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無観客もひとつの手段として受け入れていきたい。第8回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート

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2020年5月22日(金) 19:50

無観客もひとつの手段として受け入れていきたい。第8回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート

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無観客もひとつの手段として受け入れていきたい。第8回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート
一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第8回会議が22日に開かれた

一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第8回会議が22日に開かれた。

39県で緊急事態宣言が解除されたなかで行われた今回の会議では、専門家グループと地域アドバイザーによって作成された「提言」の“バージョン2”が示された。

Jリーグ村井 満チェアマンは「専門家の先生、地域アドバイザーの皆様から総力を結集してまとめていただいたガイドライン、今後の再開に向けた提言を頂戴しました。非常に詳細に渡り内容のあるもので、今後に向けて貴重な助言をいただいた。国民が努力をして感染症の鎮静化に努められたものを無理しないよう、慎重に、スポーツ文化を皆様にお届けするよう努力を重ねていきたいと思います」と語った。

今回の提言は、3月12日に公表された「提言」に、現在の状況を踏まえ、再開後に注意すべきポイントなどが新たに盛り込まれた。専門家グループの賀来満夫氏は、「あくまでも感染防止を最大限に行っていくことが一番で、その中で開催に向けての道を歩んでいくということになります」と今後の見通しを語った。

加筆された提言のポイントは「再流行を防止」すること。移動時のマスク着用の徹底や、遠征時における不要不急の外出の自粛、選手の負担軽減を考慮した試合日程の構築など、再開後を見据え、詳細な内容が記された。

また賀来氏が「選手及び関係者の方々が検査を受けていくことが必要になってくる」と言うように、試合開催にあたっては事前検査も重要となってくる。

「(再開された)ドイツや韓国のサッカーリーグでは、試合前の検査も行われている。わが国でも今後体制をしっかりと考えていくという意味で、提言の中に載せさせていただいた」(賀来氏)

検査体制について村井チェアマンは「ドイツでは全選手にPCR検査を行っている。Jリーグとしても可能であるなら検査を実施していきたい。国民の検査が必要ななかで我々だけがというのは難しいと考えていたが、先生方からスポーツを守っていくためにも望ましいというご意見をいただいた。医療関係の皆様、各方面と協議しながら実現に向けて努力をしていきたい」と意向を示している。

一方で今回の提言の中には無観客試合の開催についても、新たなポイントが示された。1回目の提言では「流行時には無観客試合」と記されていたが、「当面は無観客試合」に修正された。

賀来氏は「観客というファクターが入ってきた時に、非常にリスクコントロールが難しい。第一段階では無観客とし、段階を追って観客が入っていくというステップを踏んでいくことが必要」と、説明。これを受けて村井チェアマンは「今回提言をいただいた内容を受け止め、無観客もひとつの手段として受け入れていきたい」と話した。

他にも移動時に注意すべきポイントや、選手のケア、観戦におけるルールなど、より具体的で細かい感染防止策が、新たな提言には加えられている。

気になる再開・開幕の時期について賀来氏は「少なくとも、緊急事態宣言がオールジャパンで解除させることが、まずは前提になる」とし、「明言はできないが、少なくとも現段階の感染状況を見た時、開催できるような状況になってきていることは間違いなく言える」とコメント。再開・開幕の時は確実に近づきつつある。

 

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