明治安田生命Ｊ３リーグは20日に今季の最終節が行われ、今治を下した相模原がＪ２昇格を決めた。
勝てば昇格が決まる2位の長野は、ホームで岩手と対戦。しかし、55分に先制点を奪われると、85分にも失点し、0-2で敗れた。一方、勝点1差で長野を追う3位の相模原は、今治の本拠地に乗り込んだ。16分にホムロのゴールで先制すると、47分には梅鉢 貴秀が追加点をマーク。64分に1点を返されたものの、2-1で逃げ切った。この結果、勝点を61に伸ばした相模原が、同59の長野をかわし、2位に浮上。最終節の逆転劇で悲願のＪ２昇格を成し遂げている。
わずかに昇格の可能性を残していた岐阜は、1-2でＧ大23に敗れ、1年でのＪ２復帰はならなかった。鹿児島は砂森 和也のゴールなどで、3-0と秋田に快勝。4位でシーズンを終えている。
降雪の影響に見舞われた鳥取vs熊本は、今季限りで引退するフェルナンジーニョのゴールなどで、2-1とホームチームが勝利した。なお得点ランクにトップに立つ熊本の谷口 海斗はこの試合でゴールを奪えなかったものの、通算18得点で今季のトップスコアラーとなった。沼津は2-2で迎えた90+3分に、菅井 拓也が値千金の決勝ゴールを奪い、3-2で富山に競り勝った。
讃岐は栗田 マークアジェイのゴールなどで、3-2と福島を撃破。ホームに藤枝を迎えたYS横浜は、52分に生まれた宮尾 孝一のゴールを守り抜き、1-0で勝利。18試合ぶりに勝点3を手にし、最下位から抜け出している。八戸は新井山 祥智のゴールなどで、4-1と快勝。敗れたＣ大23は最下位でシーズンを終えた。
■試合データ
YS横浜vs藤枝
長野vs岩手
沼津vs富山
鳥取vs熊本
讃岐vs福島
今治vs相模原
鹿児島vs秋田
G大23vs岐阜
C大23vs八戸
