11月22日(土)J2 第43節 徳島 vs 鳥栖(14:00KICK OFF/鳴門大塚)
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3月9日、春の訪れを感じる明るい日差しの中で徳島の2008シーズンは始まった。このリーグ初戦を思い返すと、結果こそ0-2と横浜FCに敗れたが、徳島がピッチ上で展開した『アグレッシブなサッカー』はスタジアムで見つめた全てのファン・サポーターに今季への期待を抱かせるものであったと言っていいだろう。その一戦での選手たちの積極果敢なプレーは今でも脳裏に蘇ってくるほどだ。
しかし、その後チームを待っていたのは予想もしなかったほどの苦しみ。開幕序盤は勝点の積み上げも出来ていたが、第1クール終盤からは黒星が目立ち始め、20節からは17試合勝ち星なしという状態にまで陥ってしまった。もちろんその要因としては、チームの得点源であった快足FWの移籍により組織の再構築を強いられるという予定外の不運もあったのだが…。そして39節以降、徳島は再び勝利のない状態を続けてしまっている。さらに、41節の敗戦で決まってしまった最下位という順位がその後前節の戦いを見ても少なからずチームのパフォーマンスに暗い影を落しているのは間違いない。
とは言え、残された今季のゲームはもうたった2つ。しかも迎える今節が今季のホーム最終戦であることを考えれば徳島は何としてもメンタル面の立て直しが必要だ。選手たちは今一度気持ちを高めてピッチ上のプレーに全身全霊を傾けなくてはならない。そして、自らを一歩でも成長させるためにも、持ち得る力の全てを出し尽くさなくては。
その徳島だが、セットプレーにおける守備、決定機でのシュート精度、危険な時間帯での集中など、抱える課題は未だ少なくない。今節もそのひとつひとつへの改善取り組みが不可欠と言えよう。しかし、この一戦においてはそれ以上に力を注がなくてはならないことがある。『アグレッシブなサッカー』の復活─。
徳島は確かに今季苦しいゲームが続き、また自分たちのすべき戦いをし切れなかったことで何度も勝利を逃してきた。ただ、だからと言って全ての内容が悪かったわけではない。最近では影を潜めてしまっているが、自分たちの『アグレッシブなサッカー』を展開した時には相手がどこであろうと試合の主導権を握れていたのも見逃せない事実だ。その時チームは勝利への希望を感じさせる戦いを見せてくれていたと言っていいだろう。となれば、徳島にとってやはり掲げ目指すそれこそが勝利への入口。そしてその戦いを90分通してやり切ることがこの一戦でも白星を引き寄せる大きなポイントとなるのは間違いない。
しかしながら、徳島がどう出てこようとも勝ちを譲れないのは対する鳥栖。3位の仙台とはまだ5つの勝点差が存在するものの、次節にはホームでその仙台との直接対決を残しているだけに大逆転の可能性はまだ決して小さくなく、だからこそまずは今節をきっちりと乗り切りたいところだろう。ただ、チームは先日行われた天皇杯5回戦でJ1・神戸を5-2と撃破するなど今非常に充実を見せている。エース藤田祥史は「全員の切り替えが早く、球際も強かったし、勝ちたいという気持ちも僕らの方が強かった」と胸を張ったが、その勢いをそのまま持ち込めれば不安要素はほとんど見当たらないのではないか。唯一、最下位・徳島相手という面で気持ちの緩みが出てしまうことにだけは気を付けなくてはならないだろうが。
立場こそ違えど、どちらにとっても喉から手が出るほど欲しい今節の勝利。特に徳島としてはホーム最終戦でまでもサポーターに敗れる姿を見せるわけにはいかないはずだ。もう3年連続最下位という屈辱的な結果を変えることは出来ないが、自らの意地とプライドをかけ戦わなくてはならない。さらに言うなら、苦しかったこの2008シーズンをこのまま終わらせるようでは希望の光はなかなか差してこないだろう。だからこそ選手たちには一瞬足りとも無駄にしない全力のプレーで、チームの基礎となり来季へと繋がるものをひとつでも多く掴んでもらいたいものだ。
さて、いよいよ大詰めとなった今季のJ2リーグ。熱い戦いもあと3節を残すのみとなったが、それ故に両チームのファンやサポーターたちも選手たち同様一戦一戦を大事にしたいことだろう。その期待に応えるためにも徳島と鳥栖が好ゲームを演じてくれることを期待して開始のホイッスルを待ちたい。
以上
2008.11.21 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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