8月19日(水) 2009 J1リーグ戦 第22節
横浜FM 1 - 0 大宮 (19:33/ニッパ球/11,025人)
得点者:11' 渡邉千真(横浜FM)
スカパー!再放送 Ch183 8/20(木)20:00〜(解説:都並敏史、実況:下田恒幸、リポーター:中願寺香織)
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横浜F・マリノスがようやく『鬼門』を打ち破った。リーグ戦において、大宮アルディージャに初めて勝つことができたのである。
横浜FMは出場停止だった松田直樹の代役として、キャプテンの河合竜二が今季初出場を果たす。大宮は新加入のラファエルが石原直樹と2トップを形成した。
序盤は横浜FMがポゼッションで優位に立ち、大宮がカウンターを狙うという構図ができる。そして横浜FMが先制。11分に左CKを兵藤慎剛が蹴り、ニアで渡邉千真がマークに付いたラファエルに競り勝ち、鮮やかなヘッドでゴール右隅に沈めた。この日の渡邉はポストプレーも安定。横浜FMが彼を起点に攻め入る。
だが、20分を過ぎると大宮が反撃開始。アーリークロスに走り込んだ石原が合わせる形で2本のシュートを放つ。それでも決定機には至らない。
すると逆に、横浜FMにビッグチャンスが。31分に田中裕介が、相手GK江角浩司がペナルティーエリアを飛び出してクリアしたボールを拾い、ロングシュート。ゴールはガラ空きだったが、惜しくもバーの上へ。その後、大宮がミドルシュートを2本放つなど、流れを取り戻して前半を終える。
後半は、前半以上に大宮の勢いが増す。横浜FMが守って速攻を狙うようになり、前半の序盤と構図が逆転。その最大の要因は、大宮がセカンドボールを拾えるようになったからだろう。アーリークロスを多用することで、横浜FMはボランチ2枚が引き気味となり、前線と中盤の間にギャップが生じた。そこを大宮が突く。56分には内田智也の左クロスを、逆サイドの藤本主税が走り込んでダイレクトで合わせたが、枠外へ。63分には途中出場の金澤慎が、中央から強烈なミドル。これは相手GK飯倉大樹のスーパーセーブに阻まれる。
横浜FMが後半、好機を作った数はごくわずか。そのなかの1つが69分のプレー。速攻から長谷川アーリアジャスールと渡邉がワンツーを決め、長谷川がゴール前でダイレクトシュートを放つ。
78分に横浜FMは、河合を下げて田代真一を投入。田代は指揮官から「1点を守れ」という指示を受けていた。その後、大宮は放り込みが「単調になった」(塚本泰史)こともあり、決定機を演出できず。横浜FMがしぶとさを発揮し、虎の子の1点を守り切った。
横浜FMはこれで3戦連続無失点。この日もボランチを含めた中央の守備の堅さは際立っていた。木村浩吉監督も、「今季、今までこういうゲームを勝ち切れずに引き分けたりしていた。今日の1勝は大きい」と、苦しいゲームをものにしたことに満足気だった。しかしシュート数は、大宮を1本下回る計9本と、やや少ないのが気がかり。次節まで時間はないが、オフェンスの見直しをしたいところだ。
大宮は期待されたラファエルが、いまひとつのデキだった。それは「彼がどういう動きをするのか、まだわからない」(波戸康広)ため。周囲との連係が取れていなかった。ただ、サイド攻撃自体はハマっていただけに、彼とのコンビネーションを高めれば、攻撃力アップは必至。ラファエルとの意思統一を、いち早く図りたい。
以上
2009.08.20 Reported by 小林智明(インサイド)















