明治安田生命Ｊ２リーグは、26日に第6節の9試合が開催される。同日にルヴァンカップの試合がある徳島と大分の同節の試合はすでに23日に消化済みで、徳島は秋田とスコアレスドロー。大分は小林 成豪のゴールなどで、4-1と琉球に快勝を収めている。
首位の横浜FCは、アウェイで甲府と対戦。前節は岡山と引き分け連勝が4で止まったものの、開幕からの無敗を維持している。ただし先手を奪われる展開が続いているだけに、試合の入りがテーマとなりそうだ。一方の甲府はここまでわずか1勝で、18位と低迷。前節も新潟に0-2で敗れている。得点は奪えているだけに、今季まだクリーンシートのない守備陣が意地を見せたいところだ。
仙台vs町田は、2位と4位の好調対決となる。仙台は開幕から負けがなく、現在は2連勝中。2試合連続で3得点と攻撃が機能する。勝負強さを発揮する遠藤 康のパフォーマンスが、今節もカギを握りそうだ。一方の町田は前節東京Ｖに敗れ、今季初黒星を喫した。それでも平戸 太貴を軸とした攻撃は機能しており、今節もアグレッシブな戦いを披露するはずだ。
3位の東京Ｖは山形の本拠地に乗り込む。前節は町田とのダービーマッチを制して勢いに乗る。ここまで4得点と絶好調の杉本 竜士が、今節も輝きを放てるか。対する山形は3戦未勝利と元気がない。前節、3失点を喫した守備の修正がテーマとなるだろう。
5位の岡山はアウェイで大宮と対戦。2試合勝利がないものの、前節は首位の横浜FCの連勝をストップ。ゴール量産中のチアゴ アウベスに、今節も期待がかかる。一方の大宮は開幕から勝ちがなく、最下位に沈む。前節は徳島に0-2と完敗。5試合で10失点の守備をいかに立て直すのか。霜田 正浩監督の手腕が問われてきそうだ。
新潟はホームに群馬を迎える。前節は甲府を下し、待望の今季初白星を手にした。初ゴールを決めた谷口 海斗に今節も期待がかかる。対する群馬も前節は千葉に競り勝ち、開幕戦以来の勝点3を確保。5試合でわずか1失点の堅守を武器に、連勝を狙う。
岩手はホームで山口と対戦。前節は栃木と引き分け、2試合勝利なしとなった。終了間際に追いついた粘り強さを今節にも持ち込み、ホーム初勝利を狙う。対する山口は前節、大分と引き分け、こちらは3試合勝利なし。好調を維持する大槻 周平が、流れを変える活躍を見せられるか。
水戸はホームに熊本を迎える。前節は琉球に競り勝ち、今季初勝利を手にした。途中出場から決勝点を奪った高井 和馬の起用法がカギを握りそうだ。一方の熊本は前節長崎に快勝を収め、3試合負けなしとしている。いずれも複数得点と攻撃が機能しており、同じく攻撃サッカーを標榜する水戸との撃ち合いとなる可能性もあるだろう。
栃木はホームで千葉と対戦。前節は岩手と引き分け、4試合勝利から見放されている。終了間際に追いつかれただけに、試合の終わらせ方がポイントとなりそうだ。一方の千葉は前節、群馬に競り負けた。堅い守りは機能するだけに、いかに得点を奪えるか。10番を背負う見木 友哉にかかる期待は大きい。
長崎はホームに金沢を迎える。前節は熊本に敗れ、早くも3敗目を喫した。失点が続く守備の修正が求められてきそうだ。対する金沢は前節秋田を下し、初勝利を手にしている。途中出場から決勝点をマークした大谷 駿斗が、今節も大仕事をやってのけるか。
■各試合の見どころをチェック
徳島vs秋田
大分vs琉球
岩手vs山口
大宮vs岡山
仙台vs町田
山形vs東京Ｖ
水戸vs熊本
栃木vs千葉
甲府vs横浜FC
新潟vs群馬
長崎vs金沢
