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ハリルホジッチ監督「メンタル面が違いを見せると選手たちには言った」【試合前日監督コメント:日本代表vsイラク代表】

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2016年10月5日(水) 17:50

ハリルホジッチ監督「メンタル面が違いを見せると選手たちには言った」【試合前日監督コメント:日本代表vsイラク代表】

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ハリルホジッチ監督「メンタル面が違いを見せると選手たちには言った」【試合前日監督コメント:日本代表vsイラク代表】
1勝1敗で迎える10月の2連戦。最終予選突破に向けて負けられない戦いが続く。

10月6日に行われるロシアワールドカップ アジア最終予選 イラク代表戦を控えた日本代表ハリルホジッチ監督のコメントです。

■ヴァイッド ハリルホジッチ監督
――前回はコンディションの調整に苦労したが、今回の手応えは?
「各自のフィジカルコンディションが違う状態です。何人かは良い、何人かは疲れている状態です。2日前に着いた選手はフレッシュな状態ですが、遅れてきた選手はより疲れているかもしれません。疲労回復をケアしていかないといけない。メディカルスタッフがしっかりと疲労回復をやってくれています。ただトップパフォーマンスにはならないと思います。短い、正確なスピーチを昨日しましたが、とにかくメンタル面、それが違いを見せると選手には言いました。明日の昼までしっかり考えて、最終的に決断したい。ただ、全選手が集中して、かなりモチベーションが高く、疲労があるとしてもみんなプレーしたい気持ちでやっています。あとは監督と選手の信頼関係になるが、これは話すことで解決する問題かなと思います」

――2次予選初戦のシンガポール戦、最終予選初戦のUAE戦はかなりプレッシャーがかかったと思うが、明日についてそれ以上のプレッシャーを感じているか?
「最終予選は常にプレッシャーがありますし、それによって選手はより戦う意識になると思います。そして最終予選は素晴らしい試合だけではダメで、本当に素晴らしいと言われる試合をしないといけない。ワールドカップなので、本当にやらないといけない。政治もかかわってくるし、経済もかかわってきます。野心があるなら、少しプレッシャーを受けないといけない。誰もプレゼントを我々に渡すわけではない。勝利を探しにいかないといけない。最終予選突破を勝ち取りにいかないといけない。

日本ではそんなにプレッシャーはないと思います。それがいいことなのか悪いことなのかわからない。私はいろんなチーム率いてきたが、プレッシャーはここの10倍はありました。今のところの状況を選手に伝えました。強い気持ちが困難なところで強さを発揮すると。みんなが高いところを意識してやらないといけない。将来、もっと強いチームが待っています。本大会に出ればもっともっと、最終予選でももっとプレッシャーがかかります。本大会に出ればグループリーグで3試合あります。1億人以上が見ますし、もっとプレッシャーがかかります。大会が進むにつれて、どんどんプレッシャーがかかります。ただプレッシャーは隠さなくていいと思います。プレッシャーがあることはいいことです。それによってより強くモチベーションが上がると思います。何人かはもしかしたらプレッシャーの準備ができていないかもしれない。私は監督なので、彼らを励まします。経験がある人たちはこのようなシチュエーションをしっかりコントロールできると思います。若い選手はすぐに準備できないかもしれない。プレッシャーという罠にかかるかもしれない」

――イラクの印象は? また、イラクのサッカーは見たか? 日本代表のレベルも最近そんなに高くないように思うが、その理由は?
「イラクのチームのことは知っています。最近の7、8試合を見ました。このチームが若いことも十分把握しています。約80%がオリンピックを経験していますよね。彼らがどのようなプレーをするか完璧に把握しています。罠にかかる可能性もあります。我々に困難を仕掛けてくる可能性もあります。日本のレベルに関しては、そうとは思わない。なぜなら1年前にイラクに4-0で勝ちました。日本が素晴らしい試合をした。困難なのはサッカー面ではなく、違う分野で感じています。イラクはかなり長い時間合宿をしていますが、我々は違います。疲労回復の時間もあまりないです。ただ、日本にはまだまだ最終予選を突破するだけのクオリティがあります。明日は勝つと思います」

――今回ミーティングの回数や映像を見せる時間を変えたと思うが、その手応えは?
「回数を減らしたというのは誰に聞いたのか? 選手が話すことはいいことです。これに関しては選手には少し話をしました。2日間、準備をしなければいけない。素晴らしいだけではない。本当に素晴らしい試合をしなければいけない。15分のミーティングですべてを説明するのは不可能です。2日間でかなりたくさんのことをしないといけない。選手が疲労しているのも知っているし、本来ならばトレーニングさえもできない状況です。12~14時間かけて飛行機で移動し、ジョギングだけでもかなり大変なことです。グラウンドでそこまでトレーニングできない。まずはミーティングルームで時間を割くことを大切にしなければいけない、いろんなことを説明しないといけない。5、10分でミーティングは終わらないのです。

相手のことも、我々のことも話さないといけない。着いたばかりの選手には長いかなと思うが、監督としてもちろんこのやり方を続けます。ただ、短くするトライはします。試合前には全選手が、相手が何をするか、自分たちが何をするかを完璧に把握している状況にしなければいけない。どのように守備、攻撃をするか。このチームの長所、短所、フリーキックについても把握しないといけない。それには時間が必要です。もちろん、選手によっては長い、疲れたと感じるだろう。なぜかというと試合前には10分、15分くらいが習慣化されているからです。ただ私はまったく違うアプローチをしています。ディテールを渡しています。個人もグループも、それから全員が揃ってもやっています。時間がかかりますが、これに関しては変更はできないかなと思っています」

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