明治安田Ｊ２リーグは5日と6日に第22節の10試合が開催される。
首位の水戸はアウェイで秋田と対戦。前節は徳島と引き分け、連勝が8で止まったものの、13試合負けなしと安定した戦いを続けている。6月は無得点に終わった渡邉 新太に5試合ぶりのゴールは生まれるか。対する秋田は山口と引き分け、2試合勝利がない。神戸への移籍が決まったエースの小松 蓮がラストマッチで結果を残したい。
2位の仙台はホームに富山を迎える。前節は磐田を下し、6戦負けなしとした。終了間際に値千金の決勝ゴールを挙げた小林 心が今節も大仕事をやってのけるか。富山は千葉を撃破し、4節以来の勝利を手にした。2戦連発の吉平 翼に今節もかかる期待は大きい。
3位の千葉はホームで鳥栖と対戦。前節は富山に敗れ、2連敗。6戦未勝利と苦戦が続く。2試合連続で無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。一方の鳥栖はいわきを下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。得点力に課題を残すなか、10試合ゴールから遠ざかる西川 潤が結果を残せるか。
4位の大宮はホームにいわきを迎える。前節は大分と引き分け、5試合連続のドローとなった。勝ち切れない試合が続くなか、11節以来ゴールのない藤井 一志の復調が待たれる。いわきは鳥栖に敗れ、4試合ぶりに黒星を喫した。過去対戦では3戦全勝と得意とする相手を撃破し、勢いを取り戻したいところだ。
5位の徳島はホームで藤枝と対戦。前節は水戸と引き分け、7試合負けなしとしている。終了間際の失点で勝ち切れなかっただけに、試合の終わらせ方がテーマとなりそうだ。藤枝は今治と引き分け、2試合勝利がない。開幕戦で敗れた相手にリベンジを果たし、浮上のきっかけを見出したい。
6位の磐田は熊本の本拠地に乗り込む。前節は仙台に敗れ、9試合ぶりの黒星を喫した。シュート数で大きく上回りながらも無得点に終わっただけに、ゴール前の質向上が求められるだろう。熊本は札幌に敗れ、2連敗。10戦未勝利で19位に転落した。ここ4試合で3得点を記録する神代 慶人が苦しむチームを救う活躍を見せられるか。
札幌はホームに山口を迎える。前節は熊本を下し、2連勝と調子を上げてきた。ここ3試合で4ゴールと好調の高嶺 朋樹に今節も大きな期待がかかる。山口は秋田と引き分け、中山 元気監督の初陣を白星で飾れなかった。快勝を収めた前回対戦でゴールを記録した19歳の末永 透瑛が再び結果を残せるか。
長崎はホームで大分と対戦。前節は山形に勝利し、2連勝を達成した。山形相手に決勝点を奪い、勝利した前回対戦でもゴールを決めているマテウス ジェズスが今節も重要な役割を担うだろう。大分は大宮と引き分け、4試合勝利がない。2試合連続で無得点に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。
今治はホームに甲府を迎える。前節は藤枝と引き分け、7試合勝利から遠ざかる。得点力に課題を抱えるなか、8節以来ゴールのないウェズレイ タンキに結果が求められる。甲府は愛媛と引き分け、3試合連続のドローとなった。同様に得点力不足に悩まされるなか、加入後まだゴールのないマテウス レイリアが結果を残せるか。
愛媛はホームで山形と対戦する。前節は甲府と引き分け、連勝はならなかった。守備の安定感が高まってきただけに、求められるのは決定力。今季最多得点で勝利を収めた前回対戦の再現を狙う。山形は長崎に敗れ、横内 昭展監督の初陣で勝利を手にできなかった。5試合連続で複数失点を喫する守備組織の立て直しが求められるだろう。
■各試合の見どころをチェック
札幌vs山口
秋田vs水戸
長崎vs大分
仙台vs富山
大宮vsいわき
千葉vs鳥栖
徳島vs藤枝
今治vs甲府
熊本vs磐田
愛媛vs山形
