明治安田生命Ｊ２リーグは1日に第30節の11試合が行われ、首位の福岡が敗れた一方、2位の徳島が勝利を収め、両者の順位が入れ替わった。
アウェイで磐田と対戦した福岡は、41分に先制点を奪われると、50分にも小川 航基に決められ、2点のビハインドを負った。82分に遠野 大弥が一矢を報いたが、1-2で敗れ、16試合ぶりに黒星を喫した。一方勝った磐田は6試合負けなしで、7位に順位を上げている。
群馬の本拠地に乗り込んだ徳島は前半のうちに2点を先行される苦しい展開も、49分に杉森 考起が1点を返すと、56分にジエゴが同点ゴールをマーク。さらに90+3分に河田 篤秀が勝ち越しゴールを奪い、3-2と劇的な展開で逆転勝利を収めた。勝点を59とした徳島は、得失点差で福岡をかわして、首位の座を奪還した。
ホームに水戸を迎えた長崎は、37分に先制点を奪われるも、カイオ セザールのゴールで前半のうちに追いつくと、67分に名倉 巧が逆転ゴールをマーク。77分にはルアンが3点目を奪い、終了間際にが加入したばかりのエジガル ジュニオがダメを押し、4-1と快勝を収めた。北九州はディサロ 燦シルヴァーノの2ゴールなどで、4-1と金沢を一蹴。10試合ぶりに勝点3を手にしている。
新潟は1点ビハインドで迎えた69分に本間 至恩のゴールで追いつき、2-2で東京Ｖと引き分けた。栃木と甲府の一戦は、両者決め手を欠き、スコアレスドローに終わっている。
ホームに山形を迎えた京都は、曽根田 穣、ピーター ウタカ、庄司 悦大のゴールで3-0と快勝。岡山は1-2で迎えた87分に上門 知樹のゴールで追いつくと、90+4分にイ ヨンジェが値千金の決勝ゴールをマーク。鮮やかな逆転劇で、3-2と千葉を撃破した。
松本は開始早々に鈴木 雄斗と阪野 豊史が立て続けにゴールを奪い、2-1で山口を下した。大宮の本拠地に乗り込んだ琉球は、阿部 拓馬の2ゴールなどで3-0と快勝を収めた。アウェイで町田と対戦した愛媛は、1-1で迎えた85分に吉田 眞紀人が決勝ゴールを奪い、2-1で勝利。7試合ぶりに勝点3を手にしている。
■試合データ
松本vs山口
栃木vs甲府
大宮vs琉球
新潟vs東京Ｖ
金沢vs北九州
京都vs山形
岡山vs千葉
長崎vs水戸
磐田vs福岡
町田vs愛媛
群馬vs徳島
