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2022年7月27日(水) 15:40

2022年度 第7回Jリーグ理事会後チェアマン定例会見発言録

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2022年度 第7回Jリーグ理事会後チェアマン定例会見発言録
2022年度 第7回Jリーグ理事会後チェアマン定例会見発言録

2022年7月26日

2022年度 第7回Jリーグ理事会後チェアマン定例会見発言録

2022年7月26日(火)17:30より
Webミーティングシステムにて実施
登壇:野々村 芳和チェアマン
窪田 慎二 理事
黒田 卓志 フットボール本部長

〔司会より説明〕
本日開催いたしました理事会後の記者会見を開催いたします。本日の公表事項は4件です。

〔報告事項〕
1.清永 浩文氏とJリーグクリエイティブディレクター契約締結

Jリーグは本日の理事会にて、清永 浩文氏とJリーグクリエイティブディレクター契約を締結することを決定いたしました。
今回の契約締結により、清永氏はJリーグが推進する各プロジェクト、具体的には来年迎える30周年のプロジェクトやJリーグのブランディング戦略および全社的なクリエイティブデザインへの助言や提言を行う予定です。

■Jリーグクリエイティブディレクター
清永 浩文 (Hirofumi Kiyonaga)
SOPH. 創業者。1967年 大分県生まれ。

2.後援名義 スポーツ政策学生会議(Sports Policy for Japan)2022
■主催:日本スポーツ産業学会、スポーツ政策学生会議企画委員会
■開催日:2022年10月29日(土)、30日(日)
■開催地:神奈川大学みなとみらいキャンパス ※会場での対面とオンラインのハイブリッドにて実施
■内容:大学生が日本のスポーツ政策やスポーツ産業に関する研究成果と提言を持ち寄り、意見交換と交流を図るとともに、研究者や実務家による評価と表彰を行うコンペティションとして2011年スタート、今年で12回目を迎える。

3.JCYインターシティトリムカップ・メニコンカップ大会後援
■内容:Jクラブ、タウンクラブの選手たちの貴重な試合機会として、また連盟の垣根を超えて育成年代の試合環境の充実に取り組むため。

【JCY インターシティ トリム カップ U 15 EAST 2022】
■主催:一般財団法人日本クラブユースサッカー連盟、3地域クラブユースサッカー連盟(北海道、東北、関東)
■開催日:2022年8月11日~8月14日
■開催地:コーエイ 前橋フットボールセンター・前橋総合運動公園・他

【JCY インターシティ トリムカップ(U15)WEST 2022 】
■主催:一般財団法人 日本クラブユースサッカー連盟
■開催日:2022年8月11日~8月14日
■開催地:J GREEN SAKAI

【メニコンカップ2022 日本クラブユースサッカー東西対抗戦 U15】
■主催:公益財団法人日本サッカー協会、一般財団法人 日本クラブユースサッカー連盟、中日新聞社
■開催日:2022年9月11日 13:00キックオフ
■開催地:パロマ瑞穂ラグビー場

〔その他〕
1.懲罰決定について(窪田理事より)

野々村 芳和チェアマンは下記の件について裁定委員会に諮問し、浦和レッズに対し下記のとおり懲罰を決定しました。併せて浦和レッズに対し同種事案の再発防止を期すために必要な措置の実施を依頼しました。

対象事案について
事案1
(1)懲罰の対象となる浦和レッズの違反行為
ホームクラブとしてサポーターが以下(2)に記載する秩序を損なう行為を行うことを防止することも、制止することもできず、Jリーグ規約(以下、規約)第51条〔Jクラブの責任〕に示す「観客にホームスタジアムおよびその周辺において秩序ある適切な態度を保持させる義務」に明らかに違反した。

(2)浦和レッズサポーターによる秩序を損なう行為
2022年5月21日、埼玉スタジアム2002において開催された2022明治安田生命J1リーグ第14節 浦和レッズvs.鹿島アントラーズの試合開始前である午後3時30分頃、スタジアム北車両門付近において、浦和レッズサポーターが以下の行為を行った。

①Jリーグ新型コロナウイルス対策ガイドライン(以下「ガイドライン」という。)において「声を出す応援」は禁止されているにもかかわらず、複数名(少なくとも60名)が、浦和レッズチームバスの到着の前後に、約10分間、集団で声を出して応援を行った。

