今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第42節 松本 vs 大分】プレビュー:長かったか、或いは短かったか。2012シーズンを締めくくる最終節は、大分にも松本にも“勝たなければいけない理由”がある!(12.11.10)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
長かったか、或いは短かったか。その思いは人ぞれぞれだろうが、2012シーズンも今節が最終戦だ。開幕前は、昇格1年目クラブの先例を見るまでもなく苦しい戦いを余儀なくされるシーズンだと予想されていた。事実、味の素スタジアムに意気揚々と乗り込んだ開幕戦は、東京Vの前に防戦一方。攻撃も単発的なものに終わり、その厳しさを思い知らされた。今季からJFLとJ2の入れ替えが行われることから、J2残留が今季の目標になる予感で満ちていた序盤戦だった。
しかし、チームはこの一年で大きく成長。特に後半戦からは想定外の急上昇を見せ、第40節までプレーオフ圏内の6位以内の可能性を残すという大健闘を見せた。チームの現在地は、15勝13敗13引き分けの12位。J2加入1年目にして勝ち越しを決定させている。反町康治監督のもと、堅守とハードワークを持ち味とするチームは上位クラブに土を付けるアップセットを連発。“曲者”として名を馳せた。前半戦で顕著だった得点力不足も、後半戦では改善傾向。船山貴之が12得点、塩沢勝吾は11得点とそれぞれがキャリアハイの数字を残している。

2012シーズンラストゲームの相手は大分トリニータ。2008年にはヤマザキナビスコカップを勝ち取るなど、地方都市に根を張るクラブの雄と言える存在だ。J2降格、そして経営危機というピンチを迎え、チームを支えてきた多くの選手は新天地を求めた。ゼロ、いやある意味マイナスからのスタートを切ったが、多くのサポーターや関係者などの熱意のもと、ついにプレーオフ出場を確定させ、J1復帰に王手をかけた。現在4位で、2位・京都との勝点差は3。他会場の結果によるが、自動昇格圏の2位以内の可能性も残されているだけに、この試合は“勝たなければいけない”。モチベーション高く、アルウィンへと乗り込んでくるだろう。そのスタイルは攻撃的だ。フォーメーションは松本と同じ3バックで、両ワイドが精力的に攻撃に絡んでくる。前節は山形に3-0で完勝。ここまで二桁得点をあげている森島康仁と三平和司は、U-22日本代表(北京オリンピック世代)と湘南時代から良く知る反町監督も、「森島はゴール前では非常に危険なプレーをする。三平はサイドの位置で新境地を見つけた」と高く評価する。

現在2連敗中、また前節に負傷で途中交代した喜山康平の出場は微妙な情勢となっている松本。対するは勝利にこれ以上ない執念を燃やす大分。下馬評では大分に軍配が上がるのではないか。しかし、松本もホームでの今シーズンラストゲーム。ここまでの平均観客動員数はリーグ3位となる9359名だ。この熱い声援に支えられてきたからこそ今の姿がある松本にとって、最終節アルウィンに集まるであろう多くのサポーターに応える今季最後の機会だ。選手たちからも「勝って終わりたい」「サポーターの笑顔が見たい」という声が聞かれており、今節の重要さ・かける思いが痛いほど伝わってくる。大分も昇格のため、そしてサポーターのために何が何でも勝点3が欲しいのは当然だが、松本にも“勝たなければいけない”理由がある。

そう、“勝たなければいけない”理由がある!

以上

2012.11.10 Reported by 多岐太宿
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着