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Jリーグは5月30日(土)以降開催予定の試合の延期を決定しました

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2020年3月31日(火) 12:00

第3回臨時実行委員会後メディアブリーフィング発言録

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第3回臨時実行委員会後メディアブリーフィング発言録
第3回臨時実行委員会後メディアブリーフィング発言録

2020年3月27日

第3回臨時実行委員会後メディアブリーフィング

2020年3月27日(金)13:30~
Webミーティングシステムにて実施
登壇:試合日程プロジェクトリーダー 黒田フットボール本部長
競技の公平性 プロジェクトリーダー 窪田コミュニケーション・マーケティング本部長
観戦環境対策 プロジェクトリーダー 藤村特命担当部長
財務対応プロジェクトリーダー 鈴木 徳昭クラブ経営本部長

〔司会より説明〕
本日行われました2020年度第3回合同実行委員会後のブリーフィングを行います。本日は村井チェアマンは参加しておりません。4つのプロジェクトリーダーがブリーフィングに参加いたします。よろしくお願いします。

〔試合日程プロジェクトリーダー・黒田より説明〕
本日の臨時実行委員会で、日程プロジェクトの方で決議した事項はございません。一昨日の臨時実行委員会で、再開日が決まりましたので、それに基づいて今後のカレンダー調整の流れを確認させていただきました。大きく3つほどステップがあります。

1)スタジアム確保状況のアンケートを実施
昨日より、全クラブの運営担当宛に各スタジアムの確保状況を聞くアンケートを開始しております。これは代替日程が複数ありますが、その代替日程のところでホームスタジアムが取れているかどうかを聞くものです。

2)日程調整
アンケート結果に基づいて、どの代替日程に、延期となったどの節を入れていくのかを調整してまいります。
例えば、J1ですと第2節から複数節が飛んでいるのですが、再開後、第2節から順番に入れていくというのが、スタジアムが取れている、取れていないという状況が発生するため物理的に難しいです。そのため、各クラブのスタジアム確保状況を見ながら、どの日にどの節を入れていくかを決定していきます。その際に3つの考え方と優先順位があります。①スタジアム確保がでてきていて、すべての試合の収まりがいい形を取ること②延期した試合をできるだけ早期に実施すること③各クラブの興行機会が公平になるように考慮すること。特に②早期実施は、この後、夏〜秋にかけてゲリラ雷雨や台風などの荒天の予備日をある程度見ていかないといけない中では、できるだけ早いタイミングで、延期となった試合を入れていきたいという方針で日程調整します。

3)
どの日にどの節を入れるかが決定しましたら、あとは各対戦カードを土曜日にするか、日曜日にするか、キックオフ時刻を何時にするかを決めます。そこにはライツホルダーとの調整も含みますが、そうしたプロセスを経まして、最終的に再開後の日程を発表したいと考えています。現時点では、発表の日程は決めておりませんが、4月8日前後を目指して調整を進めていきたいと考えています。

〔競技の公平性プロジェクトリーダー・窪田より説明〕
競技の公平性プロジェクトより、今日決まったことをお伝えいたします。大きく分けて1)昇格関連2)大会成立・不成立に関して、です。

1)昇格に関して
リーグ戦上位2クラブの自動昇格とし、J2からJ1への昇格に関しては昇格プレーオフを開催しないということを確認いたしました。本件は、今後の理事会での承認事項となりますので、実行委員会での共通認識が取れたということでございます。これ以降についても同様とお考えいただけばと思います。クラブライセンス交付判定を受けていないクラブは、昇格枠の2クラブに入った場合、昇格はできない、また3位以降のチームの繰り上げはしないということで、現在の規程を元に確認をさせていただきました。

