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【Jユースカップ2008:準々決勝】プレビュー(2):悲願のタイトルへ、柏がアウェー長居に乗り込む!東京V vs 広島は、最後の大会にかける思いが勝敗を左右する!(08.12.19)

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12月20日(土)Jユースカップ2008 準々決勝
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Jユースカップ2008決勝は12/27(土)スカパー!で完全生中継!
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C大阪 vs  :11:00@長居2
地元・長居でC大阪が、『最強軍団』柏を迎え撃つ。C大阪は苦しんで準々決勝にたどり着いた。2回戦では力のある千葉を相手に苦戦し、88分のMF 丸橋祐介のゴールでなんとか勝利した。C大阪は今、U-16日本代表の長身FW杉本健勇をCBに起用。丸橋を左MF、山口蛍を2トップの縦関係の後ろに配置し、ボランチには細見諒と1年生・南佳介を起用している。
この布陣にして、守備力が向上した。その要因の一つが杉本の成長にある。杉本はCBにコンバートされると、空中戦の強さのほかにも、カバーリング能力や対人能力でも非凡なものを発揮。1対1の駆け引きもうまくなり、CBとして大きな成長を見せている。彼とDF原慶とのコンビネーションも向上し、この2人とダブルボランチが軸となって、連動した守備を実現している。攻撃に関しては、やはり左の丸橋と1.5列目の山口が軸。奪ったボールをいかに素早く彼らに繋いで、攻撃を組み立てていけるかが鍵となる。なぜなら柏はその質の高いパスワークにばかり目が行くが、守備もトップ昇格が決まった頭脳明晰な戦略家であるボランチの仙石廉を軸に、非常に組織的に洗練されているだけに、丸橋と山口へいかに質の高いボールを供給できるかが大きなポイントとなる。
総合力ではやはり柏に分がある。今年は未だノンタイトルだが、2回戦でFCライオスに9−1と大勝したように、その力は本物だ。今年の柏の最大の魅力は2つある。一つは洗練されたパスサッカー。もう一つが攻守の切り替えの早さだ。日ごろから吉田達磨監督は、「自分で考えて、決断して、実行する。プレー中に多くの選択肢を持って、そこから最適なものを選択する。ごちゃごちゃしている中をいかに整理して、究極にシンプルにプレーできるかが大事」と語るように、状況に応じたポジショニングと攻守の切り替えのスピードを重視し、トレーニングを行っている。今の柏は多くのタレントを抱え、このサッカーを具現化させている。さらに、多くの選手たちにとって最後の大会で悲願のタイトルを掴むべく、選手たちのモチベーションも高く、チームの仕上がりは上々だ。
果たして柏が実力どおりの力を発揮するのか。それともC大阪が安定してきた守備をベースに、丸橋の左足、山口の右足で柏の組織ディフェンスを打ち破るのか。注目が集まる。

東京V vs 広島 :14:00@長居2
東京Vは2回戦の三菱養和戦は苦戦の末に逆転勝利を挙げ、準々決勝に駒を進めてきた。養和戦は前半の33分までは完全に相手ペースの試合だった。立ち上がり、相手の思い切りのよいアタッキングサッカーに後手に回ってしまい、ズルズルとDFラインが下がってロングボールが多くなってしまう悪循環に陥ってしまっていた。失点も喫し、劣勢に立たされていたが、33分に相手が退場すると流れは一変し、逆転に成功した。
勝ちはしたものの、課題が多い試合だった。しかし、これで選手たちの気は引き締まったといえる。「ウチのチームはこの大会で3年生が最後っていう一種の切迫感がなかった。今週はそれを口すっぱく言ったのに、1失点するまで選手たちにそういう感情が沸いていなかった」と試合後に柴田峡監督が語ったように、養和の選手と比べて、試合前や前半は明らかに選手たちに緊迫感がなかった。普通の試合と同じように試合に入ってしまい、そして半分負け試合のような戦いをしてしまったが、そのことで選手に現状に対する危機感が生まれた。次は試合前から最後の大会に挑むという緊迫感を持って臨むことができるだろう。
さらに養和戦で出場停止だったエースストライカーの真野亮二が復帰する。負傷明けでフル出場が難しいMF富所悠も、養和戦で途中出場から決勝点を叩き込むなど、調子を上げてきている。DF 高野光司、MF高木善朗ら1・2年生も安定したプレーを見せており、ここに来て状況はプラスの方向に向かっている。
対する広島もチーム状況は上向いている。2回戦の高円宮杯全日本ユース(U-18)準優勝の名古屋相手に3点を奪って快勝。得点力不足に悩んでいたチームにとって、大きな自信を掴むことができた。守備面も今季はトップ帯同が続き、ユースで試合出場が乏しかった絶対的守護神のGK 原裕太郎が大きな存在感を発揮。ここに来て、攻守共に噛み合ってきている。
その要因は、この大会にかける選手、関係者の思いの強さにある。「広島は一発勝負が強いチーム。全員が同じ高校に通い、同じ寮で3年間過ごしているだけに、3年生はこの大会が本当の最後という気持ちが強くて、結束力がある。この大会の広島は本当にチームに勢いがある」と柴田監督も脅威に感じているように、最後の大会における広島のモチベーションの高さは並々ならぬものがある。
一枚岩となってこの大会に臨んでいる広島。2回戦を経験してモチベーションが向上してきている東京V。どちらの思いが打ち勝つのか。最後の大会ならではの、意地のぶつかり合いに注目だ。

以上

2008.12.19 Reported by 安藤隆人
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