●ペトロヴィッチ監督(浦和):
「1週間ほど空いて、気温が高いなかでも試合だったので、どういう風にチームが反応するのか予想つかなかった。磐田は非常に難しい相手だった。磐田は素晴らしいチームだからだ。しかし、我々は立ち上がりから相手をコントロールできたと思う。攻撃でテンポを変えるのがうまくできた。相手からボールを奪ったら早く仕掛ける、あるいは遅攻に切り替えてゆっくり攻撃する、そういったところのテンポを変えるところが今日はうまくいった。最終的に勝利に値するゲームができた。立ち上がりから最後まで応援してくれたサポーターに感謝している。選手たちもその期待に応えて、全力を尽くしてくれた。
今日、いい結果は出たが、決してうかれてはいけない。我々にはまだ改善しないといけないところがあるし、1ミリたりとも浮かれてはいけない。残り15節、非常に厳しい戦いが待っているので、いい結果を残すために日々ハードワークしていかないといけない。サッカーでは、現実を見失うことが一番危険だと繰り返し言うが、何勝かするとすぐにリーグ優勝が見えてきたのではと周りは思うかもしれないが、まだまだシーズンは長い。現実を見失うことなく、1試合1試合大切に戦わないと。
残りは厳しい戦いが続くが、プロセスは難しい作業をしている。いいサッカーをするのと、結果を残すこと。チーム内では選手のセレクションをしながらチームを作っている。何人かチームを離れた。他のチームは補強に動いているところもあるが、我々はこのチームでいこうと思って戦っている。選手への信頼は日々高まっている。このチームで引き続き、全員で力を合わせて戦っていく。私にとっても難しい仕事になるが、目指すところにむかってしっかりやっていきたい」
Q:ゲームをコントロールしたというところでは、いい守備ができていた。今の浦和は攻撃的な守備ができているし、前線の3人のトリオが機能している。それ以外に突き詰める別のポイントはあるのか?
「おっしゃるように、前の3人と、いい守備をすること。いい守備をしたあとは素早く攻撃に切り替えること。ボールを奪って縦に入れるときに、他の選手が動き出すこと。次を予測した動きが求められる。攻撃の3人のコンビネーション、それに両サイドの攻撃参加は、切り替えを含めて非常に機能してきている。もっと我々が改善しなければいけないのは、サイドからのクロスの精度。今日も何回もクロスを上げるシーンがあったが、中に合わなかったり、あるいは中の選手の動きがなかったりした。最後の精度をもっと高めないといけない。厳しい部分では大きな前進を遂げている。前の3人のコンビネーション、切り替えの部分はどちらかと言えば難しい部分だが、そこはできている。残りの最後の精度をもっと突き詰めないといけない。前半の30分にすでに試合を決めておかないといけないくらいのチャンスは作れていた。精度が低いがゆえに、最後までギリギリの戦いを強いられているので、その部分を高めていかないといけない。前半で3−0にしていてもおかしくなかった展開は作れていた。最後まで際どい戦いを強いられたのは、その部分が足りていないからだ」
以上















