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松木玖生(FC東京)の経歴は?出身や身長プロフィールを徹底解説【公式】Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

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2022年7月11日(月) 17:30

松木玖生(FC東京)の経歴は?出身や身長プロフィールを徹底解説【公式】Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

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松木玖生(FC東京)の経歴は?出身や身長プロフィールを徹底解説【公式】Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
松木玖生(FC東京)の経歴や身長プロフィールを徹底解説

松木玖生(FC東京)の経歴は?出身や身長プロフィールを徹底解説

 

2022シーズンより青森山田高校からFC東京に加入し、ルーキーイヤーながらレギュラーに定着した松木玖生選手を紹介します。

<目次>
・松木選手のプロフィール
・松木選手の幼少期
・松木選手の中学校時代
・松木選手の高校時代
・まとめ

■松木選手のプロフィール

松木選手は2003年4月30日、北海道室蘭市に生まれました。身長180cm・体重76㎏。強靭なフィジカルと正確な左足を武器に、高卒ルーキーながらFC東京でレギュラーを務める期待の大型ボランチです。

■松木選手の幼少期

サッカーを始めたのは6歳の時です。兄の影響で室蘭大沢FCに入ると、メキメキと力をつけて頭角を現します。小学校6年生の時にはJFA 全日本U-12サッカー選手権大会の北海道予選でベスト4に入り、個人としても北海道選抜の一員としてJFAフットボールフューチャープログラムに参加しました。北海道内で結果を残した松木選手は将来を見据えてJリーグアカデミーの練習にも参加しますが、次のステージに選んだのは多くのJリーグ選手を輩出している名門・青森山田中学校でした。

「小学校6年生の時に檀崎さん(竜孔/現北海道コンサドーレ札幌)たちがいた青森山田中学校が、僕の地元である北海道で開催された全国中学校サッカー大会で優勝しました。その大会を見に行き、ものすごく良いチームだと感じたんです」

■松木選手の中学校時代

先輩たちの活躍に刺激を受けた松木選手は、厳しい環境を求めて単身青森に向かいます。

「他からも誘いがあったのですが、断って青森山田中を選びました。Jリーグアカデミーの練習に参加しましたが、このままではもっと成長できないと思ったんです。みずから、もっときつい環境を選ばないと上にいけない。覚悟を決めて青森に行きました」

青森山田高校で監督を務める黒田剛氏は、中学入学当初の松木選手の印象をこう話します。

「小さくて、眼鏡をかけて、本当にサッカーをやるような感じには見えなかった。途中からコンタクトレンズにしたと思うのですが、サッカー少年というよりはかわいらしい子供という印象でしたね」

入学後、松木選手は1年生ながら全国中学校サッカー大会に出場。決勝では出場機会を得られませんでしたが、ベンチから日本一を見届けました。2年生に進級すると、下級生ながらレギュラーポジションを獲得。夏には主力として活躍し、2年連続で全国中学校サッカー大会制覇に貢献しました。このことで全国的にも注目される存在となり、最終学年を迎えた翌年の5月には飛び級で青森山田高校のセカンドチームが参戦する高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ東北に出場。同年7月にはU-15日本代表に選出され、初めて日の丸を背負うことになります。直後の全国中学校サッカー大会は準優勝となりましたが、同年12月には大きな一歩を踏み出します。高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ最終節で先発出場を飾り、高等部のトップチームで一足早くプレーを始めたのです。異例の抜擢について、黒田氏はこう話します。

「やっぱりポテンシャルであったり、メンタル(の強さ)、そして将来性を買って少しでも高校の練習、トップチームの練習に早く馴染んでいってもらいたい。または自分と違う強度またはスピード、それからテクニカルな部分も含めて、高校の集団の中に入れるほうが彼の成長を著しいモノにさせるのではないかということで、そういう経験をさせました」

■松木選手の高校時代

高校入学前にトップチームデビューを飾ると、翌年3月下旬に行われたサニックス杯ユースサッカー大会では背番号7を背負い、入学前にも関わらず主力の一人としてプレーします。「一番の武器はメンタル」。本人が胸を張るように、物怖じせずに先輩たちの輪の中に溶け込んでいきました。

「1年生ながら『すごく頼もしいな』と思いながら見ている瞬間も多くあったと思います」と黒田監督が振り返ったように、松木選手は周囲の期待に結果で応えます。同年12月の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ・ファイナルの名古屋グランパスU18戦では後半17分に決勝点をマーク。2-0でリードする展開から追い付かれるという、イヤなムードを払拭して優勝を決める一撃を決めました。

