明治安田J2リーグは25日と26日に第34節の10試合が開催される。
首位に浮上した長崎は、ホームに今治を迎える。前節は甲府に快勝を収め、2連勝を達成。15試合負けなしと力強い戦いを続けている。2戦連発のエジガル ジュニオが今節も結果を残せるか。対する今治は山口と引き分け、3試合勝利がない。4-1と快勝を収めた前回対戦でハットトリックを達成したマルクス ヴィニシウスが今回も輝きを放てるか。
2位に転落した水戸は札幌の本拠地に乗り込む。前節は千葉に敗れ、7試合ぶりの黒星を喫した。終了間際の失点に屈しただけに、試合の終わらせ方がテーマとなるだろう。札幌は富山を下し、連敗を2で食い止めている。2ゴールで勝利の立役者となった高嶺 朋樹に今節もかかる期待は大きい。
3位の千葉はアウェイで秋田と対戦する。前節は水戸との上位対決を1-0でモノにした。殊勲の決勝点を挙げた杉山 直宏が今節も大仕事をやってのけるか。秋田は鳥栖に敗れ、4試合勝利から遠ざかる。3試合連続で無得点に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。
4位の徳島はホームにいわきを迎える。前節は磐田を撃破し、3連勝と勢いに乗る。4戦連発のルーカス バルセロスが今節も重要な役割を担うだろう。いわきは愛媛を下し、2連勝とした。3試合連続で複数得点を記録しており、今節もアグレッシブな戦いを見せるはずだ。
5位の大宮は山形とのアウェイゲームに臨む。前節は藤枝に競り勝ち、3連勝と再び調子を上げてきた。勝負強さを示した豊川 雄太が今節も結果を残せるか。山形は熊本と引き分け、3連勝はならなかった。先制しながらも勝ち切れなかっただけに、リード時の試合運びがテーマとなるだろう。

仙台vs鳥栖は勝点1差にひしめく7位と6位の対戦となる。仙台は前節、大分と引き分け、2試合勝利がない。11本のシュートを放ちながらも無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。鳥栖は秋田に勝利し、2連勝とした。8試合ぶりにクリーンシートを達成した安定感のある対応を今節の戦いでも示したい。
藤枝はホームで甲府と対戦。前節は大宮に敗れ、3連敗となった。3試合連続で無得点の攻撃陣の奮起が求められる。甲府は長崎に敗れ、2連敗。今季最多の4失点を喫した守備組織の立て直しがテーマとなるだろう。
熊本vs大分は勝点35で並ぶ16位と17位の対戦となる。熊本は前節、山形と引き分け、4試合勝利がない。シュートの数で上回りながらも勝ち切れなかっただけに、ゴール前での質向上が求められるだろう。大分は仙台と引き分け、こちらは3試合勝利がない。守備の安定は備わる一方、得点力不足に悩まされている。今節は最前線に立つグレイソンが出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。
山口vs富山は19位と18位の対戦となる。山口は前節、今治と引き分け、連敗を3で止めたものの、4試合勝利から遠ざかる。2戦連発の山本 桜大がチームに勝点3をもたらす結果を残せるか。対する富山は札幌に敗れ、連勝はならず。加入後まだ結果を出せていない小川 慶治朗の初ゴールが待たれる。
最下位に沈む愛媛はホームで磐田と対戦する。前節はいわきに敗れ、2連敗となった。今節、引き分け以下で降格が決定。勝利しても熊本vs大分が引き分けに終わると、18位以下が確定する状況だ。磐田には前回対戦で0-4と敗れているが、ホームでリベンジを果たし、残留への望みをつなぎたい。対する磐田は徳島に敗れ、連勝はならなかった。プレーオフ進出のためにも連敗は避けたいところ。守備の立て直しを実現し、渡邉 りょうら攻撃陣の決定力にかけたい。
■各試合の見どころをチェック
藤枝vs甲府
長崎vs今治
札幌vs水戸
山形vs大宮
徳島vsいわき
仙台vs鳥栖
秋田vs千葉
山口vs富山
熊本vs大分
愛媛vs磐田














