5月9日(土)J2 第14節 草津 vs C大阪(16:00KICK OFF/正田スタ)
スカパー!生中継 Ch182 15:50〜(解説:佐藤正美、実況:吉田学、リポーター:円戸由香)
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草津にとっては最も悪い状態で、最も嫌な相手と当たることになってしまった。草津は前節の敵地鳥栖戦で、守備陣がズタズタに引き裂かれて56分までに4失点。ゲーム終盤に2点を返したものの完敗に近い内容で今季3度目の2連敗となった。主力の出場停止が重なるなど不運な部分もあったが、鳥栖の攻撃にチーム全体がついていけなかったのは事実だ。今節の相手であるC大阪は、スピードと破壊力を持ち合わせるだけに、同じ戦いを繰り返すことだけは避けなければならない。
草津が厳しい戦いを強いられることは想像に難くない。7日の練習前のミーティングで佐野達監督は、C大阪のストロングポイントを選手に伝えたという。「香川真司、乾貴士など、セレッソの良い点を書いていったらホワイトボードがいっぱいになった」と佐野監督。香川、乾、カイオ、マルチネスなど草津が警戒すべき選手は多い。
それでも指揮官は、J2規格外の破壊力を持つ相手に対して、守備重視ではなく真っ向勝負を挑む。そして、「(前節C大阪と戦った)岐阜にもチャンスはあったし、ひるむことなく戦いたい。C大阪の総得点は20点だが、うちも19点取っているし、攻撃力に関しては負けないはずだ」と語気を強める。
しかしながら強烈な武器を持つC大阪に対してノーガードで戦うのは無謀に近い。前節、守備陣の隙間を突かれ4失点を喫した草津の選手たちは、同日のトレーニングで、ボールに対するアプローチ、カバーなどを確認し合った。櫻田和樹は「良い守備ができれば良い攻撃につながる。鳥栖戦の敗戦を糧にして絶対に結果へつなげたい」と気合を込める。
草津としては、先手を取ってC大阪を慌てさせるか、もしくはC大阪の攻撃を耐えて僅差の勝負に持ち込みたい。その核弾頭となるのは、今季7点を決めている狂犬・都倉賢だ。鳥栖戦ではロングフィードに対してDFを背負いながらも自慢の左足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。同試合で頭部を11針、あごを4針縫うケガを負ったが、それはピッチで闘った証。「闘争心をベースに戦うだけ。決して勝てない相手ではないので自分たちの力のすべてをグラウンドでぶつける」(都倉)。今ゲームでも狂犬が吠えるはずだ。
草津が全身全霊を込めて止めなければ行けない相手、それは天敵・香川だ。過去の対戦で草津は、この天才が繰り出す緩急自在のドリブルを止めることができずに苦杯を舐め続けている。さらにこの若者は、植木繁晴前監督の勇退試合となった昨季ホーム最終戦でも怒涛の2ゴールを叩き込み、スタジアムをしらけさせた。草津は、香川を止めることで昨季最終戦の雪辱を晴らさなければならない。
草津が狙うのは、初めてC大阪に土をつけた昨季第22節の再現だ。選手全員が気迫溢れるプレーで攻撃を食い止め2対1で勝利を収めた。その試合に出場した喜多靖は「狭いスペースに相手を閉じ込めることで、2列目を潰すことができた。今回も中盤でしつこく守って攻撃陣につなげたい」と必勝を誓う。確かにC大阪との戦力差はある。だが、その差を戦術や気迫で埋めていくのが草津スタイル。それは草津というクラブの大きな財産だ。今節は、久しぶりに泥臭い戦い、そして草津らしい戦いが見られるはずだ。
以上
2009.05.08 Reported by 伊藤寿学
J’s GOALニュース
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