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【J1:第6節 鹿島 vs 大宮 レポート】セットプレーからの2得点で勝利を手にした鹿島。首位に勝ち点1差の4位につける。(06.04.02)

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4月2日(日) 2006 J1リーグ戦 第6節
鹿島 2 - 1 大宮 (15:04/カシマ/11,747人)
得点者:'6 岩政大樹(鹿島)、'41 小笠原満男(鹿島)、'65 小林大悟(大宮)
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リーグ戦3連勝のかかった第6節、鹿島は大宮をホーム カシマスタジアムに迎えた。鹿島にとっては、3/18から2週間で5試合という今年最初の連戦の最後の試合。上位陣に引き離されないためにも勝利が必須となったこの試合、鹿島が2−1で勝利をものにした。その要因はパスサッカーでも、FWの決定力でもなく確実な技術と堅い守りだった。

近頃の鹿島は思いのほか守勢にまわる時間帯が多い。先月29日に行われたナビスコ杯は4−1と勝利したものの、対戦相手大分には鹿島の倍となる16本のシュートを浴びている。先週の第5節千葉戦も、アレックス ミネイロの得点かつ無失点での勝利こそ挙げたが、猛攻をくらいGKの出番の少なくない試合。そして、今週ディフェンス陣のうち岩政、新井場がそろって体調不良を訴えている。新井場の口からは「最近押されている時間帯が長いからDF陣は胃が痛くなるということになっている」などという冗談とも本気ともつかないコメントが飛び出しているほど。そんななか連勝を挙げることができたことが連戦最後となる大宮戦の収穫だろう。
 
この連戦では図らずも若手だけでなくベテランも意地を見せ、アウトゥオリ監督は「底上げができた」と手応えを示した。この日は前節の千葉戦、ナビスコカップの大分戦と2戦連続フル出場を果たし、存在感を示した本田に代え青木をボランチに据え、すっかりボランチが板についてきた増田と並べた。前線にはアレックス ミネイロ、その左右に深井と小笠原を配した。小笠原が代表から戻って来たため、ナビスコカップ大分戦で得点を挙げている田代ではなく深井を入れるところになんとも層の厚さを感じさせる。

試合は、選手たちが「連戦の疲れもあって」と口を揃えたように鹿島らしい攻撃はほとんど見られず、2得点は共にセットプレーから。立ち上がり6分フリーキックから早くも先制。中央やや右、約25メートルの位置からゴールに対してタテ方向の小笠原のフリーキック。左ポスト際でディフェンダーのマークが甘くなったところを岩政がヘディングで叩き込み、難なく先制した。このあとゲームの主導権は大宮に握られ、ポゼッションも許す。大宮は吉原が今季初先発。ドリブルありシュートありで鹿島ゴールを脅かす。一方決定機がほとんど見られなくなった鹿島は、「連戦が続いて仕方ないのかなと。こういう時は後ろで守りきらないと」と岩政が言う通りディフェンシブに戦った。そんな流れのなか、41分には小笠原がゴールほぼ正面からのディフェンスの壁を越すフリーキックを直接決め、鹿島は2−0で試合を折り返した。

後半20分、大宮も一矢報いる。左サイドでの土屋のドリブルから片岡を経由し、小林大が右サイドから放った強烈なシュートがGKの手をかすりゴール左隅へ吸い込まれる。しかし、その後は攻めあぐね試合は終了した。

「連勝できたことが収穫」と鹿島のアウトゥオリ監督。小笠原の高い技術と堅守で勝利を手にしたことで、結果首位に勝ち点1差の4位につけている。勝つことに重きを置いたこの試合、鹿島にとっては意義深い一戦となった。
しかし、大宮にとっては手痛い敗戦。「ガンバ(先月29日の第4節)、鹿島との試合でひとつは勝ち点がほしかったな」と三浦監督はつぶやいた。開幕当初戦列を離れていた吉原、藤本が揃い、昨年にはない攻撃を見せつつある。ディフェンス面でも、人に強い片岡、純マーカスの組み合わせが試合をこなすごとに熟れて来ており、両サイドバックも上がりを見せることが出来るようになってきた。それだけに欲しかった勝利。「勝てないと波にのれないからな」とはガンバ戦以外で全ての得点に絡み、今や攻撃の要となった小林大のコメント。

「まだこれから長いんだし」という小笠原は冷静につぶやきそして口元を引き締める。中断期間まであと7試合。鹿島はこの連勝で波にのることが出来るだろうか。

以上

2006.04.02 Reported by 了戒美子
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