ＡＣ長野パルセイロは、MF加藤 弘堅、MF三田 尚希、DF鈴木 悠太、MF小西 陽向の契約満了を発表しました。
加藤は今季の明治安田Ｊ３リーグで5試合・0得点、三田は同リーグで20試合・1得点、鈴木は同リーグでの出場はありませんでした。小西は同リーグで14試合・1得点の成績でした（37節終了時）。
クラブを通じて4選手は次のようにコメントしています。
「まず初めに、パートナー企業の皆さま、ボランティアスタッフの皆さま、そしてサポーターの皆さま。この2年半の間一緒に仕事させてもらったフロントスタッフ、監督、コーチングスタッフ、選手のみんな。心からありがとうございました。長野の街で出会ったすべての方々。皆さんとの出会いは、僕にとってかけがえのない財産です。パルセイロへの熱い想い、愛情、時に厳しい言葉。そのすべてが、このクラブを支え、育てているのだと強く感じています。思い通りにいかないことの方が多い中、悔しさや苦しさに押しつぶされそうな瞬間も何度もありました。でもそのすべてが、いつか必ず感謝へと変わる瞬間があります。『あの時があったから、今の自分がある』と、胸を張って言える瞬間が必ずあります。そのためには、どんなに辛くても、歩みを止めず、前に進む力が必要です。痛みを伴うからこそ、手に入れたものの価値がわかる。だからこそ大事なのは、どんな時も『次』に向かうことだと信じています。そして、苦しい時にどう振る舞えるか。その一つ一つが、自分の真意を問われる瞬間だと思います。
どうか、AC長野パルセイロを、これからも皆さんの力で大きくしてください。僕はパルセイロの選手として、2025シーズンでピッチを去ります。でもひとつだけお伝えできるとしたら、来シーズンからはAC長野パルセイロのサポーターに移籍します。まだ今後のことは決まっていません。サッカーへの熱は消えていないので選手としてもう少しプレーする可能性を探りつつ、引退という決断、そして次の道へ進むことも、少し自分の中で整理したい。このような形で、まず皆さんにお伝えさせていただきます。決まり次第、改めてお知らせします。結果を出せなかった悔しさは残ります。でもそれ以上に、長野で出会えたすべての人と経験に、深く感謝しています。2年半本当にありがとうございました。あと１試合よろしくお願いします」（加藤）
「今シーズンでチームを離れることになりました。皆さんと新しい景色を見たいと6年間全力でプレーしてきましたが、力不足でした。申し訳ありません。6年間を振り返ると色々な思い出が湧き上がってきますが、そのどれにも常にファン・サポーターの方々が側にいて共に戦ってくれていました。ファン・サポーターの方々が作り出すあの空間は、常に僕に勇気とパワーをくれました。地元の長野でプレーする機会をいただけたこと、僕の背中を押し続けてくれたことに心から感謝しています。何も残せませんでしたが、オレンジのユニフォームに袖を通して皆さんの前でプレー出来たことが幸せでした。来シーズンはパルセイロの為にプレーすることは出来ませんが、僕は常にこのクラブのことを想っています。AC長野パルセイロに関わる全ての皆さんに最大限の感謝を伝えさせてください。6年間本当にありがとうございました」（三田）
「今シーズンでチームを離れることになりました。地元であり、中学からお世話になったパルセイロで、憧れていたプロサッカー選手としてのキャリアをスタートできたことは、心から誇りに思っています。この3年間の活動は、とてもかけがえのない経験でした。一方で、なかなか試合に絡めず、プロの厳しさを痛感し、悔しい思いや苦しい思いを抱える日々でもありました。それでも、これまで関わらせていただいたチームメイト、監督、コーチ、スタッフ、そしてどんな時も応援してくださったサポーターの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。これから先のことはまだわかりませんが、ここで得た経験を活かし、自分らしく頑張ります。3年間、本当にありがとうございました」（鈴木）
「6年間そして、アカデミーの頃から含めたら12年間という本当に長い間、ありがとうございました！自分が育ててもらったクラブでもっと結果を残してチームを昇格させたかったですが、まだまだ実力不足でした。トップチームに昇格してからの6年間は、チームとしても個人としても苦しい時の方が多かったですが、ファン・サポーターの皆さんからの声援を背に長野Uスタジアムでプレー出来た事は自分にとって一生の宝物になりました。12年間本当にありがとうございました！長野パルセイロがJ2に昇格する事をずっと願っています！」（小西）