2)大会の成立・不成立に関して
前提として全試合実施を目指していきますが、一方で不測の事態、選手やチームスタッフ、クラブスタッフなどに感染者が出た場合、一定期間、チームから離れないといけない事態が想定されます。その時には、試合延期や、代替日程を設定するなどを考えますが、そうしたことが今後設定できないケースも想定されるため「基準を設けよう」ということになりました。基準となる試合数は、各リーグそれぞれにおいて全試合数の75%かつ全クラブの試合数が50%以上であるということを設定いたしました。万が一、基準試合数に満たなかった場合は、大会が不成立という扱いになり、順位決定は行いません。また昇格もなしとなります。賞金も支払わないということ、各種表彰についても行わないということを確認させていただきました。また、J1においては、今シーズンからVARを行っておりますが、こちらは予定通り実施をしていくということも確認させていただきました。

〔観戦環境対策プロジェクトリーダー・藤村より説明〕
資料を共有いたします。観戦環境は、リーグの再開、J3は開幕となりますが、直後の試合運営プロトコール作成の進捗報告をいたしました。これから細かく決めていく中で、クラブ担当者と現場感を反映しながらやっていくことが大切だと考え、いろいろな分野と担当の方と協議をしているステータスでございます。これがでそろった段階で専門家の先生に確認をいただいて、実行委員会、理事会へというステップになります。皆様とも改めて共有したいのですが、Jリーグは制限つきの再開・開幕を考えております。新型コロナウイルス感染症は日に日に厳しい状況ですが、状況が好転次第、1日も早くJリーグを再開したい、できれば満員のお客様と再開をしたいというのが、私達の思いです。

しかし、それができる時期まで待っておりますと、おそらくシーズン日程消化ができなくなるだろうということで、無観客試合も頭をかすめますが、Jリーグはファン・サポーターの皆様と一緒に作り上げてきたリーグでございますので、無観客試合は最後の手段においておき、できる限り感染リスクの対策を取りながら、お客様をお迎えしてリーグを再開していくという考えでおります。

そういう状況なので、再開時の運営プロトコールに関しては感染リスクを抑えるということを第一優先に考えていきたいと思います。そのために、厳重に警戒する時期、少し緩めていい時期、もうちょっと緩めていい時期のように、3段階くらいのレベルを想定して、そこにプロトコールを合わせていくのがいいかなと思っております。絶対に守りたいことはリーグから示しますが、各クラブでは、いろいろな環境の違いがございますので、運用の工夫はクラブごとにしていただくようになって参ります。プロトコールが決まって参りましたら、ファン・サポーターの皆様、スタジアム関係者の皆様、試合運営に関わる皆様、自治体の皆様、メディアの皆様とも事前のコミュニケーションが大事だと思っておりますので、ぜひご協力をお願いしたいと思います。

大事な事項は(3月)25日にもお伝えしましたが、スタジアム収容率は50%上限ということで、これを前提に何ができるかをチケット担当とともに検討しているところです。座席の配席は市松模様を原則とする方向で詳細の検討を図っているところです。来場の自粛をお願いしないといけないお客様も何人かいらして、体調面、医療面のこともありますが、当面はアウェイクラブのファン・サポーターの方にご来場いただかないような心がけをしないといけないと思っています。遠距離移動をしてのご観戦も自粛をお願いすることになります。事前告知では、とくに「3密」を避けることを一人ひとりのお客様が意識していただかないと成り立たないので、それをお伝えすることが中心的な課題になってくるかなと思っております。入場時の体温測定や問診票のご提出、通常の入場手続きよりも少し煩雑になる中で、かつ人混みを避けるには、どのような手法があるのかなど、これから検討していく一つのポイントになって参ります。

お客様の中から感染者が出てしまった場合の備えとして、濃厚接触者をすぐに特定できないといけませんから、それができるためのいろいろな施策、例えばスタジアム内の環境なども検討項目に上がってくると思います。応援スタイルは飛沫感染のリスクを減らすことを考えますと、声を出しての応援ではなく手拍子中心でお考えいただくことをファン・サポーターとともに新しく作っていただかないといけないのかなということも申し合わせております。サッカーの試合に付き物の自然な歓声は、応援とは違うものであるということで、自然な歓声が起こることを前提にと考えております。

その他、売店、場外イベント、場内での飲食、このあたりも、どのあたりまで許容するのか。レベル3からOKなのか、レベル1になってからなのかなど、これからクラブの皆様とすり合わせをしていくところでございます。

