8月8日(日)J2 26節 水戸 vs 横浜FC(19:00KICK OFF/笠松)
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勝ち点23の10位につける水戸は、24節では最下位札幌に引き分けてしまったが、続く25節では昇格を狙う京都を相手にスコアレスドローを演じている。ここ数試合の水戸を見ているとねばり強さともろさが同居するという印象を受ける。
その水戸は、18節の湘南戦で勝利して以来7試合勝ち星から遠ざかっており、この横浜FCとのホームゲームで久々の勝利を味わいたいところだ。そのためにはなんとしても得点が必要になってくる。
25試合を終えて記録した水戸のここまでの総得点は、リーグ最下位タイの19点。札幌と共に12チーム中2チームだけ20点台に到達できていない。中盤には栗田や秦などといった仕事のできる選手が多く在籍しているのだが、どうしてもトップの選手が決定力に欠ける印象がある。そうしたチーム事情の中で期待したいのが、小林康剛だ。今シーズンここまで積み重ねてきた6ゴールは、リーグ全体の水準からすれば物足りないものだが、それでもチーム内得点王として水戸を牽引している。結果を出している中で先発に定着できていないのは、荒削りなスタイルが故に細かいプレーの精度が足りていないからだろう。あとは監督の信頼を得るために、とにかく得点を積み上げていくしかない。
一方の横浜FCだが、こちらも調子は上がっているとは言えない。後半戦に入っていまだに勝ち星を挙げられず、低調な立ち上がりとなっている。ただし、試合内容が悪いわけではない。たとえば前節の福岡戦は0-1で落としているが、内容で言えば十分な得点チャンスを作り出していた。それでも決めきれなかったのは、やはり決定力に問題を抱えていたからだ。そういう意味では、移籍後4試合に出場していまだにノーゴールの眞中靖夫の奮起に期待したい。
この試合に向けて横浜FCが持つ懸念材料は、トゥイードが出場停止処分を受けているという点。前節の福岡戦ではラインの裏に走り込まれる場面が散見されたが、トゥイードの出場停止によってディフェンスラインの構成メンバーが変わることと複合して、最終ラインが多少深くなるのでは、と予想する。そうなると、水戸の中盤が生きてくる。決定力の部分では結果が出せていない水戸だが、それでも水戸にバイタルエリアを使われるのはあまりいい試合展開だとは言えない。ボランチのマシューが火消し役に駆け回る試合展開とならざるを得なくなるからだ。横浜FCのチーム内得点王はマシューなのである。マシューの守備の仕事量が増えることで、相対的に攻撃に使えるエネルギーは減る。そういう意味で、横浜FCのポイントは最終ラインをどのようにコントロールするのかという事になりそうだ。
勝ち点でも近い両チームの対戦だけに、激しい試合を期待したいと思う。
以上
2004.8.7 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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