②ガイドラインで「マスクを着用する」ことが求められているにもかかわらず、上記①に際し、一部の浦和レッズサポーターがマスクを着用しなかった(マスクを顎付近にずらして着用する等、口元をマスクで覆っていない行為を含む。)。

事案2
(1)懲罰の対象となる浦和レッズの違反行為
ビジタークラブとしてサポーターが以下(2)に記載する秩序を損なう行為を行うことを防止することも制止することもできず、サポーターにJリーグ規約(以下、規約)第51条〔Jクラブの責任〕に示す「試合の前後および試合中において、ビジタークラブのサポーターに秩序ある適切な態度を保持させる義務」に明らかに違反した。

(2)浦和レッズサポーターによる秩序を損なう行為
2022年7月2日、パナソニックスタジアム吹田において開催された2022明治安田生命J1リーグ第19節ガンバ大阪vs.浦和レッズの試合終了間際である90+2’分頃、同スタジアムのゴール裏ビジター席上層階において、浦和レッズサポーターは以下の行為を行った。

①ガイドラインにより「声を出す応援」が禁止されているにもかかわらず、複数名(少なくとも100名)が、約5分間、集団で声を出して応援を行った。

②ガイドラインで「マスクを着用する」ことが求められているにもかかわらず、上記①に際し、一部の者はマスクを着用しなかった(マスクを顎付近にずらして着用する等、口元をマスクで覆っていない行為を含む。)。
以上の行為を受け、懲罰として
・けん責
・罰金2,000万円
を決定しました。

付言として
浦和レッズに対するサポーターの行為に起因する懲罰事案は、複数回に及んでおり看過できないものとなっている。集団で声を出して応援することはサポーターによる応援の本質的事項に関わるものであり、声出し応援の禁止等のガイドライン遵守をはじめとする秩序維持にはサポーターの強い自律が必要であって、クラブには、これを促すための不断の改善努力が求められる。短期間のうちに少なくとも複数回にわたり秩序を損なう行為を阻止できなかったことは重く受け止めざるを得ない。かかる状況はJリーグ全体への社会的信用の低下につながるものであることを再認識するよう要請するとともに、今後Jリーグも浦和レッズと共に再発防止に向けて対応するものの、浦和レッズが再びサポーターの行為に起因する懲罰事案を発生させた場合、無観客試合の開催又は勝点減といった懲罰を諮問する可能性があることを付言しておく。

参考:ニュースリリース「懲罰決定について」
https://aboutj.jleague.jp/corporate/release/25463/

以上の内容となります。

〔野々村チェアマンよりコメント〕
皆様お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染状況が難しい中でも、リーグとしてどうやって前に進んでいくか、目の前の成長だけでなく数年先の成長も含めた話がなされ、今日も良い議論ができたと思っています。
世の中の感染者が増えている中で、Jリーグも7月に7試合が中止となりました。
2、3年かけて、こうした感染状況のなかでも、どうしたら試合ができるかというところを、各クラブも努力しながら準備してきてはいるものの、13人揃わないなどの理由で、試合ができない状況が出てきています。
各クラブでなんとしてでも試合をできるように努力は引き続きしてくれていると思いますが、今の(市中の感染)状況では、致し方ないところもあり、悩ましい問題だと思っています。

その一方で、夏休みは集客の山場の一つなので、夏休みに関しても8万人の招待キャンペーンを展開しています。それぞれの地域でカスタマイズし、その地域のJクラブの選手が出演するCMを流しながらキャンペーンを行なっており、8万人の招待に対して約12万人の応募をいただきました。
感染状況が難しい中でも世の中の動きとしては次に進んでいきたいという人々の思いも当然ながらある中で、リーグ・クラブともに少しでも前に進んでいけるような取り組みを夏休み期間中も続けていきたいと思っています。
J1が少し中断している中でパリ・サン=ジェルマンとの試合が行われ、私も川崎フロンターレの試合を観に行きました。
世界のトップと現状のJリーグとは当然ながら差はあるだろうと想像していた中で、実際のトップオブトップは、ある意味すごく刺激的でした。おそらく、対戦した選手や、いつも観ているファン・サポーターの皆さんも似たようなことを感じたのではないかと、思うと同時に、数年かけてでもそこに追いつきたいと言う思いをより一層持てたということだけでも、すごく実りの多いゲームだと思って観ていました。

