明治安田J2リーグは23日に第37節の10試合が行われ、水戸との直接対決を制した長崎が首位に浮上した。
ホームに水戸を迎えた長崎は、開始6分に新井 一耀のゴールで先制すると、34分に同点とされるも、65分にマテウス ジェズスが決勝ゴールをマークし、2-1で勝利した。長崎は勝点を69に伸ばし、首位に立った一方、敗れた水戸は2連敗で2位に転落した。
大分の本拠地に乗り込んだ3位の千葉は20分に生まれた河野 貴志のゴールを守り抜き、1-0で勝利。徳島は渡 大生とルーカス バルセロスのゴールで2-1と大宮に逆転勝利を収め、4位に順位を上げている。この結果、自動昇格争いは上位4チームに絞られた。
アウェイで秋田と対戦した仙台はチャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローで終了。ホームで山形と対戦した磐田は1点ビハインドで迎えた90+6分にヤン ファンデンベルフが起死回生の同点ゴールをマーク。2-2の引き分けに持ち込み、プレーオフ出場に望みをつないだ。
藤枝vs鳥栖は両者決め手を欠き、スコアレスドローで終了。鳥栖の1年でのJ1復帰の可能性が消滅した。今治vs札幌は57分にマルクス ヴィニシウスのゴールでホームの今治が先制するも、追いかける札幌は81分にマリオ セルジオが同点ゴールをマークし、1-1の痛み分けに終わった。
富山は終了間際の90+5分に香川 勇気が決勝ゴールをマークし、1-0で甲府に勝利。アウェイでいわきと対戦した山口はスコアレスドローに終わった。熊本は開始2分に神代 慶人のゴールで先制しながら、45分に追いつかれ、愛媛と1-1で引き分けた。この結果、勝点36で17位の熊本、同34で18位の富山、同33で19位の山口の3チームが最終節に残留をかけて争うことになった。
■試合データ
大分vs千葉
長崎vs水戸
秋田vs仙台
いわきvs山口
大宮vs徳島
甲府vs富山
磐田vs山形
藤枝vs鳥栖
今治vs札幌
愛媛vs熊本













