5月9日(土)J2 第14節 愛媛 vs 東京V(14:00KICK OFF/愛媛)
スカパー!生中継 Ch183 13:50〜(解説:大西貴、実況:堀本直克、リポーター:重橋秀香)
☆GWはファミリーJoinデイズへ行こう!|勝敗予想ゲーム■9日13時締切!
----------
雨の平塚で湘南を苦しめた前節の愛媛。横谷繁の出場停止もあり、左のサイドハーフには本来は左サイドバックの松下幸平が入り、高い守備の意識を持って試合に臨んだ。さらに右サイドからは、古巣を相手にした大山俊輔がクロスやミドルシュートで何度もチャンスを演出。前半29分にはサイドを崩して大山が折り返し、松下が飛び込む決定機も作った。最後まで湘南のゴールを割ることはできなかったが、攻守の切り替えも早く、難しいコンディションの中でもセカンドボールをしっかり拾って次々としかけることができた。その点に関しては望月一仁監督も「(甲府戦と続けて)2試合やり切ることができているし、それでダメなら仕方ない部分もある。今度は精度を上げ、フィジカルや質を上げていきたい」と語っており、連敗を脱した後、チームが上向きであることに手ごたえを感じていた。
その愛媛が、この5連戦の最後でホームに迎える相手は東京V。今季の東京Vは連敗こそ一度だけだが、連勝もなく波に乗り切れていない。しかしDF土屋征夫が復帰した前節は、前半に早々と2点を奪い横浜FCを下している。今季、既に7得点をあげている大黒将志と林陵平のツートップは強さと速さを兼ね備えている。攻守に役者が揃った東京Vとしてはここで初の連勝を成し遂げ、上昇ムードを作って上位に食い込みたいところだろう。「大黒はJ2トップレベルのFW」と語る望月監督は「球際や体の使い方など、ゲームの最後で1対1の差が出たりする」と前節の湘南戦を踏まえて警戒を強めた。
しかし、愛媛も前回のホーム・甲府戦で内村圭宏がゴールを上げるなど、前線の動きは活性化してきた。となれば、今節は両チームとも、いかにそのツートップにボールを集めるかが鍵を握る。その中でひとつの見所は両サイドでの攻防だろう。まず、愛媛は前節に引き続き、大山がどれだけサイドをえぐれるか。相対することになる滝澤邦彦もドリブルとクロスを武器にしており、その駆け引きは見物だ。さらに逆サイドに目をやると、愛媛は横谷が復帰する見込み。こちらはレアンドロと相対することとなるが、横谷はレアンドロがしかけてきた後、逆にその裏のスペースでツートップやボランチと数的優位を作っていきたい。そういう意味ではサイドだけでなく、愛媛は甲府戦や湘南戦のように中盤やFWも素早く攻守を切り替え、全員でゴールを目指す必要がある。
さらに愛媛に関して言えば、望月監督の采配にも注目したい。甲府戦や湘南戦では連戦の消耗も考慮して、ジョジマールや田中俊也、千島徹といった攻撃的な選手を早い時間帯から次々と投入している。「ジョジ(ジョジマール)も悪くないし、気持ちも含めて戦うところが出ている。トシヤ(田中俊也)もよくなっているし、あれなら早めにカードも切れる」と、望月監督もバックアップの選手に信頼を寄せる。「今節も状況によっては早めにカードを切りたい」と続けたが、勝負が後半にもつれた時、今度は両監督の采配に注目が集まる。
いずれにしても、連戦の最後は総力戦になることは間違いない。ちなみに愛媛は'06、'07シーズン、ニンスタで東京Vに2分2敗。過去の嫌な記録をチーム一丸となって止め、愛媛は再びホーム2連勝を飾って開幕当時の勢いを呼び込みたいところだ。
以上
2009.05.08 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第14節 愛媛 vs 東京V】プレビュー:ともに攻撃的なサイドの選手がゲームの鍵を握る。愛媛はホーム連勝を、東京Vは今季初の連勝を狙う一戦。(09.05.08)















