11月20日(日) 2011 J2リーグ戦 第36節
大分 2 - 1 岐阜 (16:06/大銀ド/8,490人)
得点者:35' 地主園秀美(岐阜)、54' 森島康仁(大分)、62' 西弘則(大分)
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大分は勝たなければ目標の一桁順位の可能性が極めて低くなる一方で、岐阜は負ければ最下位が決定する。ともに勝点3が欲しかった試合ではあったが、最終的に勝負所で粘り強さの違いが明暗を分ける結果となった。
試合の流れは、前半が岐阜、後半は大分がペースを握った。
「前半はこちらの思い描いていた通りに進めることができたと思う」と木村孝洋監督が振り返ったように、岐阜はボランチと両サイドの選手が絶妙なポジション取りとスイッチで相手のサイド攻撃を封じ、大分に攻撃のきっかけを与えなかった。守備からリズムを生み出すと35分に先制点を奪う。橋本卓のパスを受けた地主園秀美が相手DFを振り切り、ネットを揺らした。
大分は前半、運動量が少なく、相手の勢いに押し込まれた。ハーフタイムに田坂和昭監督は「落ち着いて自分たちのサッカーをしよう」と気持ちを切り替えさせ、ピッチに送り込んだ。1トップにポジションを上げた森島康仁が起点となり、守備では出足の速いプレスで徐々に流れを掴む。53分には宮沢正史の自陣からのスルーパスに森島が反応し、同点弾を放つ。「後半1点取れれば変わると思っていた」と森島の言葉通りに、ここで一気に流れを呼び込んだ。
61分には、「怪我をして長いこと出場できていなかったので、今日は自分が点を取って勝つことができればいいと思っていた」と、7試合ぶりに先発出場した西弘則が逆転ゴールを決めた。そのゴールをお膳立てしたのは長谷川博一。前半は精彩を欠いていたが、ハーフタイムに田坂監督から「このままでいいのか」と煽られ、奮起した。決勝点のアシストだけでなく、積極的に攻撃で岐阜の守備陣を敵陣に押し込んだ。ここまで出場機会が少なかった長谷川が終盤戦でこうした活躍するあたりにも、今季の大分の成長が見て取れる。
「後半は前からプレスで圧され、ドリブルされて、コースも切れず、守備が上手くいかなくなった。気持ちや技術や運動量、すべての面において僕たちの問題だった」と押谷が悔やめば、「トリニータの粘り強さが上だった。今日はサッカーの厳しさをあらためて知る結果となった」と木村監督。後半のシュートの数は、大分が9に対し岐阜は3。数値が示すとおり、後半失速した岐阜に対し、大分の粘り強さ、勝利への執着心が勝った。
「後半は攻守ともアグレッシブにプレーすることができた。守備は下がらず前からプレスをかけていこうと話したことが上手くハマり、攻撃にもリズムが出てきたのだと思う。今日勝ったがまだ11位。あと2つ勝たないと難しいので勝ってシーズンを終わりたい」(宮沢)。大分は残り2試合で目標の一桁順位を目指す。まだ、戦いは終わっていない。
以上
2011.11.21 Reported by 柚野真也
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