今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第27節 横浜FC vs 甲府 プレビュー】両チームとも負けられないゲーム。ジンクスを味方につけ勝利を手に入れるのはどちらのチームか!?(04.08.10)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月11日(水)J2 27節 横浜FC vs 甲府(19:00KICK OFF/三ツ沢)
-リアルタイム速報はこちら-
-スターティングメンバーも試合開始2時間前に、各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
現在J2リーグは2位の大宮から7位の仙台までが勝ち点4差にひしめく大混戦となっている。シーズン終盤まで続くことが予想されるJ1昇格争いから脱落しないためにも、非常に大事な戦いが続く8月。第27節、横浜・三ツ沢公園球技場で行われるのは現在8位の横浜FCと3位甲府と対戦。横浜FCも2位まで勝ち点差は12であることを考えると、これ以上の差が開くと苦しいことはチーム全体の総意であろう。また甲府も前節は福岡に0-1で敗れ3位へ後退。混戦の中で何としても連敗を避けたいところ。どちらも勝ち点3を目指し激しいゲームとなることが予想される。

ホームの横浜FCは2週間のインターバル後の第23節からの4試合で3分け1敗と調子が上がってこない。この4試合で挙げた得点はわずかに2点と相変わらずの得点力不足に悩んでいる(今季総得点は25)。負け数だけをみると首位の川崎F(負け数3)に次ぐ少なさの横浜FC(負け数6)。しかし圧倒的に多い引き分け15という数字が今年の横浜を物語るように、勝ち切る試合が出来ない現状を打破する攻撃陣の爆発が待たれる。

その為には眞中、城のFW陣はもちろん杉本、臼井、内田、マシューら中盤の選手たちのチャンスメークも重要になってくるであろう。明るい材料なのは前節出場停止だったDFトゥイードが復帰すること。今季からチームに加入し、これまで横浜FCの守備を支えてきたトゥイードだが、この夏場に入りやや疲れがみえていただけにリフレッシュする期間が出来たことで彼自身のモチベーションも再び高まっているであろう。セットプレーで発揮する高さは必見である。

対する甲府もここ数試合は波のある戦いぶりでなかなか混戦から抜け出せずにいる。前々節の大宮戦では攻撃陣が3点を挙げて快勝したかと思えば、前節の第26節福岡戦ではわずかシュート3本に抑えられてしまうなど試合毎の好不調の波が大きい。特に福岡戦での攻撃陣の迫力のなさは、今季チーム総得点(37点)の3分の1以上の14得点を挙げていたバロンが抜けた穴の大きさを感じさせた。小倉、須藤、藤田、長谷川らのFW陣を松永監督がどのように組み合わせるのか、横浜FCの守備も安定しているだけに早い時間から主導権を握りたいところだ。

起用されるとなればキーマンは土橋か。前節は3試合ぶりの出場となった土橋、試合の前半こそはサイドから効果的なチャンスを何度か作り出していたが、後半は久々の試合で疲れもあったのか動きがやや落ちた感があった。土橋が攻撃に顔を出すシーンが多くなれば甲府ペース、逆となれば横浜FCペースとなるであろう。

前回の対戦(第19節)では、横浜FCが退場者を出したこともあり6-1と大差がついてしまったこのカード。しかし現時点での両チームの調子を考えると、前回ほど大差がつくようなゲームになるとは考えにくい。勝負の鍵を握るのは先制点、互いに攻撃陣に勢いをつけたい状況だけに出来ればFW陣の得点が望ましいか。甲府はここ4試合、負けと勝ちが交互にやってきている。横浜はここまでの5回の勝利がホームゲームで、すべて月の10日前後に集中している(3/13、4/10、5/15、6/12、7/10)。どちらも偶然のジンクスではあるが、両チームのサポーターとしてはそんな話にもすがりたいところ。どちらが勝ち点3を手に入れるか、注目の試合である。

以上

2004.08.09 Reported by 小島耕
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着