明治安田生命Ｊ１リーグは15、16、17日に第27節の9試合が開催される。
首位の神戸はアウェイで広島と対戦。前節は京都を下し、3試合ぶりに勝点3を手にした。今季初スタメンで結果を出した川﨑 修平に加え、新戦力のフアン マタのパフォーマンスにも注目だ。対する広島は鳥栖を下し、4戦負けなしとしている。2試合連続クリーンシートの安定した守備を支える代表帰りの大迫 敬介が首位撃破のカギを握りそうだ。
2位の横浜FMはホームに鳥栖を迎える。前節は柏に敗れ、2連敗となった。神戸に引き離されないためにも、これ以上の連敗は避けたいところ。先週行われたルヴァンカップでゴールを決めたナム テヒがリーグ戦でも結果を残せるか。一方の鳥栖は広島に敗れ、6試合勝利から遠ざかる。得点力に課題を抱えるなか、最前線に位置する富樫 敬真に結果が求められる。
3位の名古屋は福岡の本拠地に乗り込む。前節は横浜FCを引き分け、3試合勝利なしとなった。それでも先週行われたルヴァンカップでは鹿島に競り勝ち、ベスト4に駒を進めている。その試合で結果を出した中島 大嘉と吉田 温紀の若き2人が、チームに勢いをもたらせるか。福岡はFC東京を下し、連敗を2で食い止めている。佐藤 凌我の負傷離脱は痛手ながら、山岸 祐也ら他の攻撃陣に大きな期待がかかる。
鹿島vsＣ大阪は6位と4位の上位対決となる。鹿島は前節湘南と引き分け、3連勝はならなかった。それでも終了間際に追いつく粘り強さを披露した。起死回生の同点弾を決めたアルトゥール カイキが今節も結果を残せるか。対するＣ大阪は川崎Ｆを下し、3連勝を達成した。2試合連続3得点と勢いに乗るなか、代表デビューを飾った毎熊 晟矢の攻撃参加もポイントになるだろう。
5位の浦和はホームに京都を迎える。前節は新潟と引き分け、3連勝はならなかった。複数得点を奪えない試合が続くなか、代表初ゴールを決めた伊藤 敦樹がチームでも結果を残せるか。京都は神戸に敗れ、こちらも3連勝はならず。3戦連発中の原 大智が今節も重要な役割を担うだろう。
川崎ＦはホームでFC東京と対戦。前節はＣ大阪に敗れ、6試合勝利なしとなった。苦しい戦いが続くなか、新加入のバフェティンビ ゴミスがチームに勢いをもたらす起爆剤となれるか。対するFC東京は福岡に敗れ、3戦未勝利となった。複数失点が続く守備の修正が求められるだろう。
Ｇ大阪はホームに新潟を迎える。前節は札幌に敗れ、3試合ぶりの黒星となった。4点を奪われた守備の立て直しが急務となる。新潟は浦和と引き分け、2試合勝利なし。得点力に課題を抱えるなか、今夏に加入した長倉 幹樹に初ゴールは生まれるか。
横浜FCvs柏は17位と16位の残留争い直接対決となる。横浜FCは前節、名古屋と引き分け、2試合負けなしとしている。途中出場から結果を出した高井 和馬が今節も大仕事をやってのけるか。対する柏は横浜FMを下し、5戦負けなしとしている。5試合で2失点の堅守を軸に、今節もしたたかに試合を進めていくはずだ。
札幌はホームに湘南を迎える。前節はＧ大阪を撃破し、10試合ぶりに勝点3を手にした。2戦連発中のスパチョークに今節もかかる期待は大きい。一方の湘南は鹿島と引き分け、4試合勝利なし。ここ5試合で4得点と好調を維持する大橋 祐紀がチームに勝利をもたらす活躍を見せられるか。
■各試合の見どころをチェック
川崎ＦvsFC東京
横浜FMvs鳥栖
浦和vs京都
鹿島vsＣ大阪
札幌vs湘南
広島vs神戸
福岡vs名古屋
横浜FCvs柏
Ｇ大阪vs新潟
