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【J2:第41節 愛媛 vs 福岡】プレビュー:愛媛は攻守においてゴール前のクオリティを高め、福岡からホーム最終戦の勝利をつかめるか。(13.11.17)

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今節は愛媛にとってホーム最終戦。ニンジニアスタジアムに福岡を迎える一戦が、このチームで戦うホーム最後の試合になる。二桁得点が目前で、チーム得点王の加藤大は「ゴールを狙いたいけどチームが勝つことが一番。最後に勝って終われたら。この1年間、自信を持ってプレーできるようになったし、ホームでアグレッシブなサッカーがしたい」と最終戦への意気込みを語るが、加藤にとってもチームとしても、今回はホームのサポーターに集大成を披露するラストゲーム。そのためにも、相手を見ながらパスを繋ぎ、ゴールを目指す石丸愛媛の原点を大事に戦いたい。

というのも、ここ4試合の愛媛は3分1敗。内容は決して悲観的なものばかりではないが、3失点で完敗した山形戦や前節のように10人になった岐阜に追いつかれるなど、悪い時の愛媛が顔をのぞかせている。「シーズン当初に比べるとみんなが関わろうという意識は出てきたし、運動量で走り負ける試合も少なくなった」と石丸清隆監督は今シーズンの手応えを語るが、その一方で「ゴール前のクオリティが低い」と課題も指摘。その点では前節の岐阜戦でもシュートチャンスをみすみす逃すなど、消極的な姿勢も出てしまった。

シュートを打つ姿勢、そしてその精度というところがシーズンを通じての課題となってしまったが、リーグ17番目の得点数が結果的にリーグ16位という成績にもつながっている。その課題に対して、最後の試合でどのように向き合うか。もちろん、最終戦だからといってそのフィニッシュの精度が劇的に高まることはない。各選手がそこを意識することはもちろん大切だが、石丸監督が「今季はなかなか結果が出なかったが、グループで点を取る形をやってきた」というコンビネーションで福岡ゴールをこじ開ける工夫も必要になる。前節の岐阜戦でも、前の3人のコンビネーションと加藤の技術で岐阜から先制点を奪ったが、今節は1つでも多く、そういうゴールの形を増やして欲しい。

一方で、4試合失点が続く守備も組織でしっかり対応できるか。6月のレベスタで福岡と対戦した時には、開始17分で2失点。いずれもサイドを崩されて、簡単にゴールを奪われた。最終ラインに故障者が続く厳しい台所事情もあるが、ここの部分でも愛媛はチームでバランスを取れるか。「第一にクロスを上げさせないこと。そして上げられても、中でしっかり対応すれば失点はしない。1つひとつ、しっかり対応したい」と代健司は語るが、守備でもその原点を忘れることなく守り切ることが必要だ。二桁得点を挙げている坂田大輔と石津大介の2人に注意することはもちろんだが、成長株の金森健志や三島勇太らも勢いに乗らせないように気をつけたい。

その愛媛は今季、逆転勝利が第18節のホーム札幌戦だけ。得点力不足は劣勢を跳ね返せなかった要因の1つだが、裏を返せば耐えて守り抜くことで勝ってきたというチームともいえる。だからこそ、今回は6月のような展開だけは避けなければならない。GK秋元陽太は「後ろが焦れず、耐えて前の選手にメッセージを受け止めてもらえるようにしないと」とも語っているが、今季はそうして無失点で勝った試合が12勝中10勝。この数字を見ても、やはり最終戦は無失点で、その中で得点を重ねながら今季のホームで最後の勝利をつかみたい。

来季、石丸監督とプシュニク監督の続投が発表されている愛媛と福岡。その観点では両者とも既に来季を睨んだ戦いもはじまっている。その未来にむけてどのような成果を手にするのか。残り2試合も目が離せない戦いが残されている。

以上

2013.11.16 Reported by 近藤義博
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