今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第24節 徳島 vs 水戸】レポート:結果としては両者連敗阻止。だが、徳島も水戸も課題は残り…。(11.08.15)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月14日(日) 2011 J2リーグ戦 第24節
徳島 1 - 1 水戸 (18:05/鳴門大塚/5,252人)
得点者:19' 鈴木隆行(水戸)、76' 柿谷曜一朗(徳島)
スカパー!再放送 Ch183 8/15(月)後06:00〜
totoリーグに投票しよう!
----------
1対1のスコアで迎えたタイムアップ。ゲームはドロー。徳島も、水戸も、チームに悪い流れを招きかねない連敗は阻止した。どちらも前節(3節)の敗戦を引きずらなかったと言えよう。
しかし、それは結果に限ってだけ。戦いの内容については両者とも前節と同じ課題を再び発生させ、さらに新しい課題まで噴出させてしまったと言わざるを得ないだろう。

まず徳島だが、「ちょっと体が動いていなかった感じ」と三木隆司も認めていたように、北九州戦同様前半なかなかエンジンがかかってこない。運動量や局面の出足で後手を踏み、それによってセカンドボールの多くを支配されて、チームはゲームのイニシアチブを握れなかった。加えて、不可欠であるはずの前線の積極性も何か中途半端。2トップの津田知宏と佐藤晃大には動きに迷いのようなものさえ感じられ、そのためこの一戦に向けて準備してきた早いタイミングでの縦パス供給を斉藤大介が何本か実践するも、効果的な繋がりにならなかったのが現実だ。
すると19分、そのような鈍い序盤の戦いの結果として、与えたFKから先制を許すことに…。斉藤も「自分たちのゲームプランと違ってしまった」とこの失点を悔いていたが、徳島は早々にして北九州戦に続き勝利の方程式(プレビュー参照)を崩されてしまったのである。

その後30分過ぎからようやく徐々に活性が上がってきた徳島は、折り返した後半には前への勢いをいっそう強める。抜群のキレを見せる柿谷曜一朗を中心に「常にゴールを意識した戦い方(斉藤)」を展開し、試合をひっくり返すべく水戸ゴールに迫り続けた。が、それでも逆転劇への道に乗り切れなかったというのが徳島の正直なところ。と言うのもチームはイージーなパスミスや不用意な守備対応を連発。それらによりかなり危険なカウンターを食らっていたのだから。事実、76分ついに柿谷曜一朗が気迫溢れるドリブルの仕掛けから同点ゴールを挙げたにもかかわらず、その直後にはスタジアムが凍り付くようなピンチを作られてしまう。簡単に左サイドを抜け出され中央の常盤聡に際どいフィニッシュを放たれたのだが、本来その時間が一気に畳み掛けるべき時であることを考えたなら、そのシーンはプレー精度に新たな問題が生まれ苦しんだこの日の徳島の状態を如実に表していたと言えるだろう。

対して水戸も自らの課題を十分に改善できなかったのは同じ。先制点をもたらした鈴木隆行のFKこそさすがの修正力が感じられた一発であったが、それ以外のフィニッシュはほとんど枠を捕らえられず。中でも前記の常盤のシュートは入り込んできたトップスピードのまま合わせなければならなかっただけに難しいものであったが、勝負はあのようなところで決められるかどうかが分かれ目となる。前線の選手たちにはゴールマウスを捕らえるより高い精度の追求が引き続き必要となろう。また加えて、押し込まれた後半に見られた戦い方は間違いなく改善が求められる新しい部分だ。粘り強い守りは構築でき始めているのだから、奪った後のフィードとそこでの起点作りをより正確なものにし、相手の波状攻撃を許さないボール保持力を身に付けなくては。

いずれにしても、両チームにとって次節までの1週間はまた自らの改善を追い求める日々になる。特に徳島は昇格レースから脱落しないよう是が非でも次のゲームからまた勝点3を積み上げ続けなくては。「この波を何とかこれ以上悪くしないように、もう一度全員でしっかりと力を合わせて次の熊本戦に向かいたい」と話した美濃部直彦監督のもと、選手たちがどれほどの立て直しを見せるのか今からもう注目される。

以上

2011.08.15 Reported by 松下英樹
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着