明治安田J1リーグは23日に第31節の10試合が同日開催される。前節から中2日での一戦となるだけに、各チームは総力戦が求められることになるだろう。
首位に浮上した鹿島はホームにC大阪を迎える。前節は浦和を下し、7試合負けなしとしている。値千金の決勝点を挙げた鈴木 優磨に今節もかかる期待は大きい。C大阪は柏と引き分け、連勝はならかった。好調を維持するルーカス フェルナンデスが今節も重要な役割を担うだろう。

京都vs町田は2位と5位の上位対決となる。京都は前節、清水に敗れ、11試合ぶりの黒星を喫した。巻き返しを期す今節は、出場停止明けのラファエル エリアスに注目が集まる。対する町田は直近の試合で横浜FCと引き分け、3試合勝利がない。上位争いから引き離されないためにも、ここが正念場となる。5試合ゴールのない相馬 勇紀に結果が求められる。
柏vs広島は3位と6位の対戦となる。柏は前節、C大阪と引き分け4戦負けなしとしたが、2試合連続のドローとなった。スタメン起用に応えた細谷 真大が今節も結果を残せるか。広島は直近の試合で京都と引き分け、こちらも2試合連続で勝ち切れていない。過去対戦では6試合連続で負けがない(4勝2分)相性の良いチームを撃破し、6位からの浮上を狙う。
4位の神戸はホームに東京Vを迎える。直近の試合では柏と引き分け、4試合負けなしとした。この間にわずか1失点と堅守を実現しており、今節もしたたかな試合運びを見せるだろう。東京Vは岡山を下し、5試合ぶりに勝点3を手にした。初ゴールを決めた特別指定選手の平尾 勇人が王者相手にも結果を残せるか。
新潟はホームで名古屋と対戦する。前節は横浜FCとのボトム対決に敗れ、4連敗。11試合勝利なしとなった。3試合連続で無得点に終わった攻撃面のテコ入れが求められるだろう。名古屋は湘南を下し、2連勝と調子を上げている。今節はその試合でゴールを決めた山岸 祐也が出場停止となるだけに、キャスパー ユンカーら他の攻撃陣が意地を見せたいところだ。
FC東京vs福岡は勝点37で並ぶ14位と13位の対戦となる。FC東京は前節、川崎Fに競り勝ち、2連勝とした。ここ3試合で2得点を記録する遠藤 渓太に今節も期待がかかる。対する福岡は横浜FMに敗れ、3連敗となった。勝利した前回対戦で決勝点を記録した安藤 智哉が今回も大仕事をやってのけるか。
清水はホームに浦和を迎える。前節は首位の京都を撃破し、2連勝を達成した。守備の安定感は高まっているだけに、求められるのは得点力。途中出場が続く北川 航也が結果を残せるか。浦和は鹿島に敗れ、2連敗となった。シュートの数で上回りながらも無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。

岡山はホームで横浜FCと対戦。前節は東京Vに敗れ、3連敗となった。ここ3試合で10失点を喫する守備組織の立て直しが急務となる。横浜FCは新潟に勝利し、3戦負けなしで18位に順位を上げている。途中出場から決勝点を挙げたアダイウトンの起用法が今節もカギを握りそうだ。
湘南はホームに川崎Fを迎える。前節は名古屋に敗れ、4連敗。14試合勝利がなく、19位に転落した。苦しい戦いが続くなか、3試合で11失点の守備面のテコ入れを図りたい。川崎FはFC東京に敗れ、連勝が3でストップした。今夏に加入したラザル ロマニッチの初ゴールが待たれる。
G大阪はホームで横浜FMと対戦する。直近の試合では浦和を下し、3連勝とした。加入後初ゴールをマークした安部 柊斗が再び結果を残せるか。横浜FMは福岡に快勝を収め、4試合ぶりの白星を掴んでいる。高精度を誇るセットプレーが今節もポイントになりそうだ。
■各試合の見どころをチェック
新潟vs名古屋
鹿島vsC大阪
FC東京vs福岡
清水vs浦和
岡山vs横浜FC
柏vs広島
湘南vs川崎F
京都vs町田
G大阪vs横浜FM
神戸vs東京V