〔質疑応答〕
Q:窪田理事にご確認したいのですが浦和の懲罰の件で制裁金・罰金の類で2,000万円というのは過去最高額に並ぶということで良いでしょうか。

A:窪田理事
同額と認識いただいて結構です。

Q:過去最高に並ぶということでよいでしょうか。

【仲村広報部長により補足】
2008年の浦和レッズvs.ガンバ大阪に対しては両クラブのサポータートラブルで浦和に2,000万円、ガンバ大阪に1,000万円、また2010年の大宮アルディージャの入場者の水増の案件で大宮に2,000万円。罰金額が多い事例としては、この2件です。

Q:野々村チェアマンに懲罰の件での所感をお願いします。

A:野々村チェアマン
以前コメントさせていただいたので事案に関しては特にないのですが、その後、この1~2週間、浦和の立花社長とも色々話をしたり、実際に会ってコミュニケーションをとっていますし、現場同士もどうやったらよりよくできるか、リーグができること、クラブがこうしたいことを擦り合わせています。Jリーグは、ただペナルティーを課して終わりではないですし、それではいけないと思うので、この数週間でコミュニケーションをとったことをより良いサッカー界にするために一緒にJリーグとしては伴走していこうという思いで進んできています。1つの案件ではあったと思いますけれど、その後のクラブとリーグとの取り組みはすごく前向きな取り組みができていると思います。
そこは継続していきながら、もっと明るいサッカー界にできるように、クラブとリーグで取り組んでいきたいと思っています。

Q:今回の理事会の議題から離れてしまうかもしれませんが、J1リーグ第22節名古屋グランパスvs川崎フロンターレが中止になった件ですが、名古屋が保健所からチームの活動停止を指導されたと誤った報告をリーグにされたと伺っています。本来であれば、13名がエントリーできた、試合を実施するべきだったかもしれない状況だと思います。故意ではないにしろ、試合が中止になってしまったのは大きな問題だと思うのですが、この件に関して、野々村チェアマンがどのように考えていらっしゃるのか教えていただけますか。

A:野々村チェアマン
数シーズン前から、ゲームを続けていくためのルール設定をしています。その中で、今回、名古屋の報告は後に誤った情報ということが判明しました。リーグとしては、その当時の情報に基づき試合中止という判断をしていますので、その判断が変わることはありません。
判断は変わらないですが、その情報が間違っていたので、第三者に入ってもらい、名古屋も含めて事実確認をしています。その中で、何らかのペナルティーが必要であれば当然ペナルティーの対象になると思っています。現在は聞き取りを含めて、弁護士等の第三者に入ってもらい進めているところです。
難しいのは、保健所の指導が以前とだいぶ変わってきているという点です。また、それぞれの地域の保健所によってだいぶ見解が違います。例えば、以前なら3人しか陽性者が出ていないけれども、保健所が活動停止を指導することがありました。しかし、現在は十数名の陽性者が出たとしても、活動停止を指導しない保健所も出てきています。また、クラブ側からの問いに対して、保健所が「できればそうした方が良いと思います」と答えた場合、どこからが「指導」となるのかは、判断が難しい状況です。これは、国のコロナの対策が緩和されているこのタイミングだから起こり得ることだと思っています。確かに今回の件は、いろいろなステークホルダーに対して、迷惑がかかってしまったことも認識しておりますが、Jクラブ全体としては、現状、コロナ対策のいろいろなものが変わっていく状況の中で、どのように保健所とのコミュニケーションを取るかは、今回の件を良い教訓としながら各クラブは取り組んでいます。

Q:調査の目的は、まず事実確認を明らかにするということだと思います。その中で先ほどおっしゃったとおり、ペナルティーを課すべきという判断になった場合は、規約の第64条も含めて考えていくことも視野に入っていますか?

A:野々村チェアマン
何かを視野に入れている、ということはありません。今回、どうしてこのような事態が起きたのかを明らかに、ということです。あくまでも試合を開催していくというこれらのルールは、各チームの善意、性善説に立ったルール設計になっているので、もう一度いろいろな側面から観察することが必要だと思っています。そこで出てきた事実が、ルールに抵触するのであれば、ルールに則るということです。罰を与えることを前提に調査しているわけではないと思っていただければいいと思います。

Q:別件でもう一件だけお願いします。新型コロナウイルス感染症が難しい状況の中で、7月30日から声出し応援の検証がかなり多くの試合で始まります。中には否定的な声があるかもしれない中で、今、声出し応援を進めていく意義を改めてお伺いできればと思います。

