
明治安田J1リーグは6日と7日に第15節の8試合が行われる。AFCチャンピオンズリーグエリートのファイナルラウンドを戦った川崎F(vs新潟)と横浜FM(vsFC東京)の同節の試合は6月25日に開催される。
首位の鹿島はアウェイで福岡と対戦。前節は町田を下し、4連勝と勢いに乗る。3試合連続でクリーンシートの安定した守備に加え、攻撃では今季初ゴールを決めた田川 亨介に期待がかかる。対する福岡は広島に敗れ、4試合勝利から遠ざかる。得点力不足に苦しむなか、今季はまだゴールのないウェリントンが結果を残せるか。
5連勝で2位に浮上した浦和は、ホームにG大阪を迎える。前節は東京Vを2-0で撃破した。攻撃を牽引する松尾 佑介と渡邊 凌磨の2人に今節もかかる期待は大きい。G大阪は湘南を下し、2連勝と調子を上げてきた。2戦連発のデニス ヒュメットが今節も重要な役割を担うだろう。
3位の柏はホームで清水と対戦。3日の試合はなかったが、直近の試合では名古屋を下し、8戦負けなしとしている。値千金の決勝点を挙げた細谷 真大がここから勢いに乗っていけるか。清水は前節、名古屋に敗れ、連勝が3でストップした。今季最多の3失点を喫した守備組織の立て直しが求められるだろう。
4位の京都は町田の本拠地に乗り込む。前節はC大阪に敗れ、2連敗となった。2点を先行しながらも逆転負けを喫しただけに、リード時の試合運びがテーマとなる。町田は鹿島に敗れ、連勝はならなかった。課題の得点力不足をいかに解消していくのか。黒田 剛監督の手腕が問われてきそうだ。
4連勝で5位に順位を上げた神戸は、ホームにC大阪を迎える。前節は岡山に2-0と快勝を収めた。今季初ゴールを決めた宮代 大聖が今節も結果を残せるか。対するC大阪は京都を下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。2点のビハインドを跳ね返した勢いを今節にも持ち込み、今季初の連勝を狙う。
名古屋はホームで岡山と対戦。前節は清水に快勝を収め、連敗を2で食い止めている。2戦連発の稲垣 祥が今節も攻守両面でカギを握るだろう。岡山は神戸に敗れ、4試合勝利がない。2試合連続で無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。
東京Vはホームに横浜FCを迎える。前節は浦和に敗れ、3連勝はならなかった。今節はその試合で退場となった谷口 栄斗が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手の出来がポイントになりそうだ。横浜FCは3日の試合がなく、直近の試合では鹿島に敗れている。4試合勝利から遠ざかるなか、ここまでリーグ最少の8得点に留まる攻撃面のテコ入れを図りたい。
湘南はホームで広島と対戦する。前節はG大阪に敗れ、2試合勝利がない。4点を奪われた守備の修正もさることながら、2試合ゴールのない攻撃陣が意地を見せたいところだ。対する広島は福岡を下し、連敗を4で食い止めている。今季初ゴールを決めた加藤 陸次樹に今節も期待がかかる。
■各試合の見どころをチェック
浦和vsG大阪
名古屋vs岡山
神戸vsC大阪
福岡vs鹿島
柏vs清水
東京Vvs横浜FC
町田vs京都
湘南vs広島