
明治安田J1リーグは5日に第23節の9試合が開催される。FIFAクラブワールドカップに参戦していた浦和の同節の試合(vs福岡)は7月27日に行われる。
首位の鹿島はアウェイで川崎Fと対戦。前節は岡山に敗れ、2連敗となった。2戦連発の鈴木 優磨がチームに再び勢いをもたらす活躍を見せられるか。対する川崎Fは東京Vに敗れ、連勝はならなかった。この試合を最後にチームを離脱する高井 幸大がいかなるパフォーマンスを見せるのか。注目のラストマッチとなる。
鹿島と同勝点で2位の柏はホームにFC東京を迎える。前節は清水を下し、3戦負けなしとした。その試合でゴールを奪い、日本代表にも選出された久保 藤次郎が再び結果を残せるか。FC東京は横浜FCを下し、2連勝と調子を上げてきた。2戦連発の長倉 幹樹に今節もかかる期待は大きい。
5戦負けなしで3位に浮上した神戸はホームで湘南と対戦。水曜日に行われた試合では広島に1-0で勝利した。その試合で決勝点を挙げ、前回対戦では2ゴールを記録したエリキが今節も重要な役割を担うだろう。湘南は前節、横浜FMと引き分け、5試合勝利がない。過去対戦では6試合連続で勝利がない(1分5敗)苦手とする相手を撃破し、好転のきっかけを見出したい。
4位の京都はホームに新潟を迎える。前節はG大阪を下し、3戦負けなしとした。3試合連続で3得点と攻撃が機能するなか、前節2ゴールを記録したマルコ トゥーリオが再び輝きを放てるか。新潟は前節、町田に敗れ、3連敗となった。3試合で10失点を喫する守備組織の立て直しが急務となる。
5位の広島はアウェイで岡山との“中国ダービー”に挑む。水曜日に行われた試合では神戸に敗れ、2連敗となった。日本代表に選ばれた5選手が嫌な流れを断ち切るパフォーマンスを見せたいところだ。一方の岡山は首位の鹿島を下し、2連勝と調子を上げている。勝利した前回対戦で決勝点を挙げ、日本代表に選出された佐藤 龍之介が再び大仕事をやってのけるか。
町田はホームで清水と対戦。前節は新潟を下し、3連勝と勢いに乗る。ここ2試合で3得点を記録する相馬 勇紀に今節も期待がかかる。清水は柏に敗れ、4試合勝利がない。今節は中盤を支えるマテウス ブエノが出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手の出来がカギを握りそうだ。
名古屋はホームに東京Vを迎える。前節は広島に勝利し、3試合ぶりに勝点3を手にした。2ゴールで勝利の立役者となったマテウス カストロが今節も結果を残せるか。東京Vは川崎Fを下し、4試合ぶりに白星を掴んでいる。日本代表に初選出された綱島 悠斗を中心とした最終ラインが、名古屋の攻撃をいかに封じるか。ゴール前の攻防に注目が集まる。
C大阪はホームでG大阪とのダービーマッチに臨む。先週の試合はなく、直近の試合では東京Vを下し、5戦負けなしとした。大勝を収めた前回対戦でゴールを決めた香川 真司が再び大一番で輝きを放てるか。G大阪は京都に敗れ、3試合ぶりに黒星を喫した。3点を奪われた守備組織の立て直しが重要なテーマとなりそうだ。
横浜FCvs横浜FMも注目のダービーマッチとなる。横浜FCは前節、FC東京に敗れ、4連敗となった。得点力不足に苦しむなか、エースのルキアンに結果が求められる。対する横浜FMは湘南と引き分け、連敗を3で止めたものの、4試合勝利がない。同様に得点力不足に悩まされるなか、待望の今季初ゴールを決めたエウベルが、ここから勢いに乗っていけるか。
■各試合の見どころをチェック
町田vs清水
岡山vs広島
柏vsFC東京
川崎Fvs鹿島
横浜FCvs横浜FM
名古屋vs東京V
京都vs新潟
C大阪vsG大阪
神戸vs湘南