A:野々村チェアマン
これも先ほどの試合がどうやったらできるかという件と同じように、どのような状況でもできるようなエビデンスを積み重ねてきています。現状ではマスクを着用し、一定の距離を保つというガイドラインに沿って声出し応援をすれば、リスクはかなり軽減されているということは証明されています。今の国内の感染状況が大変な状況でも、エビデンスは確立されたものであることはいろいろな調査でわかっていますので、そこに対しては、ある種、自信を持って進めていきます。ただし、それはあくまでも不織布のマスクをして、一定の距離を保って声を出したときのリスクは軽減されているということです。例えばコンコースやハーフタイムにマスクをせずに会話するという事態が起これば、当然ながらリスクは上がります。どのような状況ならばリスクがないのか、もう一度多くの方に伝えながら、この枠組みならば大丈夫だということを確認しながら進めていくことに関しては変わりがないと思っています。

Q:名古屋の件について、実際にどのようなことが起きて、名古屋とどのようなやり取りをしているのか、もう少し詳細を教えてください。
名古屋側からいただいている内容は「保健所からチーム活動停止という指示を受けたと思っていましたが、実際はそうではなかったということを保健所から指摘を受けた」ということだと思いますが、そうしたことがどのようにJリーグに対して説明があったのか、現状Jリーグが把握されていて、言える範囲で事実を教えていただければと思います。

A:広報部 仲村部長
本件に関して、7月15日(金)のタイミングで試合の中止を判断しましたが、試合中止を判断し公表した後に、保健所より名古屋に対して公表内容に指摘が入り、クラブからJリーグに報告がありました。報告いただいた内容によると、当初は保健所からチーム活動停止の指導があったというようにクラブは認識していたが、実際保健所からは感染予防対策の指導、つまり換気を良くしてほしい、サーキュレーターを適切に配置するように指導はしたものの、チーム活動停止の指導まではしていないというご指摘でした。その内容をクラブからJリーグに報告いただき、Jリーグとしても両クラブに事情を説明し、本日に至っているということです。
あわせて、名古屋の保健所からの試合中止に関するリリースに対する、強い訂正の要望があったため、名古屋のリリースについては修正をいたしました。

Q:事実確認をしているとチェアマンもおっしゃいましたが、そうしたことが虚偽ではないかということも含めて一通りの流れを調査しなおすということでしょうか。

A:野々村チェアマン
その通りです。その時の判断の基準は保健所からの指導ではありましたが、試合を中止する際に最近多い事例は、濃厚接触者の数も含めて13名の選手がそろわないということが多くあります。今回13名が揃わなかったということは、現状の調査でもわかっています。その事実がある一方、その時の決定に関する報告が果たして正しくできていたのか、どうしてできなかったのかということを現在調べています。

Q:13名の選手が揃わなかったであろうから、いずれにせよ保健所からチーム活動停止を受けていなかったとしても試合は難しかったであろうととらえているという理解でしょうか。

A:野々村チェアマン
現状の調査としては、背景にはそういうことがあったということがわかっています。これも名古屋に限ったことではありませんが、全てのクラブから濃厚接触者がこれだけいて、13名揃わないと申し出ることに対して、全て後から調査するのはなかなか難しいことです。この件については、いろいろなことをしっかり調べた方が良いと判断していますので、リーグと名古屋で協力しながら、その背景も含めて確認しているところです。結果的に試合ができなかったということは簡単だと思いますが、最初の判断の基準が間違っていたのであれば、そこをもう1回正さなくてはいけないと思います。先ほども申し上げた通り、これは性善説に立ったルールでもありますので、改めて再度確認している状況です。

Q:名古屋の問題ですが、一般的に考えて保健所とのやり取りの中で、チーム活動の停止というのは非常に重大なことだと思いますが、それを聞き間違えるのは一般的には考えにくいと思います。
Jリーグが行っている事実関係の調査というのは、名古屋がわざとそうした保健所からチーム活動を停止されたといううその報告をしたことも含めて調べていらっしゃるということでよろしいでしょうか。

A:広報部 仲村部長
それ(故意性の有無)を含めて事実確認を調査中です。

Q:ファン・サポーターの方々も含めて、川崎フロンターレの方が不利益を被ったと考えられ、ネットの掲示板などでも新幹線代を払って名古屋まで来たのに中止になった、と怒っている方もいます。
川崎フロンターレ側から何らかJリーグへの要望書、抗議などはあるのでしょうか。

A:広報部 仲村部長
今のところ、具体的な抗議・要望はいただいておりません。

 

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