直後に行われた全国高等学校サッカー選手権でも、1年生ながら決勝まで全試合に出場。4得点の大活躍で、チームの準優勝に貢献しました。そんな松木選手の活躍について、黒田監督もこう話します。

高校1年次から全国高等学校サッカー選手権では主力として決勝まで全試合に出場。
高校1年次から全国高等学校サッカー選手権では主力として決勝まで全試合に出場。

「大舞台になればなるほど燃える性格だということもそう。チームに対して檄を飛ばしたり、モチベーションを要求したり、または技術の部分、体力の部分でも、結果を出して初めて言えることが多いと思うんです。チーム内の中で往々にしてあるのは、年下でありながら大した力もないのに、口だけは偉そう。こういうパターンだとやっぱり弾き出されたり、順応していけないような状態になるのは組織の中ではよくある話だと思うんですけど、選手権でも1年生ながら4得点できた。(高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ・ファイナルの)グランパス戦でも決勝ゴールを決めたりだとか。そういったところで得点に関して言うと、かなり絡んでくれたと思う。それがやっぱり先輩たちの中からも認められる要因にもなった。彼は自分の力で、信頼を掴み取っていったところは多くあると思います」

得点が取れるボランチとして確固たる地位を作って2年次を迎えると、松木選手はチームのエースナンバーである10番を託されました。最上級生が背負うケースがほとんどだった点を考えれば、チームでの信頼度が高いことがうかがえます。

その期待に応えるように、松木選手は結果を残し続けました。その年の全国高等学校サッカー選手権でも2年連続で決勝進出を果たしましたが、日本一は果たせずに敗北。自身も攻守のバランスを取ることに気を配りすぎた結果、持ち前の得点力を発揮できずに不完全燃焼に終わりました。

高校2年になると10番を託されリーダーシップを発揮。
高校2年になると10番を託されリーダーシップを発揮。

迎えた最終学年。キャプテンとなった松木選手はさらなる成長を目指して春にフランスへ渡り、同国1部のオリンピック・リヨンに練習参加します。

「海外のサッカーを学べて良かった。一番学んだのはスプリント。フランスに行ってスプリントを課題として指摘されました。常に早いテンポのサッカーでゴール前のクロスなどにどう飛び込んでいくかをいろいろ学べたし、プレー強度についても知ることができた。最初は通用しない部分もあったけど、自ら要求してボールをもらえるようになると、周りを見ながら落ち着いてプレーができたと思う」

フランスで得た学びを踏まえ、松木選手はゴールを量産。夏の全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会ではチームを16年ぶりに優勝へ導き、自身も5得点を奪って得点王を獲得します。高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグEASTでも8得点を挙げてチームの優勝に貢献。そして、全国高等学校サッカー選手権大会ではついに悲願の日本一を達成します。4得点を奪うなど、圧巻のプレーで高校No.1プレーヤーに相応しいパフォーマンスを披露しました。

高校3年では3度目の挑戦で悲願の選手権優勝を成し遂げました。
高校3年では3度目の挑戦で悲願の選手権優勝を成し遂げました。

高校サッカーに別れを告げ、新たなステージに足を踏み入れた今季。FC東京に加わった松木選手は開幕戦から先発出場、パリ五輪を目指すU-21日本代表にも飛び級で選出されました。

プロ入り後もパリ五輪を目指すU-21日本代表にも飛び級で選出されるなど順調にステップアップを続けています。
プロ入り後もパリ五輪を目指すU-21日本代表にも飛び級で選出されるなど順調にステップアップを続けています。

■まとめ

プロ入り後も目覚ましい活躍を続けていますが、松木選手のスタンスは変わりません。黒田監督は言います。

「彼がやっぱり中高6年間の中でしっかりとやるべきことをサボらず、しかも妥協せず、自分の目標、目的というものを一切ブレることなく、一歩一歩歩み続けてきたから今があると思う。パっと見はちょっと派手に見えたりもするんですけど、心は純粋で、しかもサッカーに対してすごく前向きに物事を考えられる。大人ともちゃんと会話ができる。そういった良い面もすごく持っているので、最初に彼を見た人たちや彼と話をしてみると、あんなに素直で笑顔がすごく可愛くて、いい青年だねと言ってくれる人が多い。その気持ちを忘れずに、プロに行っても、海外に行っても、あのときの評価の高かった時代を思い出しながら、すごく純粋な“松木玖生”でいて欲しいなと思います」

永遠のサッカー小僧はさらなる飛躍を目指し、これからも立ち止まらずに前に進んでいくことでしょう。

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