5月5日(火)J1 第10節 大宮 vs 大分(14:00KICK OFF/大宮)
スカパー!生中継 Ch184 13:50〜(解説:川勝良一、実況:八塚浩、リポーター:長友美貴子)
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共に、こんなはずではなかったと思いたくなるような状況におかれているチーム同士の対戦だ。現在15位の大宮はここまで4連敗、最下位の大分は6連敗。共通するのが、守備陣の崩れゆえに、白星から遠ざかっているということ。大宮の17失点は現在のところリーグワーストタイ、大分の14失点はワースト6位タイで昨季は34試合を終えて24失点と抜群の数字で最少失点だった姿からは程遠い。大宮もかつては堅守速攻でならしたチーム。得点は取れずとも、失点はしないサッカーを展開していたのだが、その姿は想像すらできない。そんな2チームの対戦は「もう、J1J2入れ替え戦だと思ってやるべき」と表現する選手がいるほど重要な一戦になる。
大宮の張外龍監督が勝敗の鍵として挙げるのは「集中力」だ。大宮はこのところ、失点の仕方と時間帯が悪すぎる。前節F東京戦は開始わずかに4分、その前第8節の山形戦では1分、第7節新潟戦は試合終了間際の89分、第6節川崎F戦は先制したものの87分、88分に畳み掛けられ力尽きている。しかもスローインやショートコーナーなど、ちょっとした隙に集中力を欠き「休んでしまっている」ことが明らかな失点。前節ではベンチから見た藤本主税が「こんなに開始直後ばかりに失点するのはおかしい」と言い、負傷のためスタンドから観戦した波戸康広は「ぼーっとしている。恥ずかしい」と話すそんな失点が相次いでいる。それだけに立ち返るところはメンタル的な要素、つまりは「集中力」ということになるそうだ。
前節は先発メンバーを7人入れ替えて臨んではいるが、チームの方針として掲げているタテに速いサッカーを体現できるメンバーへの交代で、開幕当初のメンバーを見てみると大きく驚くメンバーでもない。今節は、パクウォンジェを左の中盤に上げ、サイドバックには負傷明けの波戸が入る模様。また、右サイドでは藤本主税が先発見込み。シーズン開幕直後の、とにかく勢いがあり労を惜しまない前線からの守備、そしてシンプルなタテへの攻撃、その2点と集中力をもう一度確認したい。負傷者がほぼ揃った中で、コンセプトに合致したメンバーが先発に選ばれているだけに、はっきりとしたサッカーをすることが求められる。
一方の大分は、メンバー選びそのものに苦労している。開幕から負傷者が相次いだだけでなく、ここに来てホベルトが一時帰国したり森島康仁が先発から外れてしまったりと不運に見舞われている。その点での苦しさは大宮を勝るだろう。だが、前節G大阪戦では今季2度目の先発出場を果たした家長昭博が先制弾を挙げており、ウェエズレイ(※)、金崎夢生との関係も悪くはない。守備の不安に対し、前線は息を吹き返しそうな雰囲気がある。大宮としては、3トップのケアに気を使いたい。
これ以上負けることはできない両チームの戦いは、上位争いとは違った熱を帯びたものになるだろう。一刻も早くこの苦境を脱するための必死の戦いは、両サポーターならずとも必見と言いたい。
以上
※5月4日リリース:FW ウェズレイ選手の怪我について(太ももの裏肉離れ全治1ケ月)
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第10節 大宮 vs 大分】プレビュー:4連敗中の大宮と、6連敗中の大分の対戦。光明を見出せるのはどちらか?(09.05.04)
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