所有者だけにお願いするのではなく、クラブから要望をする限りは、「これくらい出せますよ」という資金に当てられたらという発想から、補助の対象とさせていただくことにしました。そういったクラブが、実際に資金を使う時の補助になれればなと思っていますが、ものによっては当然大きな費用がかかりますので、割合が小さくなることは承知しています。

Q:トレーニング施設整備の3年の猶予は着工していることが条件でしょうか。

A:青影
トレーニング施設に関しては着工していなくてもOKです。概ね1年あれば、建設は可能だと思いますので、3年の期間内にしっかりとできれば問題ありません。

Q: 
①補助金のそもそも論ですが、自治体がスタジアムを整備する場合、補助金の対象外なのでしょうか。
②抜本的な整理という文言ですが、「抜本」の想定は、どのくらいでしょうか?

A:青影
①対象外です。Jクラブが対象です。
②基本的には4要件を満たす改修です。

Q:Jリーグ開幕時に1万5,000席という基準を設けました。当時の10クラブは大都市圏にありましたが25年が経過し、全国55クラブに増えました。1万5,000席という基準を下げてほしいという議論はクラブとなさったことはありますか?

A:青影
今回の改定を議論する中では、そうしたご主張をされるクラブもありました。ただ、条件付きではありますが、まずは、期限の緩和から取り組むということを今回決めさせていただきました。これまでの環境とは大きく変わり、整備が促進されると考えています。ただ、観客席につきましては、大幅な改定ではございませんが、座整数は基準を一部改定しまして、J2基準の観客席は個席で1万席とさせていただいておりましたが、今回8,000席に改めさせていただきました。残る2,000席は立ち見席でも可能としております。

以上

 

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