今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【なでしこジャパン:今後の展望】W杯出場をかけての戦いが再び始まる、なでしこジャパンに大注目!!(06.11.12)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)壮行試合
11月19日@フクアリ 13時キックオフ
なでしこジャパン vs オーストラリア女子代表
-試合速報はこちら-
------------

なでしこリーグは2006年シーズンを終え、JFAハウスにおいて年間表彰式が開催された。DIV.1の優勝に輝いたのは、日テレベレーザ(勝ち点44、14勝2分1敗)。その強さは年間を通じて見ると圧倒的と言っても過言ではないが、一方で2位のレッズ・レディースも最終節(プレーオフ)の段階で、1位のベレーザと勝ち点差はわずかに3だったことからも、2位の浦和レッズ・レディースがチーム力の強さを見せたシーズンでもあった。
今シーズンは、MVPには日テレ・ベレーザの澤穂希が、同じく日テレ・ベレーザの永里優季が18得点で得点王に輝いた。「チームのみんなで取った得点だし、来シーズンはもっとたくさん得点が取れるように」と来シーズンの抱負を語った永里選手。得点力で言えば、上位5位以内にベレーザの3選手が顔を揃えており、ベレーザの総得点は57、2位の浦和レッズ・レディースの28得点、3位のTASAKIの31得点に大きく差をつけている。

今シーズンのなでしこリーグは、DIV.1の上位と下位、それぞれ4チームづつでプレーオフを戦い、その結果すべての順位を決めた。最終的に最下位になったチームが自動降格するしくみで、東京電力マリーゼが来シーズンよりDIV.2で戦うこととなった。一方DIV.2の優勝チームは来シーズンよりDIV.1に昇格、アルビレックス新潟が昇格を決めた。
更にDIV. 2の2位はDIV.1の7位と入れ替え戦(FC高槻と大原学園の入れ替え戦)を行い、その結果、大原学園が勝利し来シーズンからのDIV.1昇格を決めた。

ところで、女子サッカーは来週から日本女子代表(なでしこジャパン)の活動が再開する。今後年末にかけての主なスケジュールは、福島での強化合宿を経て、19日にオーストラリア代表との親善試合(メンバーはこちら)、その後ドイツへ遠征、12月1日に開幕するアジア競技大会2006(ドーハ開催)を戦う。(代表メンバーはこちら)。今回のオーストラリア戦の招集メンバーで注目したいのが、アテネオリンピックまでは支柱でもあった、ボランチの宮本(伊賀くの一)だろう。男児を出産後、今シーズンよりリーグ戦にも復帰しており、今回の代表に合流することとなったのだ。
一方、レギュラーメンバーの中で、大谷(TASAKI)が怪我により離脱しており、なでしこジャパンの大橋監督は「福島での合宿とオーストラリア戦(19日)で、大谷に代わる選手を見極める」という。

今回の一連の代表でのスケジュールは、なでしこジャパンにとっては非常に重要な意味を持つ。2006年オーストラリアで開催された、アジア女子選手権(W杯予選)で、2007年北京で開催されるFIFAW杯の出場権を得ることができなかったため、11月末に予定されている北中米カリブ海連盟の予選3位の国と、W杯出場に最後の望みをかけたプレーオフを戦う。(対戦相手、開催地、日程、すべて未定)。その大一番に向けた「チーム強化という大きな意味合いもあります」と大橋監督は力を込めた。そして、今シーズンのなでしこリーグMVPに輝いた澤は「リーグを終えて、気持ちを切りかえてしっかりがんばりたいです。」と、今後に向けて目を輝かせた。

ここからW杯出場をかけての戦いが再び始まる、なでしこジャパンに大注目だ!

以上

2006.11.12 Reported by 日々野 真理
------------
第15回アジア競技大会(ドーハ2006)壮行試合[11/19・フクアリ 対オーストラリア女子代表]なでしこジャパン(日本女子代表チーム)メンバー
なでしこジャパン(日本女子代表チーム)メンバー【第15回アジア競技大会2006/ドーハ】
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着