明治安田生命Ｊ２リーグは7日に第14節の11試合が開催される。
首位の町田はホームで岡山と対戦。前節は大宮を下し、2連勝を達成した。安定した戦いを続けるなか、ミッチェル デュークが昨季まで所属した古巣相手に結果を残せるか。そのパフォーマンスに注目が集まる。対する岡山は前節山形を下し、2連勝と調子を上げてきた。2試合連続無失点と堅い守りが備わるだけに、1点を争う緊迫した一戦となりそうだ。
長崎vs東京Ｖは2位と4位の上位対決となる。長崎は前節水戸を下し、5連勝を達成。5試合で15得点と圧巻の攻撃力を示しており、今節もフアンマ デルガドを軸とした攻撃的な戦いを展開するはずだ。対する東京Ｖは磐田と引き分け、連勝はならず。それでも2試合連続クリーンシートと組織的な守備が光る。長崎の攻撃をいかに凌ぎ、チャンスを生み出していくのか。城福 浩監督の手腕に注目が集まる。
3位の大分はホームに金沢を迎える。前節は藤枝を下し、連敗を3で食い止めている。6試合ぶりにゴールを決めた伊佐 耕平が今節も結果を残せるか。金沢は栃木に敗れ、3試合勝利なしとなった。4失点を喫した守備の修正が重要なテーマとなる。
5位の甲府はアウェイで熊本と対戦。前節はいわきに1-0で勝利した。ここ4試合で3得点と好調のピーター ウタカが今節も重要な役割を担うだろう。熊本は群馬を下し、5試合ぶりに勝点3を手にした。こちらは途中出場から勝負強さを示す、粟飯原 尚平に注目だ。
6位の群馬はホームで山口と対戦。前節は熊本に敗れ、3試合ぶりの黒星となった。得点力に課題を残すなか、新エースに名乗りを上げた長倉 幹樹に結果が求められる。山口は前節千葉と引き分け、6試合勝利から遠ざかる。先制しながら終了間際に追いつかれただけに、試合の終わらせ方がポイントになりそうだ。
清水はホームにいわきを迎える。前節は徳島と引き分け連勝が3でストップしたものの、6戦負けなしと好調を維持する。終了間際に追いついた粘り強い戦いを今節も実現したいところだ。対するいわきは甲府に敗れ、3連敗となった。この間、無得点と元気のない攻撃陣が意地を見せられるか。
千葉はホームで磐田と対戦。前節は山口と引き分け、4戦負けなしとした。今季初出場ながら、終了間際に値千金の同点弾を決めた米倉 恒貴が注目選手となる。対する磐田は東京Ｖと引き分け、2試合勝利なし。なかなか調子が上がらないなか、スタメン出場の機会を増やしつつある17歳の後藤 啓介がチームに勢いをもたらせるか.
水戸はホームに仙台を迎える。前節は長崎に敗れ、2連敗となった。4失点を喫した守備の修正もさることながら、2試合ゴールのない攻撃面のテコ入れを図りたい。仙台は秋田と引き分け、今季初の連勝はならず。2戦連発と調子を上げてきた相良 竜之介が今節も結果を残せるか。
秋田はホームで栃木と対戦。前節は仙台と引き分け、3試合勝利から遠ざかる。苦戦が続くなか、前節2ゴールと結果を出した才藤 龍治が嫌な流れを断ち切る活躍を見せられるか。対する栃木は金沢に4-0と快勝を収めた。加入後初ゴールを決めた山田 雄士に今節も期待がかかる。
山形はホームに藤枝を迎える。前節は岡山に0-2で敗れている。隙を見せた後半の試合運びがポイントになりそうだ。藤枝は前節大分に敗れ、6試合ぶりの黒星を喫した。押し込みながらも崩し切れなかっただけに、最後の場面の質向上が求められてきそうだ。
大宮vs徳島は19位と22位の対戦となる。大宮は前節町田に敗れ、5連敗となった。5試合でわずか1得点しか奪えておらず、攻撃面のテコ入れを図りたいところだ。徳島は清水と引き分け、2勝目を手にできなかった。終了間際に追いつかれただけに、試合の終わらせ方がテーマとなるだろう。
■各試合の見どころをチェック
熊本vs甲府
秋田vs栃木
山形vs藤枝
群馬vs山口
大宮vs徳島
町田vs岡山
清水vsいわき
長崎vs東京Ｖ
大分vs金沢
水戸vs仙台
千葉vs磐田
