明治安田J3リーグは24日から26日までに第33節の10試合が行われる。
今節の注目は2位の栃木Cと首位の八戸の直接対決だ。今季の優勝争いの行方を左右する大一番となる。
栃木Cは前節、宮崎と引き分け、連勝が4でストップした。3戦連発中の森 俊貴が再びチームに勢いをもたらす活躍を見せられるか。対する八戸は栃木SCに快勝を収め、5連勝を達成。5試合連続でクリーンシートを達成した堅守が際立つ。今節は攻撃を牽引する永田 一真が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手の出来がポイントになりそうだ。5月に行われた前回対戦ではスコアレスドローに終わったこのカード。果たして今回はいかなる決着を見るか。
3位の鹿児島はアウェイで岐阜と対戦する。前節は鳥取を下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。途中出場から1得点・1アシストの活躍を見せたンドカ チャールスに今節も期待がかかる。岐阜は金沢に敗れ、連勝が7でストップした。4点を奪われた守備組織の立て直しがテーマとなりそうだ。
4位のFC大阪はホームに栃木SCを迎える。前節は沼津を下し、3連勝と再び調子を上げている。3試合連続複数得点と好調の攻撃陣の出来が今節もカギを握るだろう。栃木SCは八戸に0-2で敗れている。1-0で勝利した前回対戦で決勝点を挙げた矢野 貴章が再びチームに勝点3をもたらす結果を残せるか。
5位の宮崎は鳥取の本拠地に乗り込む。前節は栃木Cと引き分け、3連勝はならなかった。3戦連発で得点ランクのトップに立つ橋本 啓吾に今節もかかる期待は大きい。鳥取は鹿児島に敗れ、連勝はならず。隙を見せた後半の試合運びがポイントになるだろう。
6位の奈良はアウェイで群馬と対戦。前節は長野を2-0で撃破した。加入後初ゴールをマークした山本 駿亮が、ここから勢いに乗っていけるか。群馬は福島に敗れ、3連敗。9戦未勝利と苦しい戦いが続く。複数失点が続く守備の修正が重要なテーマとなるだろう。
北九州はホームに琉球を迎える。前節は讃岐を下し、3戦負けなしとした。2戦連発の永井 龍が今節も結果を残せるか。琉球は高知に競り勝ち、連敗を4で食い止めている。加入後初ゴールをマークした浅川 隼人に今節も期待がかかる。
福島はホームで金沢と対戦。前節は群馬に2-1で競り勝った。ここ3試合で2得点と好調を維持する城定 幹大が今節も攻撃のカギを握るだろう。金沢は岐阜に快勝を収め、5連勝と勢いに乗る。ゴール量産中の土信田 悠生がチームにさらなる勢いをもたらす活躍を見せられるか。
高知はホームに相模原を迎える。前節は琉球に敗れ、3連敗と元気がない。前半のうちに先制される試合が続いているだけに、慎重な入りを見せたいところだ。相模原は松本を下し、6試合ぶりの勝点3を手にした。殊勲の決勝点を挙げた中山 陸が今節も大仕事をやってのけるか。
松本はホームで讃岐と対戦する。前節は相模原に敗れ、3連敗となった。今節の試合は長野の本拠地である長野Uで行われるが、数多く駆け付けであろうサポーターの前で、5試合ぶりの白星を掴みたい。讃岐は北九州に敗れ、4連敗となった。4試合で12失点の守備組織の立て直しが急務となる。
長野はホームに沼津を迎える。前節は奈良に敗れ、今季初の連勝はならなかった。1本もシュートを放てず無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。沼津はFC大阪に敗れ、2連敗となった。開始早々の失点で流れを悪くしただけに、試合の入りがポイントになるだろう。
■各試合の見どころをチェック
FC大阪vs栃木SC
栃木Cvs八戸
群馬vs奈良
長野vs沼津
岐阜vs鹿児島
北九州vs琉球
福島vs金沢
松本vs讃岐
鳥取vs宮崎
高知vs相模原













