明治安田J3リーグは19日から21日までに第28節の10試合が開催される。
首位の八戸はホームに福島を迎える。前節は宮崎に敗れ、14試合ぶりの黒星を喫した。巻き返しの一戦となる今節は、シュート数で上回りながらも不発に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。対する福島は讃岐を下し、2連勝と調子を上げている。2戦連発の森 晃太が今節も攻撃のキーマンとなりそうだ。
2位に浮上した鹿児島は、ホームで5位の宮崎と対戦する。前節は奈良に快勝を収め、9戦負けなしとした。好調を維持する河村 慶人と近藤 慶一の2トップが今節も重要な役割を担うだろう。宮崎は首位の八戸を1-0で撃破した。殊勲の決勝点を挙げた阿野 真拓が今節も大仕事をやってのけるか。
鹿児島と同勝点で3位の栃木Cはホームで高知と対戦。前節はFC大阪に敗れ、3連勝はならなかった。5-0と快勝した前回対戦でゴールを決めているピーター ウタカが再び結果を残せるか。高知は栃木SCに敗れ、5連敗と元気がない。5試合でわずか2ゴールと得点力不足に苦しむなか、最前線に立つ内田 優晟に結果が求められる。
4位のFC大阪はホームに北九州を迎える。前節は栃木Cとの上位対決をモノにし、5試合ぶりに勝点3を手にした。値千金の決勝点を挙げた利根 瑠偉に今節も期待がかかる。北九州は群馬に勝利し、こちらも5試合ぶりの白星を掴んでいる。調子を上げてきた髙橋 大悟がチームに勢いをもたらす活躍を見せられるか。
6位の奈良は沼津の本拠地に乗り込む。前節は鹿児島に敗れ、7試合ぶりの黒星を喫した。今節は最終ラインを支える澤田 雄大が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手の出来がポイントになるだろう。沼津は松本に敗れ、7連敗となった。今節を前に中山 雅史監督が退任し、鈴木 秀人新監督の下でリスタートを切る。最下位に沈むチームをいかに立て直していくのか。その手腕に注目が集まる。
金沢はホームで松本と対戦する。前節は琉球に敗れ、連勝が3でストップした。14本ものシュートを放ちながら無得点に終わっただけに、ゴール前の質向上が求められるだろう。松本は沼津に快勝を収め、5試合ぶりに勝点3を手にした。2-1で勝利した前回対戦で2ゴールを記録した田中 想来が今回も結果を残せるか。
栃木SCはホームに琉球を迎える。前節は高知に競り勝ち、2連勝を達成。6戦負けなしとし、プレーオフ出場圏内を射程に捉えている。ここ5試合で3得点を記録する太田 龍之介に今節もかかる期待は大きい。琉球は金沢を下し、こちらも2連勝とした。DFながら2試合連続で得点に関与する20歳の津覇 実樹に注目だ。
岐阜はホームで長野と対戦。前節は相模原を下し、3連勝と復調の気配を見せている。2ゴールで勝利の立役者となった泉澤 仁が今節も攻撃のカギを握るだろう。長野は鳥取と引き分け、6試合勝利から遠ざかる。リーグ最少得点に留まる攻撃面のテコ入れを図りたい。
鳥取はホームに群馬を迎える。前節は長野と引き分け、4試合勝利なしとなった。2戦連発の富樫 佑太がチームに勝点3をもたらす活躍を見せられるか。群馬は北九州に敗れ、4連敗となった。苦しい戦いが続くなか、勝利した前回対戦でゴールを決めている西村 恭史に期待がかかる。
讃岐はホームで相模原と対戦する。前節は福島に敗れ、2連敗となった。2試合連続で4失点の守備組織の立て直しが求められるだろう。相模原は岐阜に敗れ、4連勝はならなかった。こちらも5点を奪われた守備の修正が重要なテーマとなりそうだ。
■各試合の見どころをチェック
FC大阪vs北九州
栃木Cvs高知
金沢vs松本
沼津vs奈良
八戸vs福島
栃木SCvs琉球
岐阜vs長野
鳥取vs群馬
鹿児島vs宮崎
讃岐vs相模原