スタジアム設備の清掃・消毒ですが、スタジアム側のご協力をいいただかないと出来ないことも多々ございます。そのあたりも準備に時間がかかる部分になると思います。選手、メディアの皆様と感染からお守りするような施策をいろいろなクラブのご担当者様のお知恵を拝借しながら検討しているところですと、ご報告をいたしました。

〔財務対応プロジェクトリーダー・鈴木より説明〕
財務対応プロジェクトについてご報告させていただきます。今日の実行委員会では、正式な審議事項、決議事項は一切ございません。その中で大きく3つの内容について協議されました。

1)リーグ・クラブの財務対応について
2)クラブ支援制度(新たな融資)について
3)クラブライセンス制度の例外適用について

この3つについて、進捗状況のご報告の上、クラブと意見交換をいたしました。

1)リーグ・クラブの財務対応について
公平性のプロジェクトで決まった内容を含めながら、今後リーグ・クラブでさらに議論を深めていこうという段階のところです。実際に財務対応のところでは、クラブへ融資する枠がどれくらい必要なのか。それからクラブへの補填の枠がどれくらい必要なのか。リーグそのものの体力を継続するための運営費、予備費も含めてどれくらい必要なのかという3つの枠の中で、どうバランスを取ってやっていくかということについても意見交換をさせていただきました。

2)クラブ支援制度(新たな融資)について
すでに配分金の前倒しに関しては決めておりますが、今回新たに融資制度についても4月の理事会にむけて、今後整理していきましょうと話をさせていただきました。現在は安定開催融資というのがございますが、これとは別に、新たに新型コロナウイルス感染症対策に合わせた特別な融資制度を作っていきましょう。その骨子について話し合い持たせていただきました。実際は、最終的に理事会の決定ですし、制度上、もろもろ整備しなければいけないと思っておりますが、原資としては、安定開催融資に10億がございますので、その基金を流用して使えるような形で、まずは考えていきましょう、また返済期間に関しては、安定開催融資制度は1年ですが、今年は融資の貸付をスタートした場合、2021、22、23年の3年間に渡って、返済を受けるということで3年の猶予を持ちましょうということを骨子にしております、ということをご報告いたしました。それから、今回、特別に新型コロナウイルス感染症影響での資金繰り扱いに対する制度ですので、クラブライセンス上の制裁を受けない形で、融資制度を特別な形で作りましょうという話しもさせていただきました。来週以降の実行委員会で詳細をつめ、また最終的には理事会で承認を得る段階ですので、今回はこうした骨子についてのご説明になっております。

3)クラブライセンス制度の例外適用について
今回、クラブライセンス制度の例外適用の骨子について、進捗状況・検討状況を説明させていただきました。実際にクラブライセンス上でいうと、財務基準、施設の基準に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響、試合延期の影響だけではなく、スクール活動の休止やスポンサー営業の不振等々で、財務的な影響が出てくるところがあると思います。

そうした新型コロナウイルス感染症の影響に対しては、たとえば3期連続の赤字、債務超過などの内容に関して、例外の適用を設けたらどうかという話をさせていただきました。

施設基準では、実際80%ルールがございまして、ホームスタジアムを80%以上で開催しないといけないことがありますが、今回、日程変更などもありますので、実際にそうしたことができないクラブ、あるいは自治体によっては施設所有者の方針で公共施設の閉鎖等がございますので、ここについても例外の適用を設けましょうということです。その他、細かい内容ですが競技育成のところでグラスツールのプログラムを行なえなかった時にも適用しましょう、というような精査をしていくということを報告いたしました。これらに関しては、今後、FIBとの調整や理事会で最終決定する時に、かなり段取りも踏まえてやっていかないといけないのですが、今日の時点では、こうした内容を網羅的に例外の適用を理事会で承認をしていただいて、その後、個別のクラブに個々新型コロナウイルス感染症の対応であるかどうかという判断をしていく設計でクラブライセンスの例外適用を認める方向で準備を進めていきましょうという形で、皆様との意見交換をさせていただきました。

 

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