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2019 明治安田生命Jリーグ終盤戦特集
2019 明治安田生命Jリーグ終盤戦特集

2016Jリーグ開幕特集

鳥栖
鳥栖

「まずは守備から」とフィッカデンティ監督を迎えて堅守の鳥栖が復活を目指す

今季のみどころ

2015年シーズンは2014年シーズンと比べて、得点はさほど変わらなかったものの失点は大きく増えた。引き分けの試合も減り、敗れる試合も増えた。これが大きく順位を下げた要因といえる。クラブ初のタイトル奪取のためには、J1に昇格した2011年シーズン同様の『堅守の鳥栖』を復活させることが求められる。そのために招聘した新監督は、昨シーズンまでFC東京を率いたマッシモ フィッカデンティ氏だった。

「鳥栖のサッカーを体現できることが理由の一つ」と永井隆幸強化部長は、新体制発表時に語る。その言葉通りに、フィッカデンティ監督は練習初日から守備での約束事を徹底的に指示している。守備の配置は一貫して4人のDFとワンボランチを置いて行っており、大きなリスクを冒して攻撃参加するのではなく、守備でのベースを保ったまま攻撃に移行することが求められている。

DFはできるだけ高いラインを敷き選手間の距離を詰めておき、ボランチは攻守のバランスを取りながら必ずパスコースに顔を出して攻撃の起点を作っておく。このベースが試合中に崩れることがなければ、昨シーズンのような大量失点を喫することはなくなっていくだろう。約2週間の沖縄キャンプ中に行われたトレーニングマッチ2試合でも、無失点と練習の成果は出てきている。

あとは、4年連続15ゴール以上をマークしてきたFW豊田陽平を中心とした攻撃のバリエーションを増やすことで、悲願達成も見えてくる。「まずは無失点で、先制点で勝つ」と言われた鳥栖のサッカー復活が今シーズンの鍵となりそうだ。

Reported by サカクラゲン

開幕時の予想布陣
開幕時の予想布陣

システムは4-1-3-2で攻守でのバランスを取る。相手へのプレスはできるだけ高いところでかける意識はあるものの、無理することはなく人数をかけて相手を追い込んでいく。人数をかけることで、奪ったボールを素早く展開することができ、シュートまで時間をかけることはない。もちろん相手の守備が揃っているのであれば再度攻撃の形を作り直すこともある。つまり、人数をかけた堅守をベースに速攻と遅攻を織り交ぜるサッカーで戦うことになる。

DFから少ないタッチ数でショートパスをつなぎながら相手を崩し、全員がボールサイドによってコンパクトな陣形を引いて戦うことになる。ボール逆サイドにスペースを残すことになるが、ボールを奪われなければリスクとはならない。もし、ボールを奪われてもファーストディフェンダーがプレスをかけて時間を稼ぐとともに、全員がコンパクトに絞りスライドすることで相手のボールを簡単には自陣ゴールに近づけることはない。

GK林彰洋は「昨シーズンよりもさらに緻密な守備での約束事ができている」と守備での手ごたえを口にする。2月10日のトレーニングマッチの後のコメントなので、開幕までの時間でさらに精度と強さを加えそうだ。運動量のあるサイドバックを置き、パスをつなぐことができるセンターバックとMFでボールを動かすことができるようになり、最前線ではスピードと高さのある選手がフィニッシュに備えることになる。

昨シーズンに負ったケガでMF金民友の開幕戦出場は難しくなっているが、彼が戻ってくると左サイドの攻撃力はさらに大きなものとなるだろう。控えにも攻守のバランスを揃えた選手が多いだけに、シーズンを通して大きく崩れることはなさそうだ。どこが相手でも、主導権を握った戦い方ができるチームとなる。

Reported by サカクラゲン

※予想スタメンは2月10日時点のものです。

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