明治安田J3リーグは18日と19日に第32節の10試合が行われる。
首位の八戸はホームに栃木SCを迎える。前節は群馬に快勝を収め、4連勝と勢いに乗る。2ゴールで勝利の立役者となった澤上 竜二に今節もかかる期待は大きい。栃木SCは福島を下し、3試合ぶりに勝点3を手にした。9月の月間MVPに輝いた中野 克哉が首位撃破のカギを握るだろう。
2位の栃木Cはアウェイで5位の宮崎と対戦する。前節は奈良を撃破し、4連勝と好調を維持する。4試合連続クリーンシートと堅い守りを実現する一方、攻撃では奈良から圧巻の2ゴールを奪ったピーター ウタカに期待がかかる。宮崎は前節の試合が中止となり、2週間ぶりの一戦となる。直近の試合では讃岐を下し、2連勝を達成。2試合で9得点と攻撃が機能する。ゴールを量産する橋本 啓吾が上位相手にも結果を残せるか。
3位の鹿児島はホームで鳥取と対戦する。前節は北九州と引き分け、3試合勝利がない。得点力不足に陥るなか、5試合ゴールのない河村 慶人に結果が求められる。鳥取は相模原に勝利し、連敗を2で食い止めた。ここ6試合で4ゴールと好調を維持する富樫 佑太に今節も期待がかかる。
4位のFC大阪は、沼津の本拠地に乗り込む。前節は琉球に快勝を収め、2連勝と再び調子を上げてきた。2戦連発の西村 真祈が今節も攻撃のカギを握るだろう。沼津は金沢に敗れ、連勝はならず。今季はまだ結果が出ていない齋藤 学に初ゴールは生まれるか。
6位の奈良はホームに長野を迎える。前節は栃木Cに敗れ、3試合ぶりの黒星を喫した。3点を奪われた守備の立て直しがテーマとなりそうだ。長野は讃岐を1-0で撃破した。10試合ぶりにクリーンシートを達成した守備陣の出来が、今節もカギを握るだろう。
金沢はホームで岐阜と対戦する。水曜日に28節の松本戦をこなし、1-0で勝利。4連勝で7位に順位を上げている。最前線で起点となるパトリックが今節も重要な役割を担うだろう。岐阜は高知を撃破し、7連勝と勢いを加速させている。途中出場から1得点・1アシストの活躍を見せた横山 智也が今節も大仕事をやってのけるか。
相模原vs松本は13位と14位の対戦となる。相模原は前節、鳥取に敗れ、5試合勝利がない。ここ3試合で2ゴールを記録する杉本 蓮がチームに勝点3をもたらす活躍を見せられるか。松本は水曜日に金沢と対戦し、0-1で敗れている。2試合連続でゴールがない攻撃陣の奮起が求められる。
琉球vs高知は勝点34で並ぶ15位と16位の対戦となる。琉球は前節、FC大阪に敗れ、4連敗となった。4試合で13失点の守備の修正はもちろん、2試合ゴールのない攻撃面のテコ入れも求められるだろう。対する高知は岐阜に敗れ、2連敗となった。こちらも守備に不安を抱えるだけに、多くのゴールが生まれる一戦となるかもしれない。
群馬はホームに福島を迎える。前節は八戸に敗れ、8試合勝利から遠ざかる。苦しい戦いが続くなか、経験豊富な河田 篤秀が嫌な流れを断ち切る役割を担いたい。福島は栃木SCに敗れ、連勝はならなかった。守備の安定感は生まれつつあるだけに、矢島 輝一ら攻撃陣が意地を見せたいところだ。
讃岐はホームで北九州と対戦する。前節は長野に敗れ、3連敗となった。わずかシュート3本で無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。北九州は鹿児島と引き分け、連勝はならず。前節、結果を残し、勝利した前回対戦でもゴールを決めている永井 龍に今節も大きな期待がかかる。
■各試合の見どころをチェック
群馬vs福島
奈良vs長野
鹿児島vs鳥取
琉球vs高知
八戸vs栃木SC
相模原vs松本
金沢vs岐阜
沼津vsFC大阪
讃岐vs北九州
宮崎vs栃木C













