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【J1:第22節 京都 vs 清水】レポート:藤本のFKで京都沈む。お互いに持ち味を出した戦いは「勝負強さ」を見せた清水に軍配(09.08.20)

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8月19日(水) 2009 J1リーグ戦 第22節
京都 0 - 1 清水 (19:04/西京極/10,685人)
得点者:79' 藤本淳吾(清水)
スカパー!再放送 Ch180 8/20(木)21:00〜(解説:上田滋夢、実況:寺西裕一、リポーター:和田りつ子)
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「勝負強さ」。試合後、加藤久監督はこう話したが、まさにその一言に尽きるようなゲームだった。

試合は、京都が押し気味に進めた。清水のボランチ、本田拓也と伊東輝悦がフラットに並んだのに対し、京都は佐藤勇人が積極的に上がり、シジクレイが底に残る形を取ったため、京都がボールをつなぐ格好となった。しかし、清水はボールを奪うと兵働昭弘がサイド、縦を使い分け京都に鋭く攻め込んだ。前半21分には右サイドを駆け上がる市川大祐を使い兵働がシュートを放つなど、フィニッシュまで持ち込んだ。
32分、左CKからこぼれたボールを岡崎慎司が頭で押し込み先制したかに見えたが、これはオフサイドの判定を受ける。
京都も、18分、中盤中央のディエゴから中谷勇介に渡ると、中谷のクロスからゴール前に飛び込んだディエゴの頭に合わせるなど積極的にサイドから仕掛けた。

後半、京都が先にチャンスを作る。後半13分に、ゴール正面、エリアのすぐ外でFKを得るとディエゴが強烈なシュートを放つ。しかし清水GK山本海人がこれをファインセーブ。京都がビッグチャンスを逃す。続いて19分には柳沢敦が裏に抜けだしGKと1対1を作るもこれをまたもや山本がはじき出す。
すると20分、今度は岡崎が裏に抜けだしGKと1対1を迎える。しかし、今度は京都GK水谷雄一がこれを止める。さらにこぼれ球を途中出場の藤本淳吾が打つも水谷が止め、京都がピンチを脱した。

お互いに決定機を逃して迎えた後半34分、バイタルエリアに引いてボールを受け、前を向いたヨンセンを京都DFが倒してしまい清水にFKを与える。正面やや右、およそ20mという位置で藤本が左足で放ったシュートはゴール右下に決まり、清水に先制を許してしまう。
決定機を生かせなかった京都に対し、清水がまさに「勝負強さ」を見せた瞬間だった。

その後、京都は李正秀をゴール前に上げるパワープレーを見せるが清水に守り切られタイムアップ。この1チャンスで清水に勝点3を明け渡した。

「勝負強さ」という加藤監督の言葉通りの試合ではあったが、後半、清水も決定機が多かったのも事実。連戦の疲れでサイドバックが積極的に上がれなくなると、2トップの岡崎、ヨンセンで勝負させる形が増えた清水。その前線に藤本が加わり攻撃に厚みを作る。さらに、京都も疲労から足が止まり始め、シジクレイが交代で下がった時に、清水にバイタルエリアを使われ、それが決勝点のFKにつながった。加藤監督が「ちょっとした隙」と漏らしたが、その隙で勝負を持って行かれた。

京都としてはまず、守備の充実は今節も十分感じられた。一度だけ裏を取られたがそれ以外は岡崎、ヨンセンを抑え込んでいた。
課題は攻撃か。サイドからの攻撃であまり工夫を感じさせなかった。増嶋竜也、中谷らの攻撃参加は評価に値するが、中央へ入れる部分で相手DFの「逆をつく」、あるいは「意表をつく」というシーンは少なかったように感じる。「中央を単純に狙ったクロス」と「中の選手の動きが少ない」状態では、ゴール前に人数を揃えても、相手DFは守りやすいのではないだろうか。
山形戦(前節・8月15日)から見てサイド攻撃は格段に向上した。これから両サイドは京都の攻撃の中心となる可能性も感じさせる。だからこそ、サイド攻撃の工夫、中の選手とのコンビネーションの確立は急務とみる。次節の新潟戦(8月22日@東北電ス)まで間はないが、京都のサイドの崩しに期待したいところだ。

以上

2009.08.20 Reported by 武田賢宗
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