8月8日(日)J2 26節 福岡 vs 甲府(19:00KICK OFF/博多球)
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勝ち点4の間に6チームがひしめき合うという混戦模様が続くJ2の2位争い。第26節の博多の森球技場では、その真っ只中に身を置くアビスパ福岡とヴァンフォーレ甲府が直接顔を合わせる。ホームの福岡は勝ち点37の5位。博多の森に乗り込む甲府は勝ち点40の2位。J1昇格争いのサバイバルレースを勝ち抜くためには、ともに勝ち点3が欲しい試合だ。しかし、8月だけで7試合を戦うというハードスケジュールと、日本列島を襲う猛暑の中では激しい攻め合いは望めない。ともに我慢比べの一戦となるだろう。
「無失点というか、そこのところが我々の戻るところ」(松田浩監督・福岡)という福岡は、ここまで24失点(J2、2位)。甲府との対戦でも堅固な守備をベースにして、両サイドからの攻撃を仕掛けるというゲームを組み立てるはず。同様に、25失点(同、3位)の甲府もバランスの取れた守備から、小倉を起点にした攻守の切替の速いカウンター攻撃を仕掛けてゴールを狙う。今シーズンの対戦成績は甲府の1勝1分だが、どちらも我慢比べの展開から先制点を奪った甲府が試合を有利に進めている。3度目の対戦も同じような展開になることが予想され、そういう意味では先制点の持つ意味は大きい。
そんな試合の鍵を握るのはエジウソンと小倉だ。
第3クールに入って自慢のサイドからの攻撃に陰りが見えた福岡だったが、キープ力と展開力に高い力を発揮するエジウソンが前線でボールを落ち着かせることで切れ味のあるサイド攻撃が復活。加えて、彼のスピードはカウンター攻撃の際にも大きな力となっている。周りの選手との連携が一層高まれば、福岡の攻撃力がアップすることは間違いなく、サポーターの期待も高まっている。さらに林の復帰も好材料だ。課題はフィニッシュの際の精度。今シーズンは攻めながらも勝ちきれない試合が目立つが、ホームゲームでサポーターの期待に応える勝利を手にしたい。
甲府も攻撃面の特徴は両サイドからの攻め。石原、水越の突破は数多くのチャンスを演出している。その攻撃を生かすのも小倉次第。運動量はそれほど多くはないが、的確なポジショニングで前線に起点を作り、軽快なボール捌きで両サイドの効果的な攻撃を引き出し、ゴール前では巧みな個人技を駆使して左足でゴールを狙う。高い位置でプレーするときの小倉は、どのチームにも脅威を与えている。そんな小倉を福岡DFは厳しくマークすることが予想されるが、そのマークをかいくぐって高い位置でプレーできるかどうか。中盤へ下がってくるようだと甲府の攻撃力は半減してしまう。
鍵を握るエジウソンと小倉。堅固な守備。そして両サイドからの攻撃。同じような特徴を持つ両チームだが、いずれにせよ、1点を争う緊張感あふれる試合が展開されることは間違いなく、どれだけ高い集中力を保って我慢できるかが、試合の大きなポイントになる。どちらも勝ち点3が必要なJ1昇格サバイバルレースの大事な一戦。この試合は見逃せない。
ところで、福岡vs甲府が行われる8月8日、アビスパ福岡では、「コカ・コーラ C2 ゆかたDE観戦DAY」を開催する。ゆかた着用で来場した観客(男女問わず)に対し、先着500名に当日のSAゾーン席ペアチケットをプレゼントするほか、様々な催し物が行われる。このイベントは、福岡の勝利を後押しするとともに、観客に納涼気分を楽しんでもらうものとして、例年、博多の森の夏の風物詩として親しまれているもの。サッカーの試合はもちろん、こちらのイベントも是非、楽しんでもらいたい。
以上
2004.8.7 Reported by 中倉一志
J’s GOALニュース
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