明治安田Ｊ２昇格プレーオフの準決勝が7日に開催される。
リーグ戦で3位のFC大阪はＡｘｉｓバードスタジアムで6位の金沢と対戦する。リーグ最終節では岐阜を下したが、2位の八戸に勝点1及ばず、自動昇格はならなかった。11月の5試合では4勝1分と負けなしと好調を維持するなか、最終節でハットトリックを達成した島田 拓海にかかる期待は大きい。金沢は最終節で鹿児島を撃破し、6位を死守した。その試合でいずれもゴールを決めたパトリック、嶋田 慎太郎、加藤 大樹の前線トリオが、この大一番でも結果を残せるか。
今季の直接対決は1勝1敗と五分となっている。2年連続でプレーオフに駒を進めたFC大阪か、2023年以来のＪ２復帰を目論む金沢か。決勝の舞台にたどり着くのは果たしてどちらのチームか。
4位の宮崎は5位の鹿児島をホームに迎える。最終節では福島に敗れたが、リーグ戦の順位の優位を保ちプレーオフ準決勝に駒を進めてきた。頼りになるのはやはりエースの橋本 啓吾だ。今季は25ゴールを挙げ、得点王に輝いたこのストライカーの出来が勝敗を分かつポイントになるだろう。対する鹿児島は最終節で金沢に敗れ、4試合勝利から遠ざかっている。調子を落としているが、昇格のかかるこのプレーオフでは再びギアを上げてくるはずだ。こちらは得点源の河村 慶人に大きな期待がかかる。
今季の両者の対戦を振り返ると、1勝1分で鹿児島が優位に立っている。リベンジを狙う宮崎か、1年でのＪ２復帰を目指す鹿児島か。注目の九州対決は、果たしていかなる決着を見るか。
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FC大阪vs金沢
宮崎vs鹿児島
