明治安田生命Ｊ１ １ｓｔステージ第15節は、7日に9試合が行われ、今節にステージ優勝の可能性があった浦和はホームで清水と対戦。1-0で勝利を収めたものの、2位のＧ大阪が神戸と引き分けたため、優勝は次節以降へ持ち越しとなった。
前半から主導権を握った浦和だったが、清水の堅い守りを崩せずに苦戦。しかし52分、興梠 慎三が先制ゴールを奪うと、この1点を西川 周作を中心に守り抜いた。
一方、ホームに神戸を迎えたＧ大阪は試合を優位に進めながらもゴールが遠く、スコアレスドローで終了。勝点1を上積みするに留まり、浦和とのポイント差は9に広がった。
この結果、浦和が残り2試合で勝点1を加えるか、3試合を残すＧ大阪がひとつでも引き分けるか黒星を喫すると、浦和の１ｓｔステージ優勝が決定する。
3位の広島はエース佐藤 寿人のゴールなどで柏に3-2と勝利。2位に浮上したものの、ステージ優勝の可能性は完全に潰えている。松本に競り勝ったFC東京が3位に浮上。好調をキープしていた横浜FMはアウェイで甲府と引き分けた。
鳥栖を相手にゴールラッシュを演じたのは仙台。48分に梁 勇基が均衡を破ると、金園 英学が2点を叩きこむなど大量5得点を奪った。一方の鳥栖は前節も浦和に6ゴールを許しており、ここ2試合で11失点と守備の再構築を迫られている。
湘南と対戦した川崎Ｆは開始4分に先制点を許したものの、60分に大久保 嘉人のゴールで追い付くと、90+4分にエウシーニョが決勝弾。劇的な展開で勝利を挙げた。
鹿島をホームに迎えた山形は、一時は逆転に成功しながら終盤に追い付かれて2-2のドロー。4連敗中の新潟は名古屋と引き分けたものの、最下位からは抜け出せなかった。
順位表
