2025年6月13日(金) 16:20
首位の鹿島は前回対戦で敗れた広島にリベンジを狙う。横浜FMは3連勝を達成し、最下位脱出なるか【プレビュー:明治安田J1 第20節】

明治安田J1リーグは14日と15日に、後半戦のスタートとなる第20節の9試合が開催される。FIFAクラブワールドカップに出場する浦和の同節の試合(vs京都)はすでに4月16日に行われ、浦和が2-1で勝利を収めている。
首位の鹿島はホームに5位の広島を迎える。前節はG大阪を下し、2試合ぶりに勝点3を手にした。2戦連発のレオ セアラが今節も結果を残せるか。対する広島は川崎Fに敗れ、連勝が5でストップした。柏から加入した新戦力の木下 康介がチームに再び勢いをもたらす活躍を見せたいところだ。
4位の柏はアウェイで東京Vと対戦。前節は神戸に敗れ、3試合勝利なし。水曜日に行われた天皇杯でも東洋大に金星を献上し、一時期の勢いが失われつつある。代表帰りの細谷 真大がチームの起爆剤となれるか。東京Vは福岡と引き分け、連勝はならなかった。得点力不足に苦しむなか、天皇杯でゴールを決めた山見 大登がリーグ戦でも結果を残せるか。
湘南はホームに町田を迎える。前節は岡山と引き分け、3試合勝利がない。1-0で勝利した前回対戦で決勝点を挙げた池田 昌生に今節もかかる期待は大きい。町田は横浜FMに敗れ、2戦未勝利となった。ここ2試合で5失点を喫する守備の修正が求められるだろう。
横浜FCはホームで川崎Fと対戦。前節は浦和に敗れ、2試合勝利がない。それでも先週行われたルヴァンカップではC大阪に大逆転勝利を収め、勢いが生まれている。高精度キックでアシストを量産する福森 晃斗の左足が今節もカギを握るだろう。川崎Fは広島を下し、5戦負けなしと調子を上げている。3戦連発のマルシーニョが今節も結果を残せるか。
FC東京はホームにC大阪を迎える。前節は京都に敗れ、3連敗。18位にまで順位を下げている。室屋 成ら加入したばかりの新戦力が、苦しむチームの救世主となれるか。C大阪は清水を下し、3戦負けなしとした。ゴールを量産するラファエル ハットンが前回対戦に続いて重要な役割を担うだろう。
新潟vs横浜FMは19位と20位の対戦となる。新潟は前節、名古屋に敗れ、連勝はならなかった。調子を上げてきた小見 洋太が柏に移籍したなか、他の攻撃陣が意地を見せたいところだ。横浜FMは町田を下し、2連勝を達成した。2ゴールで勝利の立役者となった遠野 大弥に今節も期待がかかる。
神戸はホームで名古屋と対戦。前節は柏を3-1で撃破した。ここ4試合で10得点と攻撃が機能するなか、新戦力の永戸 勝也がチームにさらなる勢いをもたらせるか。名古屋は新潟を下し、2連勝。6戦負けなしと完全復調した。待望の今季初ゴールをマークした山岸 祐也がここから勢いに乗っていけるか。
岡山はホームに福岡を迎える。前節は湘南と引き分け、3戦負けなしとした。代表デビューを果たした18歳の佐藤 龍之介が前節に続いて結果を残せるか。福岡は東京Vと引き分け、9試合勝利から遠ざかる。得点力不足に悩まされるなか、先週のルヴァンカップで広島相手に2ゴールを奪取したウェリントンに大きな期待がかかる。
清水はホームでG大阪と対戦する。前節はC大阪に敗れ、連勝はならなかった。隙を見せたセットプレーの対応がテーマとなるだろう。G大阪は鹿島に敗れ、4戦未勝利となった。苦戦が続くなか、1-0で勝利した前回対戦で決勝点を挙げた山下 諒也が、再びチームに勝点3をもたらす活躍を見せられるか。
■各試合の見どころをチェック
湘南vs町田
鹿島vs広島
横浜FCvs川崎F
FC東京vsC大阪
新潟vs横浜FM
東京Vvs柏
神戸vs名古屋
岡山vs福岡
清水vsG大阪