明治安田Ｊ１リーグは20日に第30節の8試合が開催される。ACLに参戦する4チームの試合（町田vsＧ大阪、広島vs神戸）はすでに8月20日に行われている。
首位の京都はホームに清水を迎える。前節は広島と引き分け連勝が4で止まったものの、10戦負けなしと力強い戦いを続けている。もっとも今節は5試合連続ゴール中のラファエル エリアスが出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手のパフォーマンスがカギを握るだろう。対する清水は新潟に勝利し、5試合ぶりに勝点3を手にした。2試合連続ゴール中の髙橋 利樹に今節も大きな期待がかかる。
2位の鹿島はアウェイで浦和と対戦。前節は湘南を撃破し、6試合負けなしとしている。待望の今季初ゴールをマークした濃野 公人がここから勢いに乗っていけるか。浦和はＧ大阪に敗れ、連勝はならなかった。8試合連続で勝ちがない（7分1敗）相手から勝利を掴み、上位争いに踏み止まりたい。
3位の柏はＣ大阪の本拠地に乗り込む。前節は神戸と引き分け、3連勝はならなかった。8試合ゴールのない垣田 裕暉が久しぶりに結果を残せるか。Ｃ大阪は福岡に快勝を収め、4試合ぶりの白星を掴んでいる。ともに2ゴールを決めた柴山 昌也とラファエル ハットンが今節も攻撃のカギを握るだろう。
川崎ＦはホームでFC東京と対戦する。前節は横浜FMを下し、3連勝を達成した。4戦連発と勢いが止まらない伊藤 達哉が今節も結果を残せるか。FC東京は東京Ｖとのダービーマッチをモノにし、5試合ぶりの白星を掴んでいる。殊勲の決勝点を挙げた長倉 幹樹に今節も期待がかかる。
東京Ｖはホームに岡山を迎える。前節はFC東京に敗れ、4試合勝利がない。4試合連続で得点を奪えていないなか、今夏に加入した唐山 翔自の移籍後初ゴールが待たれる。岡山は名古屋に敗れ、2連敗となった。こちらも2試合連続で無得点に終わっており、一美 和成ら攻撃陣が意地を見せたいところだ。
横浜FMはホームで福岡と対戦する。前節は川崎Ｆに敗れ、2連敗となった。得点力不足に苦しむなか、最前線に立つディーン デイビッドがチームに勝利をもたらす結果を残せるか。福岡はＣ大阪に敗れ、こちらも2連敗となった。前節ゴールを奪い、前回対戦でも得点を決めている見木 友哉に再び期待がかかる。
名古屋はホームに湘南を迎える。前節は岡山を下し、7試合ぶりに勝点3を手にした。2戦連発の佐藤 瑶大が今節も結果を残せるか。湘南は鹿島に敗れ、3連敗。13戦未勝利と苦しい戦いが続く。ここ2試合で8失点を喫する守備組織の立て直しが急務となる。
横浜FCvs新潟は19位と20位の対戦となる。横浜FCは前節、町田と引き分け3試合勝利がない。終了間際の失点で追いつかれただけに、試合の終わらせ方がテーマとなるだろう。新潟は清水に敗れ、3連敗。10試合勝利から見放されている。加入後まだゴールのないブーダに結果が求められる。
■各試合の見どころをチェック
名古屋vs湘南
東京Ｖvs岡山
横浜FCvs新潟
Ｃ大阪vs柏
浦和vs鹿島
川崎ＦvsFC東京
横浜FMvs福岡
京都vs清水
